ドコモスマホでは現在「ドコモスタンダードモデル」という低価格な機種ラインナップを充実させています。
従来の10万円近い価格帯のスマホだけでなく、3~5万円ほどで購入できるいわゆる「安い」スマホというのが販売されています。
特に最近は知名度のあるブランドのスマホの高額化が目立つために、流石に予算的に手が出せない・自分の使い方的に高性能な高額機種を必要としない、という人にとっては「ドコモスタンダードモデル」のような低価格機種は魅力的に映るのではないかと思います。
今回はこれらドコモで販売されている低価格機種の中で、どのモデルがオススメなのかといったところを確認していこうと思います。
ドコモ低価格スマホの価格と性能の比較
まずは現在ドコモスマホの中で低価格モデルとして発売されている機種のラインナップと、それぞれの価格と性能/スペックを確認してみます。
販売価格 | CPU/RAM | |
Galaxy A21 | 22,000円 | Exynos 7884B/3GB |
Galaxy A41 | 37,224円 | Helio P65/4GB |
Xperia 10Ⅱ | 41,976円 | SDM665/4GB |
LG Style3 | 34,276円 | SDM845/4GB |
AQUOS sense4 | 37,224円 | SDM720G/4GB |
arrows Be4 | 23,760円 | SDM450/3GB |
現在ドコモでは低価格で買えるドコモスタンダードモデルといった機種をこれだけ用意しており、価格帯や性能・スペックもかなり異なったものが用意されています。
この中から使いやすい1台を見つけ出す、というのは結構難しいと思うので、ここでは実際に自分が使った上にスペックなどを考慮してオススメできる2つの機種を紹介したいと思います。
これらの機種なら実際に契約してもらってもかなり満足できるものになるのは間違いありません。
性能・価格で見た時に高コスパスマホは『LG Style3』がダントツ
まずドコモスタンダードモデルの中からオススメできるスマホとして挙げられるのはLG Style3です。
このスマホは、
- 機種変更の価格が3万円台半ば
- Snapdragon 845搭載で高性能
- 軽くて持ちやすいサイズ感で使いやすさが高い
- カメラが2眼で広角と超広角が利用でき、発色も良い
- 画面が大きくて有機ELディスプレイが美しい
このような特徴を有しています。
まずLG Style3をオススメできる理由としては性能が断トツで良いからです。
LG Style3は低価格スマホでありながら、CPUにはSnapdragon 845という2年ほど前のハイエンドスマホに使われている高性能CPUが採用されています。
こちらのCPUはAntutuベンチスコアで30万点近くをつける性能を持っており、Galaxy A41やXperia 10Ⅱといった機種が15万点前後しかスコアを出せない中で突出して高い数値を見せています。
GPU性能も高いため、低価格モデルの中ではゲームも余裕をもって利用できるスマホになっています。
ドコモスタンダードモデルはゲーム操作においてはカクついてしまうスマホが多いわけですが、このLG Style3ならばかなりしっかりと耐えうる動作を実現しています。
価格が安いスマホは性能を求めることが難しいのですが、このLG Style3はその点も求めることが出来るスマホになっています。
そしてこの性能に加えて機能性も高いのもポイントです。
防水・防塵、そしておサイフケータイが使えるという利便性を持っています。SIMフリーのモデルでは安くて性能が高い機種はこうした機能性が物足りない所もあるのですが、
このLG Style3はドコモスマホということでこの辺りの機能の高さも用意されています。
他にも良いところがLG Style3にはあります。
それが物理的に使いやすいという点です。
LG Styl3は軽くて幅広すぎなくて持ちやすいという特徴があります。
これは地味ではあるものの長時間使っても疲れない要素になっており、他のスタンダードモデルよりも見た目がスッキリしていて使いやすいです。
そしてカメラ性能もこの価格帯ではSIMフリースマホのPixel 4aに次ぐレベルの実力を持っているため、カメラもある程度普段の生活で使っていきたいと思っている人にも不満の少ないスマホになっています。
広角と超広角レンズを有しているため、異なるアプローチを被写体に対してすることができます。
ダイナミックレンジも広いため、低価格スマホのカメラとしてはかなり使える部類です。
そして何よりも大きな要素となるのはその価格の驚くべき安さです。
なんとLG Style3はこの性能・機能を持ちながら価格が機種変更で34276円で契約することができます。
Antutu30万点、そして日本向けの便利機能がしっかり揃ったスマホとしては、あまりにも安すぎてお買い得すぎる価格設定です。
