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MADOSMA Q501、貴重なWindows Phoneではあるがコスパは悪い

   

日本国内の(ノーマルな)スマートフォンとしての販売がIS12T以来となるWindows Phone、「MADOSMA Q501」。iOSでもAndroidでもないWindowsをOSにしたいわゆる「第3勢力」のスマートフォンです。

これまで日本ではauが新型Windows Phoneを出すと言われていながらも、結局IS12Tを最後にWindows Phone OSのスマートフォンはだしておらず、日本においては正式販売が長年待たれていました。

今回、SIMフリースマホブームの影響を強く受ける形で、ようやく普通なWindows Phoneの新作として日本国内のサポートを受けられる機種が登場しました。MADOSMAはマウスコンピューターよりSIMフリーモデルとして発売され、価格は33800円となります。

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スペックで見るMADOSMAのコストパフォーマンス

MADOSMAに関しては本当に久しぶりのWindows Phoneということで、初回出荷分の在庫がもうそろそろ予約分だけで完売しそう、なんていうショップも出てきています。とにかくWindows Phoneという特殊性から、人気が普通のSIMフリースマホよりも高くなっているようです。

Windows Phoneというのは確かに大きな個性ではありますが、販売価格は33800円を超える金額になっており、普通に買うにしても結構高いです。まずここではMADOSMAのスペックからこの販売価格が実際に見合っているものなのかを考えてみたいと思います。

 

OS Windows Phone 8
CPU Snapdragon 410 / MSM8916
RAM 1GB
ROM 8GB
解像度 1280×720(HD画質)/5インチ
バッテリー 2300mAh
4G LTE Band B1/3/19
重量 約125g
リアカメラ 800万画素

ちなみにどうやら勘違いしている人も多いようですが、Windows PhoneになったからといってAdobeのFlashはAndroidやiOS同様に使えません。

RAMの容量、ディスプレイ解像度、CPUの性能を鑑みて考えると、このMADOSMAはAndroidで言う所のミドルレンジスマホということになりそうです。大体このスペックなら価格は2万円前後になるでしょう。単純にAndroidの機種とWindows Phoneの機種を比較しても正確なものにはなりえないですが、それでもこのスペックで33800円というのはMADOSMAのコスパの悪さを感じさせます。

同スペックは2万円前後、同じ価格だとg03ZenFone 2といった機種も購入できる範囲に入ります。これらよりも大きな魅力がMADOSMAにあるかと問われれば、肯定的な答えを出すことは難しいでしょう。

単純にMADOSMAは高いと言わざるを得ない問題があり、同じ料金を払うならAndroidのハイスペック級なSIMフリースマホを購入したほうがいいといえます。

また技適の問題もありますが、これまで国内のWindows Phoneユーザーが利用していた海外端末を買った方が、同じスペックでも安いものが揃っているので、コストパフォーマンスは優れています。Lumiaシリーズの600番台だと、ほぼMADOSMAと同スペックで25000円以下での購入が可能になりますから、海外スマホを販売するエクスパンシスなどを利用する方が賢いと言えるでしょう。

[海外SIMフリー] EXPANSYS

 

そもそもWindows Phone OSはそれほど大きな違いはなし

こうしたコスパの悪さはあるものの、技適を気にせず日本で使えるWindows Phone OSとしてはやはり魅力が高く、33800円を払う価値があると考える人もいるでしょう。

ただしもしもこれまでWindows Phone OSを使ってこなくて、新しいものを触ってみたい気持ちでWindows Phoneを使いたいと考えているのなら、後々後悔しかねないので注意喚起をしておきます。

私もそれこそエクスパンシスで、Windows Phone 8を体感したい一心でLumia920を輸入しましたが、ぶっちゃけ数時間触っただけで飽きてしまいました。UIは今でも触ってて面白いなと感じることもあるのですが、細かい設定や挙動のしかたなどはほとんどAndroidと変わりがなく、特に使っていて新鮮味というのは少なく感じました。

UIに関しては一見の価値はありますが、これが果たしてスペックを犠牲にしてまで33800円払って体感する価値のあるものかと言われればそうでもないですし、ぶっちゃけAndroidのホームアプリでWindows Phone OS風のホーム画面を作ることが出来ますから、わざわざMADOSMAなんかを買わずに適当にZenFone 2にWindows Phone風のホープアプリをインストールしてそれで使えば、似たような使い方が出来る上にスペックも高くアプリも多くて使いやすさは向上します。

正直何の気なしにWindows Phone OSを使ってみたいという考えだけでMADOSMAに興味を持っている人は、私の実体験から言ってもOS自体への飽きというものがすぐ来るので、そうした考えで購入しない方が良いです。同じ金額でSIMフリーかキャリアの白ロムハイスペックスマホを購入し、Windows Phone風のホームアプリを使うことで十分に満足感は得られると思います。

今回は久しぶりのWindows Phone機ということで盛り上がっていますが、この機種が出たことで恐らく日本でこれからWindows Phone OSを搭載したスマートフォンがバンバン出てくることでしょう。そうなるとライセンス的にもAndroid同様に安いWindows Phoneですから、今回のようなコスパの悪いものではなく、支払額に見合ったスペックのスマホというのも登場する可能性が高いかと思います。

MADOSMAの目新しさで購買欲が湧くのはわかりますが、今後に期待して本当に性能がしっかりしたWindows Phoneスマホの本命が出てくるまで待ってからでもいいのではないかと思います。それまではAndroidをカスタマイズしてWindows Phone風にして遊んでるだけでも別に問題ない気がします。

日本では珍しい存在ですが、実際使ってみるとそれほど洗練さはないため飽きやすく、海外でいまいちブレイクしないOSだということも感じられます。これを感じるためにミドルスペックのスマホに33800円を支払うというのはちょっとお金の使い方としてもったいないのではないでしょうか。

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