LINEモバイルが今MVNO/格安SIMの業界で話題になっています。
この格安SIMは特に今非常に高速な通信速度を実現しているということもあり、他社のMVNOユーザーから羨望のまなざしを受けています。
LINEモバイルがMVNOにも関わらずdocomoに負けない通信速度を記録しているということで、
「羨ましい」、「次はLINEモバイルか」
といった声が広く聞こえています。
実際各種速度計測サイトなんかでもLINEモバイルはキャリアであるdocomoに匹敵する速度を記録していて、安くて遅いのが常である格安SIMなのに、安くて速いという使いやすさの目立つ格安SIMとして高い評価を受け続けています。
これから初めて格安SIMを契約しようと思っている人はもちろんですが、今の格安SIMが遅くて使いづらくて別のSIMに移りたいと思っている人なんかにも満足出来るような高品質な回線となっているので、LINEモバイルは今MVNOの中でもとても注目度の高い格安SIMです。
このLINEモバイルについて、この記事では速度状況についてはもちろんのこと、LINEモバイルのその他の魅力についてより深く解説していきます。特にこのLINEモバイルはクレカがなくても契約できる珍しいタイプの格安SIMになっているので、支払い方法で良い格安SIMを選べないと難儀しているような人にもおススメなので、ぜひこちらの記事でその内容などを確認してもらえればと思います。
LINEモバイルの特徴
LINEモバイルは高速な通信速度
LINEモバイルを今語る上で欠かせない特徴は、やはり通信速度の良さでしょう。
お昼や夕方以降に遅くなって使っていてストレスの溜まってしまうことが多く、その点において常に不満が出てしまっているのが格安SIMの特徴かと思いますが、LINEモバイルに関してはこの速度がどの時間帯においても高速という普通の格安SIMにはない特徴を持っています。
LINEモバイルは他の格安SIMが1Mbps以下の速度も当たり前という時間帯に、docomo系のMVNO回線の中では恐らく最速になるであろう通信速度を長いこと維持し続けています。
具体的にその速度について記録している別サイトさんの情報を引用しておきます。
MVNO格安SIMの速度比較 1月 IIJmio/mineo/楽天モバイル/FREETEL/OCN/BIGLOBE/DMM/UQ mobile他 | 格安スマホ回線研究所
こちらのサイトさんはスピードテストブーストを避けるために、スピードテストに頼らずに独自の画像ダウンロードによる手法で通信速度を測っています。いわゆる実効速度と呼ばれる本当の速度がこの方法で計測するとわかるので、スピードテストだけで速く出るような格安SIMの偽りの数字は出てきません。
こうした方法での計測においても、LINEモバイルは偽りのない数字として非常に高速な結果が出てきており、普段の利用においてストレスを感じにくい仕様になっています。
普通の格安SIMでは遅いのが当然という時間でも、LINEモバイルならば読み込みが遅くなるようなことはなく、快適さの感じられる高速回線での運用をすることが出来るようになっています。
そして何よりもこの通信速度を何ヶ月にも渡って維持しているところも凄いでしょう。速度を長期間維持できる格安SIMというものは少ないのですが、それが出来るというのはやはり資金力のある大企業の成せる技でしょう。
通信速度では他の格安SIMが対抗できないぐらいの高速っぷりになっているので、このLINEモバイルは速度に嫌気がさしている既存の格安SIMユーザーや、キャリアの速度からあまり劣化しないで安い回線を使いたいという人が乗り換えるのにオススメの格安SIMになっています。
速度重視なら今はLINEモバイルが鉄板のSIMです。
LINEモバイルはカウントフリー機能で通信量が減りにくい
速度以外にもLINEモバイルには複数の特徴が存在しています。
その一つがまずはカウントフリー機能でしょう。
LINEモバイルでは一部のアプリやWebサイトを介した通信について、本来消費されるはずの高速通信データ量が一切カウントされないという機能を持っています。この機能のおかげで、LINEモバイルは他の格安SIMよりも使い方によってはデータ量の消費が少なくなる可能性があります。
カウントフリー機能は契約するプランによって通信量カウントがされないサービスが異なってきます。
