Xperia Z4 SO-03Gのスペック、評価やレビュー、最低維持費の内容

docomo
OS Android 5.0
CPU Snapdragon 810
RAM/ROM 3GB/32GB
ディスプレイ 5.2インチ フルHD
メインカメラ 2070万画素
バッテリー 2930mAh
カメラ機能 顔検出/手ぶれ補正/4K撮影
本体機能 フルセグ/赤外線/キャップレス防水
展開カラー ホワイト/ブラック/コッパー/アクアグリーン

価格・月々サポート・発売日

Xperia Z4の発売日は各キャリア6月10日以降に順次予定されています。docomoは10日、auは11日、SoftBankは12日です。

価格はいずれも高額で、一括での契約では最低でも8万円以上の料金を支払わなければならなくなります。

実質価格でも5万円台中盤からの支払いも必要になり、かなりの高額なスマホ契約となっています。

Xperia Z4 SO-03G 新規 機種変更 MNP
本体価格 93,312円

(3,888円×24回払い)

月々サポート 1,566円 1,566円 3,456円
実質価格 55,728円 55,728円 10,368円
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機種変更とMNPの維持費、最低維持費

維持費はdocomoの場合複数考えられます。通常の通話定額プランであるカケホーダイ契約には複数のパケット定額を組み合わせることが出来ます。パケットは一人用、家族用、家族のシェア用というものが大まかに分けることが出来ます。

また音声通話を含まないデータプランでの契約によって最低維持費も実現することが可能です。最低維持費の考え方はdocomoの場合だとシェアオプション(パケットパックの子回線もしくは2台目プラス)に組み込むことが必要になります。

SO-03G機種変更維持費 データ2パック シェアパック10 シェアオプション
カケホーダイ 2916円
spモード 324円
パケットパック 3780円 10260円 540円
月々サポート ▲1566円 ▲1566円 ▲1566円
(分割代) (3888円)
合計

(分割合計)

5454円

(9342円)

11934円

(15822円)

2214円

(6102円)

MNPの維持費

SO-01G MNP維持費 データ2パック パケットパック10 シェアオプション
月サポ無し合計

(分割合計)

7020円

(10908円)

13500円

(17388円)

3780円

(7668円)

月々サポート ▲3456円 ▲3456円 ▲3456円
合計

(分割合計)

3564円

(7452円)

10044円

(13932円)

324円

(4212円)

最低維持費

SO-03G最低維持費 機種変更 MNP
データプラン(ルーター) 1296円
シェアオプション 540円
月々サポート ▲1566円 ▲3456円
(分割代) (3888円)
合計

(分割合計)

270

(4158)

0円(月々サポートが▲1620円余る)

3888円(月々サポートが▲1620円余る)

 

Xperia Z3との違い

Xperia Z3からの変更点というのはそれほど多くはありません。

RAMは3GBのままで、バッテリーも少し容量が削られています。その他の部分ではほぼ内部の変更は少なく、大きな違いが無いのがZ3とZ4です。

唯一内部で明確な変更点があったのは、SoCを最新モデルのSnapdragon 810に変更したという部分です。これによって、スペック上は最新かつ最も性能の良い状態へと進化はしています。

その他ではこれまでサイドのフレームがマットな仕上がりを施していたのですが、Xperia Z4では光沢感の強い仕上がりになっています。またサイドフレームはよりスリムになっており、正面から見た印象がスッキリしています。

充電方法はキャップレスで充電できるようになっており、スムーズな充電が可能になっています。しかもそれでいて防水機能を維持しており利便性は高くなっています。

 

発熱

スペックの高いSoCに変更したことで、性能のアップが期待されるものの、このSoCは様々な問題点が指摘されています。その問題の筆頭は発熱です。

スナドラはこれまで高い評価を常に得ていて、スナドラ800以降はフラグシップモデルの定番に、スナドラ400以降のモデルは格安スマホの定番的な存在になっていました。MediaTekなどその他のCPUチップもスマホ向けには選択肢としてありますが、安定して使えるスナドラ系統のCPUチップが多くのメーカーに使われてきました。

今回もその信頼度の高いスナドラシリーズということで、メーカーも最新モデルにスナドラ810を使ったのだと思いますが、残念ながらスナドラ810ではこれまでの安定感を示すことが出来ず、検証段階から発熱しやすいというデメリットが発覚しています。

