docomoのガラケー新機種が今にわかに注目を集めています。
AQUOSケータイ SH-01JとP-smart P-01Jという2機種がこの2016年10月から順次発売され始めた最新のdocomoのガラケーとしてラインナップに含まれているのですが、この2機種はこれまでのガラケーよりもその機能性の高さと維持費の安さから契約に対してのオトク度といったものが非常に高くて注目されています。
今までのガラケーを契約するよりも、このSH-01JとP-01Jの2つは運用方法が大きく幅を広げてくれ、これまでの料金とあまり変わらないにも関わらずガラケー1台で出来ることが増えています。
これからdocomoのガラケーを契約しようと考えているならば、従来のFOMAのガラケーではなく新たにXi契約が可能になったこのSH-01JとP-01Jの契約を目指すことをオススメします。
機種変更はガラケーからはもちろんスマホからでもしやすくなった上に、専用の料金プランで非常に安い料金でもてるようになっていますし、MNPでの契約では一括購入時の維持費が500円以下にもなるという超格安運用も可能になっています。
現在のdocomoユーザーはもちろんのこと、MNPでdocomoのガラケーに変更したいと考えている人にとっても魅力が多いのがこのSH-01JとP-01Jという2つのガラケー新機種の特徴です。今回はこの2つの機種の広がった機能性の話題と、機種変更やMNPでどういった低料金での維持運用が可能かという運用の方法についてを詳しく説明しようと思います。
SH-01JとP-01J、機能の特徴
今回新しく発売されたSH-01JとP-01Jが今までのガラケーと違う点というのはどういうところでしょうか。
このSH-01JとP-01Jは今までのガラケーがFOMAの契約だったところを、Xi契約で利用できるようになったという点がまず一つめの特徴として挙げられます。
Xi契約ということはLTEでの通信が可能になったガラケーということで、高品質な通話ができるVoLTEにdocomoケータイとして初めて対応したことになります。まずこれによって今までの3G回線を利用したFOMAガラケーと比べても、聞き取りやすくて応答速度も向上した高品質な通話ができるケータイとしてまず機能が向上しています。
VoLTEが使えるのは通話向けの1台として持つことを考えた時に非常に便利でしょう。ノイズが少なくより本人の声に近い通話音声が反映され、タイムラグもほとんどない状態で通話ができるので、通話用というガラケーの特徴を最大限に活かすことが出来ます。このVoLTEは新ガラケーであるSH-01JとP-01Jのみが今のところ対応しています。
また別の特徴として、この2機種はガラケーとしては久しく搭載されていなかったWi-Fi機能も有しています。
Wi-Fi機能があることでパケット通信量を消費せずにネットをすることができ、ネットをガラケーで出来るのに料金は高くならないという利用方法を採ることが出来ます。
料金プランについては後程詳しく説明しますが、Xiガラケー向けの2段階運用プランの新設、それにキャンペーンでdocomo Wi-Fiが永年無料となっているために、ネットをしながら1000円前後の料金で抑えられた上に自宅Wi-Fiが使えなかったりモバイルWi-Fiルーターを持っていなくてもdocomoのWi-Fiを使うことが出来るようになっています。
これも新ガラケーの特徴です。
そして最後はXiケータイという特徴とも合わさるのですが、このガラケー2機種のみXiスマホからの機種変更に対しても月々サポートの適用が可能という特徴があります。
これはあまりピンと来ない内容かもしれませんが、実は今までのFOMAガラケーはLTE通信できるスマホから機種変更しようとすると、月々サポートの適用が行われないというデメリットを持っていました。このため、スマホからガラケーへとその利用を変更しようとした時には、これまで割引が0円の状態で使わざるを得ませんでした。
ところがこのXiガラケーは同じLTEを使えるタイプのケータイであるため、機種変更をしても契約変更扱いにはならずに月々サポートが問題なく適用されるという今までのガラケーにはない特徴を備えています。これはこれから通話のキャリア回線だけガラケーに戻して、データ通信は格安スマホで、といった運用をしようとしていた人にとっては非常にありがたい内容になっています。
まずこれらがSH-01JとP-01Jという2種類の新ガラケーに特有の機能ということになります。これらの内容を持ち合わせているために他のガラケーよりも使い勝手が優れているのです。
維持費の特徴
続いてはこのSH-01JとP-01Jの維持費に関する特徴です。
