iPhone XSの登場によって予想以上に早く完全に生産が終了、そして在庫が僅少になっている『iPhone X』について、現在2つのキャリアで値下げが行われて契約のしやすさというのが上がっているのでそちらを紹介しようと思います。
iPhone XSの発売でiPhone Xの在庫一掃セールとでも呼ぶべき値下げがdocomoとSoftBankで行われ始めました。
どちらのキャリアでも現役フラグシップ級のスマホ、それもiPhoneに対する値下げとしてはかなり破格の値下げ率を見せているために、iPhone XSはちょっとスマホとしては高すぎるけれどもしっかり高性能のスマホを契約したいという人には最適なスマホとなってきています。
今回はこちらのiPhone X値下げ情報とiPhone XSとの比較についても軽く説明しておきます。
iPhone X値下げ機種変更価格:docomo
それでは今回値下げされた価格についてdocomoの説明から行っていきましょう。
docomoでは9月21日と10月1日の短期間に2度の値下げが実行されました。1度目の値下げではインパクトが皆無だったことから、短期間で2度目の値下げが実施された模様です。
値下げについてはiPhone X 64GBが強烈な内容が実施されています。
iPhone X 64GB | |
一括価格 | 125,064円 |
月々サポート | ▲3105円 |
実質価格 | 50,544円 |
こちらが値下げ後の価格になります。値下げ前は今のiPhone XSと同等の価格=6万円台後半という金額をつけていたので、そこから比較すると64GBで約17000円ほどの値下げが実行されていることになります。
ここからさらにドコモオンラインショップでの機種変更によって「オンラインショップ限定特典」が適用されるために、月々サポートの適用条件である6ヶ月以上の前機種利用を満たしていれば、5184円分のdポイント還元が受けられるためにそちらのポイントを前提に考えると実質価格は45000円という風になってきます。
実質価格45000円前後のスマホというと他のモデルだとSnapdragon 835機種や一部の845機種ぐらいしかつけていない価格となっており、リセールバリューが高いiPhoneのハイエンドモデルとして考えるとお買い得な価格設定になっています。
もちろん単独で見るとまだ高いと感じさせられますが、そうしたリセールバリューの高さといったところも考慮するとお買い得さというのが確かにある機種変更価格です。
傷などが無いように2年間利用すればキャリアの下取りはもちろん中古相場で今回購入価格の45000円に近い金額で売却することも可能になってくることでしょう。そうしたリセールバリューの高さも考慮すると実質価格は大分手が出しやすい金額になっているといえます。
単独ではまだ高いもののこうした将来売却や下取りを利用することを前提に考えた時、iPhoneのハイエンドモデルはAndroidスマホにはない高い価値を見せてくれるために、もしも下取りや売却に抵抗が無いようであればこのiPhone Xの契約は実はよい内容になっています。
まずdocomoの値下げとしては、通常の値下げに加えてオンラインショップの限定特典を合わせた形での実質値下げが行われることにより、45000円での契約ができるようになってます。
iPhone X値下げ機種変更価格:SoftBank
SoftBankの値下げでもかなりお買い得な実質価格を用意しています。
docomoよりも安く、docomoよりも在庫も豊富ということで、SoftBankのiPhoneユーザーが安く機種変更するのに適した契約内容となっています。
値下げはiPhone XS発表後に行われており、iPhone Xの価格としては3キャリアの中でも特に頑張っている金額となっています。
iPhone X 64GB | |
一括価格 | 109,440円 |
月々サポート | ▲2810円 |
実質価格 | 42,000円 |
実質価格、税込みの価格で42000円というiPhone Xの価格としては安価です。月月割が増額したのではなくiPhone Xの端末代自体が下がっているので、一括でも一応ちょっとだけですが契約しやすくはなっています。
値下げ幅は約2万円。ここからさらにポイントなどによる値下げを一部のユーザーであれば可能になっているため、実質価格として3万円台に下げることも不可能ではないでしょう。
SoftBankの場合には月月割によって実質価格が実現できるわけですが、こちらに関していくつか大きな注意点があります。
注意点としては次の2つが大きなものになっています。
- 機種変更の契約で今現在ホワイトプランかスマ放題を契約している人
- 2019年1月31日までに機種変更契約を実施する必要あり
今回iPhone XをSoftBankで実質42000円で契約するためには、機種変更でホワイトプランやスマ放題といった月月割対象プランをすでに契約している必要があります。
SoftBankではこの2つの月月割対象プランの新規受付を終了しており、既存の契約者しか選べないようになっています。そしてこれ以外に選べるプランは月月割が適用対象外のプランしか残っていないため、新規契約などでは月月割を使った契約というものはできなくなっています。
さらにこの月月割自体も2019年1月31日までの契約にしか適用されないため、それ以降の契約では適用がされません。1月末までに契約を行えば24回の月月割はフルで適用されますが、2月に契約した分からは1度も月月割が適用されずに終わってしまいます。
実質42000円というのは安い価格ではありますが、それにはある程度の条件と期間限定という問題点が含まれています。