最も安い1GBの料金プランだと「LINEフリープラン」と呼ばれる契約になり、LINEの通信量のほとんどがカウント対象外になってくれることになります。
LINEアプリでの通信は、メッセージを送る程度ならば大して通信量はかかりませんが、写真を添付したりLINE通話や動画ファイルのやりとり、それにビデオ通話なんかの機能をフルに使っていくと実はかなり通信量を使ってしまうアプリになっています。
LINEモバイルを使っていれば、この意外と通信量を使ってしまうLINE内での通信において、「LINE LIVE」というストリーミング動画視聴サービス以外については基本的に通信量カウントがされないという非常にメリットのある機能を使えるので、LINEを使う多くの人にとって他の格安SIMよりもかなり余裕をもって利用できるようになっています。
これが最安のプランから機能としてついてくるので、LINEモバイルは実際の表示容量以上に使いやすい格安SIMであることは間違いないでしょう。
そしてこのカウントフリー機能の上位版も用意されており、最安プラン以外となる3GB以上のプランを契約すると「コミュニケーションフリープラン」という形でLINE以外のサービスもカウント対象外になる機能を使えるようになります。
LINE以外にカウントフリーの対象になるのはTwitterとインスタグラム、そしてFacebookです。こちらのサービスへのアクセスが、LINEモバイルならば通信量を消費せずに繋ぐことができるので、LINE以外にもSNSを楽しんでいる人にとって非常に助かる機能を使うことが出来ます。
特にこれらの3つのサービスは、適当に読み進むだけでも意外と画像のダウンロードなどで通信量を消費してしまうサービスですから、これらのサービスがカウントフリーで楽しめるというのは各SNSユーザーにとって魅力的な機能であることは間違いありません。
カウントフリー対象を1日50MBほどしか使わなかったとしても、1ヶ月では1.5GB近く使うことになってしまいますから、これらのデータ通信量が消費されないというのはLINEモバイルを使っていく上での明らかなメリットになるでしょう。
どれもLINEと同じく、画像や容量の決まった動画のダウンロードや読み込みでカウントフリーですが、Facebook ライブストリーミングやメッセンジャーといったネット通話サービスについてはカウント対象外となっています。ただこれらが対象外でもメインのサービスのほとんどがカウントフリーになるというのは、同じような料金で同じようなサービスの格安SIM各社と比較しても非常にオトクなのは確実です。
このカウントフリー機能はLINEモバイルの速度に次ぐ特徴でしょう。
LINEの年齢認証を格安SIMで唯一確認できる
そしてもう一つ、LINEモバイルを使う理由になりそうな特徴がこの格安SIMにはあります。
それはLINEの年齢認証を確認出来て、ID検索などが出来るようになる。
というものです。
これは実はMVNO格安SIMの中では過去初めての機能となります。
今までの格安SIMはどこの事業者であっても、LINEの年齢認証を確認することが出来ませんでした。そのためLINEの交換を他の人とスムーズにできるID検索の機能をMVNOを使ったスマホでは新規のアカウントで出来ないという問題がありました。
これをLINEモバイルでは流石に自社サービスということもあって、格安SIMの中では唯一年齢認証の項目をクリアすることが出来、ID検索をMVNOなのに実行することが出来ます。
元々LINEモバイルはデータプランであっても免許証などの本人確認書類を提出する必要のある「キャリア並み」にしっかりと登録確認を行う事業者です。18歳未満の契約も大人がまずは契約してそれを利用登録するという形で、フィルターなどをかけています。
こうした本人確認の審査がLINEモバイルでは徹底されているので、音声プランは元よりデータプランであってもLINEの年齢認証を確認することができ、格安SIMではこれまで不可能だったID検索の機能を利用できるようになっています。
おそらくLINEのアカウントを格安SIMで作った人や、それに2つめのLINEアカウントを持ちたいと思った人なんかは、格安SIMで年齢認証が出来ないことによって十分に機能を使えなくと困った思いをしていたと思いますが、LINEモバイルを契約すればそうした問題がついに解決されることになります。