これはドコモスマホの中でも圧倒的なコストパフォーマンスを誇っており、低価格スマホの中で性能の良さや満足度の高さといったところを求めるならLG Style3がまず候補に入ってきます。
同等のコスパを見せる機種はドコモスマホにはないため、安さ重視で性能を求めていくならこちらです。
機能性とバッテリー性能では『AQUOS sense4』が強い
そしてもう一つドコモスマホの中で低価格な機種としてオススメできるのがAQUOS sense4です。
LG Style3は性能の高さといったところにおいて非常に優れているわけですが、唯一デメリットとしてバッテリーの消費がしやすいために毎日充電は必須である、という弱点を持っています。
その一方でこのAQUOS sense4はバッテリー性能に大きな強みを持っています。
まとめると
- バッテリー性能はドコモスマホの中でもハイエンド含めてベスト
- Antutu26万点前後を記録するSnapdragon 720G搭載
- 防水・防塵、おサイフケータイを搭載し、なおかつMIL規格19項目に準拠する耐久性の高さ
- カメラの質は高くないものの広角/超広角/望遠の3つのレンズを備えている
このような特徴がAQUOS sense4にはあります。
まず性能面ではドコモスタンダードモデルの中でもLG Style3と次いで良いものになっているのがこのAQUOS sense4です。
AQUOS sense4はSnapdragon 720Gを搭載しており、性能面では低価格なドコモスマホの中でもかなり良くてAntutuベンチスコアが26万点前後を記録しています。
そのため単純な性能においては非常に優れたものを持っており、LG Style3同様に性能を重視して選びたい人には魅力的な機種です。
ただ若干タッチパネルの精度が低いため、その点においてモッサリ感はLG Style3より強く、音ゲーやリズムゲーを遊ぶのが難しいものになっているため、ゲーム向けだったり気持ちよく操作できるパワーといったところではLG Style3のほうが上です。
ただ性能面以外のところではLG Style3よりも優れたところが見られるのがAQUOS sense4です。
特に機能性の高さはAQUOS sense4の良さです。
防水・防塵、おサイフケータイといった基本的な機能が用意されているのはもちろんのこと、安心して使える機能としてMIL規格19項目に準拠しています。
MIL規格は耐衝撃性能や水圧や高温・高湿といった過酷な環境下での利用に耐えうる試験規格となっており、こちらを合格した強い耐久性と堅牢性を持っていて利用において安心できるという強い要素を持っています。
そして最大の特徴でありLG Style3と比較した時に強みとなってくるのがバッテリー性能の高さです。
AQUOS sense4は低価格スマホのみならずドコモスマホ全体の中でもバッテリー持ちが良いものになっており、個人的な体感および計測テストにおいてドコモスマホの中ではダントツに優れています。
このバッテリーの安心感はLG Style3にはないものになっており、多少性能が落ちてもこちらのAQUOS sense4を選ぶだけの理由がある要素になっています。
こうした特徴に加えてやはりこのAQUOS sense4は安さが目立つスマホになっており、ドコモスマホとしての価格は37224円という価格になっています。
かなり買いやすい価格になっているのは間違い無いでしょう。バッテリー性能や壊れにくい安心感といったところを満たしていながらこの価格で買えるのは破格じみています。
こちらのAQUOS sense4もバランスの取れたスマホとして低価格ドコモスマホのオススメの一台となってくれるはずです。
安さと性能の良さを兼ね備えているこの2機種は、ドコモスタンダードモデルの中でも真っ先に選択肢にいれるべきスマホ
このようにドコモでは今かなり買いやすい価格のスマホが増えており、その中において今回紹介したLG Style3とAQUOS sense4は性能がトップ1,2といった機種になっており、さらにどちらも性能だけでなく機能などその他の部分でも優れた実力を持ったスマホです。
しかもどちらも価格が3万円台、4万円を超えない価格をつける安いスマホになっており、非常に買いやすくてコスパの良いスマホというのを実現しています。
性能、機能、特徴といったところからもこの2つのスマホは優れており、安いからといってダメさというのを感じにくいスマホになっています。
この2つは本気で買っていいスマホです。
ドコモスマホの中では安くて高性能ということで、非常に多くのユーザーを満足させてくれることでしょう。
低価格機種から選びたいのであれば、まずこの2機種を確認してからにしてください。
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