auとSoftBankのiPhone XSは実質価格で契約できるLTEプラン/カケホ・ホワイトプラン/スマ放題がオススメ 毎月割/月月割適用が可能 | キャリスマ
SoftBankの値下げは結構強いインパクトを持っています。実質42000円というのは別途キャンペーンやポイントを使えば一気に3万円台まで落とすことができる価格です。
その一方で実質価格で契約できる時期というのが限られており、この安さというのは期間限定となっています。
iPhone XSとの違いはカメラと性能ぐらい 基本はそこまで大きな変化はなし
iPhone Xが安くなっており購入しやすくはなっているものの、現在発売されているiPhone XSとは2万円ほどの差であり、どちらを購入するか微妙に迷う価格差となっているのを感じる人も多いと思います。
一応iPhone XとiPhone XS Maxではありますが、2つを所有していて感じる差というのはSoC性能とカメラぐらいです。
この2つにこだわりがなければ安くなっているiPhone Xを購入するのが良いかと思います。
SoC性能についてはiPhone XよりもAntutuのベンチマークスコアで10万点近く数字が向上するなど、iPhone XSは特に3Dなどの表現に影響するGPU性能が向上しています。
この性能向上は主にゲームで体感できるものとなっています。
ただ現状そこまで多くのゲームがiPhone XSの解像度や画面サイズに対応しておらず、不具合なども報告されているため、こちらのGPU性能・ゲームに強い特性というのが活かされるのはもう少し落ち着いてからとなるでしょう。
またそもそもiPhone Xの時点でもゲーム用スマホとしては十分に高性能であるため、よほど最新のゲームを遊びたいということでない限りはiPhone XSのSoC性能の向上というのは恩恵を感じにくいものになっています。
性能の違いをはっきりと実感できるのはカメラ性能になるでしょう。こちらでしっかりとした性能・機能が欲しい場合にはiPhone XよりもiPhone XSを選んだほうが良いです。
iPhone Xでも普段の撮影には何も問題はありませんし、むしろ普通のスマホと比べても圧倒的に色合いも自然できめ細かな写真を撮ることができます。ただし夜景の撮影能力については十分ではなく、この点が大きく向上したiPhone XSと比べると見劣りしてしまう点が多々感じられます。
またボケの深みを写真撮影後に変更できる機能などが追加されており、従来のカメラ機能よりもより便利で実用的な機能というのが増えています。
このカメラの夜景性能の強さや機能性の高さといったところはiPhone XではSoC性能以上にはっきりとした違いとなっているので、こちらの性能にこだわるのであればiPhone Xよりも高くてもiPhone XSを選んだほうが良いかと思います。
ただこのSoC性能とカメラ性能以外ではそこまで大きな差はありません。バッテリー持ちなども正直そこまで大差ないのが海外サイトの調査で分かっていますし、あとはディスプレイサイズや本体サイズの違いぐらいしかありません。
夜景をあまり撮らない、最新のゲームを常に遊び続けるような使い方をしない、ということであれば安くなったiPhone Xを選んでも問題ないかと思います。リセールバリューなども含めて考えればiPhone Xは十分な安さを持った契約となるのは間違いないでしょう。
機種変更は各キャリアのオンラインショップで
以上のようにiPhone Xの機種変更向け値下げがdocomoとSoftBankで実施されています。
比較的安くなっており、iPhone XSまでの性能はいらないが長く使える機種を求めている人にとっては買いやすい契約であるのは間違いありません。
今回はどちらも機種変更での契約となっているため、契約にはオンラインショップをオススメしています。
オンラインショップであれば以下のようなお得なメリットが用意されています。
①頭金と事務手数料が0円:本来端末代とは異なる形で支払いが必要になってくる頭金と事務手数料という要素ですが、これがオンラインショップに限って0円で契約することが出来ます。オンラインショップがお得な理由の最たる内容がこちらの特典・メリットです。
②自宅で申し込みから受け取りまで可能:オンラインショップのその特徴として大きいのは時間をかけずに契約することができる点です。自宅から申し込みをすることができるわけですが、その申し込み時間自体が数分で済んでしまう上にそこからは自宅に宅配が届くのを待つだけで良いという気軽さが用意されています。
③最近はチャットで質問にも答えてくれる:これまでオンラインショップは自分のプランが分かっている人なんかが利用できる少しハードルの高い契約場所でしたが、最近はチャットでリアルタイムに質問を行うことができるようになったことで、プランなどの理解が足らなくても質問をしながら契約を行うことができるようになっています。このため初心者の人でもこれまで以上の不安なところを解消しながら契約することができます。
こうした理由からオンラインショップの利用をオススメしています。
docomoの契約をする上でお得さでは飛びぬけたショップとなっています。
これをしっかりと避けることができて、安い状態のままスマホを機種変更できるのがオンラインショップとなっています。値上げされない価格での契約ができるため、今回の値下げされた価格そのままに契約できるというメリットを持っています。
機種変更を最も安全に行えるショップとして、オンラインショップでの契約をオススメしています。
こちらならば値上げに心配せずに契約を行うことができるでしょう。
コメント