この機能はLINEモバイルを選ぶ上で重要な要素であるのは間違いないでしょう。
他にも特徴が:LINEモバイルはLINE Payカードで契約できる
このようにLINEモバイルは
速い上に通信量が減りにくく、そしてLINEをフル機能で利用することが500円から可能
という稀に見る高いサービス性を持った格安SIMになっています。
主だったメリットは上記の3つが多くの人へと届く内容になっているでしょう。どれも非常に高いレベルのサービスです。
そしてもちろんLINEモバイルの良さ・特徴というものがこれだけではありません。主だったものは上記の内容ですが、それ以外にも目立った特徴や機能が用意されています。
支払いにクレカや口座がなくてもLINE Payで支払い可能
一部のクレジットカードがなくて格安SIMを契約できないというユーザーはこれまで「口座振替」ができる格安SIMしか契約することは出来ませんでした。
そしてその「口座振替」が出来る格安SIMというのは、どれも速度が遅かったり契約できるプランの組み合わせなどが限られていたりして、使い勝手が中々悪いものばかりしかありませんでした。
そんな中に現れたのがこのLINEモバイルです。LINEモバイルでは決済方法にクレジットカードの他に、プリペイドカードであるLINE Payが含まれており、このLINE Payにお金をチャージした上でそれを支払い方法として設定してLINEモバイルに申し込むと、クレカや口座を持っていなくてもプリペイドカードで支払いが出来てしまうという、かつてない支払い方法が可能な格安SIMとなっています。
プリペイドカード支払いによる支払い不能になるリスクを避けるために、各社ではこのような方法を採っていないのですが、LINEモバイルでは申し込み時の本人確認の徹底をすることでそのリスクを予防的に防ぐとともに最小限に抑えようとしており、こういった支払いが可能になっています。
クレカが不要な格安SIMとしてはもちろん、プリペイドカードでもOKで口座振替も不要というのは非常に大きなメリットになるのではないでしょうか。
LINEモバイルの魅力としては関係ない人には一切関係ないものの、当てはまる人にとってはこの特徴はまさに望んでいたもの以上のメリットになるのではないでしょうか。
しかもこのLINE Payはデビットカードでの定期支払い設定も可能になるため、デビットカードで実質的な支払いができる格安SIMでもあります。
これも今まで支払い方法が限られていたことによって、格安SIMを契約できなかったユーザーには助かる仕様でしょう。
LINE Payを挟む形にはなるものの、労力のかかり方はそこまでではないので、これまで支払い方法の関係でスムーズな格安SIMの契約が出来なかったユーザーにとってもLINEモバイルは非常に使いやすいMVNOと言えるでしょう。
LINEモバイルは支払い方法・速度・データ通信量で他社よりも優れた回線
このようにLINEモバイルの格安SIMは、
通信速度、データ通信量、LINE登録、そしてLINE Payによるクレカ不要の支払い方法
という各点において、他社MVNOの格安SIMと比べても使いやすいものになっているのは間違いありません。
データ通信量はカウントフリー機能とLINEモバイルユーザー同士のデータギフト機能によって、普通のMVNOよりも消費頻度は少なくなっています。選べるプランも500円の1GBから大容量なプランまで幅広い中から選ぶことができるので、データ通信量は他社MVNOに比べてもかなり融通が利くでしょう。
通信速度についても、例で出したサイトからもわかるように、長期間もの間高速な通信速度を実現しており、その実力が非常に高いということを示しています。スピードテストブーストも行っておらず、実効速度としてこの数値はかなりの快適さをもって格安SIMを使える内容でしょう。
LINEブランドということでLINEの年齢認証もMVNOで唯一突破できるのは魅力的でしょう。これまでのMVNOにはない確実にメリットとなるポイントです。LINEの複数アカウントを使いたい人は、500円の月額料金を最低1回でも支払えば複垢を作れてしまえます。例えばお水や風俗関連、もしくはメインアカウントがばれたくない場所で活動する時には、LINEの複垢というのは必須でしょうから、安いMVNOでID検索に対応できる年齢確認が可能なのは非常に嬉しい機能です。