この2機種はこれまでのガラケープランとは異なるプランでの契約がXiガラケーであるために必要になります。SH-01JとP-01Jではいわゆるカケホーダイプランでの契約が中心となり、FOMAのバリュープランなんかでは契約できないようになっています。
従来ですとガラケーの契約はカケホーダイだと高額になってしまい、FOMAのプランで行うことが正攻法として考えられていましたが、SH-01J発売と同時にカケホーダイプランにおいてFOMAの料金プランと同等の料金と使い方が出来るプランが用意されたことで、これまで以上にカケホーダイプランでの契約がしやすくなっています。
そのFOMA同等料金プランというのは「カケホーダイライト(ケータイ)」という1200円/月のプランと、「ケータイパック」というパケット定額プランで300円~4200円のプランを組み合わせることが出来ます。
この料金プランが新たに契約できるようになったことで、SH-01JとP-01Jはカケホーダイプランなのに維持費が安くなります。
この点がSH-01JとP-01Jの維持費の特徴です。
具体的な維持費
SH-01J価格
維持費については価格が発表されて販売もされているSH-01Jをベースに見ていきます。
SH-01J | 機種変更 | 新規 | MNP |
---|---|---|---|
一括価格 | 33,696円 (1,404円×24回) |
||
月々サポート | ▲594円 | ▲1,404円 | ▲1,404円 |
実質価格 | 19,440円 | 0円 | 0円 |
機種変更維持費
それでは具体的にそのFOMA相当のプランを使って契約した場合に、料金がどのようになるのかを確認していきましょう。
まずは機種変更からです。
カケホライト+ケータイパック | |
カケホーダイライト(ケータイ) | 1296 |
spモード | 324 |
ケータイパック | 324~ |
月々サポート | ▲594 |
一括合計時 | 1350円 |
SH-01J分割支払い | (+1404円) |
機種変更では一括で1350円という料金から使えます。
MNPで最初に本体代を全て出せば540円
MNPになると月々サポートが大幅に増えます。実質0円契約が可能になっているために月々サポートが1404円と非常に高額となっています。
カケホライト+ケータイパック | |
カケホーダイライト(ケータイ) | 1296 |
spモード | 324 |
ケータイパック | 324~ |
月々サポート | ▲1404 |
一括合計時 | 540円 |
SH-01J分割支払い | (+1404円) |
この影響でMNPでSH-01Jを契約した場合にはなんとカケホーダイライトプランであっても毎月540円しか維持費がかからないという非常に安い料金での利用が可能になっています。
これは相当に魅力的な契約と言えるでしょう。MNPでdocomoのSH-01Jを契約すれば、毎月の維持費は5分間の通話定額込みでこんなに安くすることが出来るのです。
格安スマホや格安SIM、MVNOへ乗り換え予定だった人も、2台持ちにはなるもののSH-01Jへと一括MNPをすることで維持費を更に削減するというやり方が良いかと思われます。
こちらのMNP契約でのSH-01J購入は維持費の面から本当にお買い得となっているのでおすすめできます。
Wi-Fiや低料金プランなどお得なだけじゃない万能ガラケーがついに登場
ここまでの説明のように、SH-01JとP-01Jという2016年冬モデルガラケーは、Wi-FiとVoLTEといったこれまでのガラケーにはない機能を備えながら、今まで通りのおサイフケータイや防水・防塵といった機能も持っており、これまでのガラケーの中でも機能面で非常に豊富なものを用意しています。
しかも維持費がこれまでだと高額なものしか選べなかったのが、新しい料金プランを利用することでカケホーダイながら1000円前後の維持費で済むようなプランを契約することが出来ます。しかもMNPで一括購入した場合には維持費が540円ほどで5分間の通話定額を有した回線を持つことが出来るというお得さがあります。
こうした特徴はこれまでのFOMAガラケーにはないものです。将来的により活用できるのはSH-01JとP-01JのようなXi対応ケータイとなるのは確実です。Wi-FiにVoLTEという今後の運用方法が広がる機能、そして維持費と通話定額のバランスが良いカケホーダイライト(ケータイ)プランとケータイパックの組み合わせというのはガラケーの新時代を感じさせます。
というわけでこれからdocomoでガラケーを買おうとしている人は、機種変更もMNPもどちらにしてもSH-01JとP-01JのXiガラケーを契約するのが良いでしょう。
かなりオススメです。
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