例えば同じdocomoのスマホF-04Gは、この発熱で再びARROWSのブランドがダメージを負い、価格コムのレビューも炎上気味です。docomoオンラインショップでは謎の販売停止になっており、不安なスタートを切っています。

またauのHTC J butterfly 3 HTV31もF-04Gほどではないものの、発熱によってシャットダウンや再起動というものが起きやすい個体が存在しているようで、スナドラ810の問題の影響を受けています。

Xperia Z4 SO-03Gでも、スナドラ810の発熱問題は影響してきそうで、既にホットモックの段階から熱いという報告があり、背面、特に上部の背面に熱が溜まりやすいというレビューが出てきています。Xperia Z3ではこうした内容は少なかったため、実際の利用感が不安にさせられる内容になっています。

 

電池消費量の不安

発熱については、熱を持つことでカメラやアプリが冷めるまで起動できなくなるというデメリットがありますが、今回のスナドラ810で最も影響を与えそうなのが電池の消費量です。ただ熱が出るだけならある程度は我慢出来るかもしれませんが、スナドラ810では発熱することで電池の消費量も高くなってバッテリーの持ちが悪くなるという報告があります。

この電池消費の問題は、機種によって酷いものとそうでないものがあり、Xperia Z4がどちらに分類されるかはまだ不明です。しかしXperia Z4ではXperia Z3の時よりもバッテリー容量を減らしているため、仮にこの問題が起きたらZ3よりも確実に電池の消費時間は早くなってしまうでしょう。

一応噂レベルではありますが、Xperia Z4にはこの発熱問題を軽減させたスナドラ810のSoCを使っているという情報もあり、症状自体はもしかしたら他のスナドラ810機種よりもマシかもしれません。ただ正確な情報はまだ出てきていないため、期待しすぎないようにしておきましょう。

 

画面が割れた時にタッチパネルがきかない

XperiaのZシリーズでは、画面が割れた場合の操作に難があります。iPhoneやその他のAndroidなら画面が割れても操作が出来るため、内部のデータを移すことが可能になっているのですが、つい最近までのLGスマホやXperiaの場合はタッチパネルの方式が違うため、画面が割れると操作を受け付けない仕様になっています。

なので別にXperia Z4だけの注意点ではないですが、Xperiaのシリーズを使うときは定期的にSDカードへのバックアップをして万が一の事態に備えておく必要があるでしょう。

 

機種変更での安売りは期待するだけ無駄

docomoの場合は他社よりも機種変更で契約する比重が大きいとされています。やはりdocomoを使うユーザーは長年docomoを使って、他社にMNPする機会が少ない方が多いのでしょう。

というわけで多くの人が機種変更での契約を予定しており、機種変更の価格やキャンペーンが気になっていると思いますが、機種変更ではほぼ目ぼしいキャンペーンや特別な割引も値引きも無いのが現状です。

機種変更ではむしろ頭金などが増える傾向にあり、安く買うというのはほぼ諦めて定価一括購入か2年間の分割支払い契約をするのが高いものの仕方のない選択肢かと思われます。

 

MNP一括0円はスナドラ810次第

docomoのこれまでの傾向として、Xperia Zという名の付くスマートフォンはほぼ全てMNP一括0円にされてきましたが、唯一Xperia Z2だけはMNP一括0円は公式にはされていません。その理由としてはXperia Z2は電源周りの不具合が報告され、docomoがソニーへの追加発注をせずに早期にディスコンしたためと言われています。

Xperia Z4のMNP一括0円は、恐らく過去のモデルと同様に時がくれば行われると思いますが、もしもスナドラ810によって発熱症状が出て、操作や電池の消費に大きな影響を与えてしまうようだと、早々に発注を打ち切って在庫を少なくし、MNP一括0円が行われない内にディスコン化される可能性もあります。

Xperia Z4のMNPの維持費は先ほど計算したように非常に安くなりますが、恐らくはMNP一括で投げ売りが始まる場合には、端末購入サポートの適用が条件になることでしょうから、今回計算した維持費では使えないことが考えられます。

端末購入サポート適用時には14ヶ月の短期解約金が設定され、期間内に解約をした場合には4万円以上の解約金が上乗せされることになるでしょう。

恐らくは今やっているXperia Z3 SO-01Gの契約方法とほぼ変わらない内容になります。

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