そして支払い方法ではLINEモバイルは展開する関連サービスの多さを活かして、クレジットカード不要で契約することも可能になっており、そちらも大きな特徴になっています。LINE Payを使えばデビットカードや口座支払いでも格安SIMを契約できることになるので、今までMVNOを契約できなかった人でも問題なく格安SIMを使い始めることが出来ます。
こうしたメリットがLINEモバイルを使う上では非常に大きいため、これから格安SIMを契約してみようと考えているのならばこちらのLINEモバイルが最も無難な選択肢になることでしょう。
今最も他の格安SIMユーザーからも評価が高く、実効速度でも偽りのない速さをみせているのがLINEモバイルですから、これから格安SIMを使ってみようと考えていた人は、こちらをまず契約してみましょう。
LINEモバイル
以下はLINEモバイルについての料金や契約方法についての解説です。
LINEモバイルの料金
LINEモバイルは先ほどの説明にもあるように、最安500円のLINEフリープランから契約することができ、
データのみ、SMS付き、音声プラン付きの3つのコースから各プランを選ぶことが出来ます。
SMS付きプランは基本的な使い方はデータプランと同じですが、一部セルスタンバイ問題と呼ばれるデータプランのSIMだとバッテリーの異常消費をしてしまうスマホで使うと、音声プランのSIMのように認識されるためにバッテリー消費がされずに済み、また電話番号を使ってのショートメッセージを送りあえることが出来るプランです。200円もかからずプラス出来る機能なので、セルスタンバイ問題のあるスマホを使う際などにはこちらのプランを選びましょう。
LINEモバイルのまずはプランの確認をしましょう。
LINEフリープラン | カウントフリープラン | |||
1GB | 3GB | 5GB | 10GB | |
データのみ | 500円 | ― | ― | ― |
+SMS | 620円 | 1110円 | 1640円 | 2640円 |
音声+データ | 1200円 | 1690円 | 2220円 | 3220円 |
カウントフリープランの上位サービスとして2017年から新たに登場したMUSIC+プランは基本料が大きく値上がっており、更にカウントフリー対象であるLINE MUSICの料金がこれとはまた別にかかります。
続いてはオプションや手数料関連の料金です。
手数料
- 契約事務手数料:3000円
- SIM発行手数料:369円
- SIMサイズ交換手数料:3000円
- 契約解除料(音声+データのみ):9800円(12ヶ月間)
オプション
- 転送電話:0円
- フィルタリングアプリ:0円
- 留守番電話:300円
- 割込み電話:200円
契約方法
契約方法については軽くまとめておきましょう。
- 本人各書類・メルアド・クレカorLINE Payカードを用意
- 契約プランの選択
- 名前・住所の登録
- 支払い方法の選択
- 本人確認のためにメールアドレスを登録
- メールアドレスに送られてきたURLから手続き再開、本人確認の写真をアップロード
- 審査通過後LINEモバイル開始
LINE Payはあらかじめコンビニなどでカードを手に入れて、そこに現金やクレカ、デビットカードなどでチャージしておく必要があります。LINEモバイル契約前にこちらだけは用意しておきましょう。
基本的に難しいところはほとんどありません。
以上の内容のように、LINEモバイルは普通の格安SIMとして使うにしてもメリットが非常に多く(通信速度/MVNO唯一のLINE登録/カウントフリー機能)、なおかつこれまでのMVNO契約ではしにくい事業者の多かったクレカ不要の契約(デビットカードや口座所有でLINE Pay経由の実質支払いが可能)が出来るということで、多くの格安SIMに興味を持っていたユーザーに契約しやすいSIMになっているかと思います。
LINEモバイルはこれから格安SIMを始める人の多くが満足できるサービス内容となっていますので、お試しでもいいから契約してみるべきでしょう。最安500円でLINEのID検索もできてしまいますから、これまで別のMVNO格安SIMを使っていた人にもLINEのID検索用に契約しても良いかもしれません。
とにかく多くの人に契約上のメリットがあるのがこちらのLINEモバイルになります。
コメント