先日docomoの関係者とお話しする機会があったのですが、その中で社内での予想以上に人気の高いスマートフォンがあるという話がありました。
その予想以上に売れている・人気の高いスマホというのは、らくらくスマホ me(F-03K)というスマホだそうです。
らくらくスマホはこれまでも長くシリーズ化されて販売されてきたスマホで、従来も高齢世代・高齢家族向きに人気の高いスマホだったわけですが、最新モデルのらくらくスマートフォン meは今までとは比較にならないぐらい売れているとのことです。
どうしてらくらくスマホ meがそんなに人気になっているのかというと、その理由としては端末価格が安くてdocomo withで契約できるからのようです。
端末価格がこれまでの機種よりも安いということで単純に買いやすくなった上に、docomo withによって比較的高額な割引が適用された上にそれが何年も続くということで、2年ごとの買い替えをしなくて済む気軽さというのが爆発的な人気を生んでいる要因となっているようです。
このため最近では若い世代が自分名義でらくらくスマホ meを購入して、それを家族に渡して使わせてるという事例が多く見られ、これまで以上のらくらくスマホの売れ行きを記録しているわけです。
ここでは現在非常に人気の出てきているらくらくスマホ meについて、詳しい価格と毎月の料金の情報を解説しようと思います。上記のように高齢な家族のためにメッセージのやり取りもしやすいらくらくスマホをプレゼントしようと考えている人は、毎月の料金がいくらになるのかということを正確に確認してもらえればと思います。
らくらくスマートフォン meの販売価格
らくらくスマートフォン meについて、販売価格を確認しておきましょう。一応比較としてまだ発売が続いている前モデルのらくらくスマホ4との比較も用意しておきます。
らくらくスマートフォン me(F-03K) | らくらくスマートフォン4 | |
販売価格 | 38,880円 | 58,968円 |
割引金額 | ▲1620円 | ▲2025円 |
実質価格(2年間) | 約0円 | 10,368円 |
こう比較してみると今回のらくらくスマートフォン meの価格の安さが目立つと思います。
一括価格で4万円以下という販売価格はかなり手を出しやすいと思います。分割でも一括でもどちらでも負担は少ないでしょう。
そう頻繁に買い替えるような機種でもないため、2年以上の利用が前提となってくるのでそうした長く使う機種として考えればこの安さはこれまでにない魅力的な安さです。
後述で詳しく説明しますが、docomo withの割引が継続的に行われるという性質を持っているため、実質価格は単純には比較できません。らくらくスマートフォン meのほうは長く使えば長く使うほど、実質価格はマイナスになっていきます。一応実質0円はちょうど2年目で達成しますが、それ以上長い期間契約し続けた場合には実質価格はマイナスへと変わっていきます。
この価格の安さ、購入しやすい安さというのは今までのらくらくスマートフォンにはなかった要素のため、らくらくスマートフォン meの人気が出るのも納得の価格設定と言えるでしょう。
docomo withの割引の性質
そしてもう一つ価格以外の安さを保有しているのがらくらくスマートフォン meの契約の特徴です。
らくらくスマートフォン meが今これほど人気になっている大きな要因の一つに、docomo withが適用される契約の一つになっているからというのがあります。
このdocomo withの契約ができるスマホであることによって、らくらくスマートフォン meは従来のらくらくスマホに比べても恐ろしく安い通信料を、非常に長期間実現することが出来ています。
具体的な通信料の金額はこの後に計算しますが、まずはdocomo withの特徴についてを説明しましょう。
docomo withとは割引サービスの一つなわけですが、他の割引と大きく違ってメリットのあるポイントとして、「割引が2年に限らず長期間継続する」という特徴が用意されています。
これはどういうことかというと、普通の割引=月々サポートでは割引が適用される期間は2年間のみになっているわけですが、docomo withの場合にはその期間が限られていません。docomo withの割引は、機種変更をして月々サポートや購入サポートで上書きをされない限りは3年でも4年でも割引を継続される仕組みになっているのです。
つまり先ほど価格のところで割引が毎月1620円分あるとしましたが、docomo withではこの1620円の割引が機種変更や解約をしなければずっと続くことになります。
特に今回契約するらくらくスマートフォン meについては、2年ごとに買い替える性質を持ったスマートフォンではなく、3年や4年くらい継続して使い続けるタイプの機種になると思います。そうした長く同じ機種を使うという人にとって、割引も同じようにずっと長く継続して適用されるというdocomo withの特徴は、非常にメリットがあり魅力的な契約になるのではないかと思います。
docomo withは割引金額自体も高い上に、それが機種変更をしない限りはずっと何年も同じ割引が継続されるという、ユーザーにとってはお得以外のなにものでもない契約が可能な特殊な割引なのです。
docomo withにはこうした大きな特性があり、それは今回オススメしているらくらくスマートフォン meのような2年以上使うこともある機種において絶大な効果を発揮します。
実際に毎月の料金は?家族回線に組み込めばなんと最安280円(302円)からの安さ
続いてはこのdocomo withによる1500円の割引(税込で1620円の割引)によって毎月の通信量が実際にいくらになるのかということを計算してみましょう。
1620円の割引は毎月ずっと続いていくため、一度契約したから今回計算した月額料金が機種変更するまでは継続することになります。
維持費は複数のパターンを用意してありますが、「高齢家族へ持たせる・プレゼントするための用途」を前提に考えた時はプランは限られます。
個人向け
シンプルプラン | カケホライト | |
基本料 | 1058円 | 1836円 |
spモード | 324円 | |
ベーシックパック | 3132円~ | |
docomo with | ▲1620円 | |
合計 | 2894円~ | 3672円~ |
家族の子回線向け
シンプルプラン | カケホライト | カケホーダイ | |
基本料 | 1058円 | 1836円 | 2916円 |
spモード | 324円 | ||
シェアオプション | 540円 | ||
docomo with | ▲1620円 | ||
合計 | 302円 | 1080円 | 2160円 |
この中でらくらくスマートフォン meのプランとして最も契約されるのは、家族向けの「シェアオプション」契約でしょう。家族のdocomoの代表回線に紐づける形で格安な維持費を実現できる運用方法で、家族回線の中で高齢家族の回線をシェアする形になります。
こちらのシェアオプションに通話プランを3タイプ組み合わせることが出来るわけですが、無料通話の無い最も安いプランを選択した上で今回のdocomo withの割引を適用すると、最安では280円(税込みで302円)の維持費が実現できてしまいます。
この安さは驚異的ではないでしょうか。過去のらくらくスマホでは端末代が高いために維持費が安くても端末代の分負担は高かったのですが、今回のモデルは過去のらくらくスマホに比べて半額近い安さになっているため端末代の負担も少なくなっています。
しかもこちらの機種は2年で変更するようなタイプではなく、もっと長い期間使い続けるタイプのスマホになるため、そうした前提で考えた時に端末代の負担というものは相対的により軽いものになるかと思います。
最安では月額280円(302円)で毎月使えるというのは、高齢家族のケータイ代に悩んでいたご家庭にとっては非常に魅力的な内容かと思います。しかもdocomo withは2年で終わるような割引ではないため、長期間280円(302円)で利用し続けられるというのは大変魅力のある契約です。
このように家族の回線の一つとして組み合わせてあげると、らくらくスマートフォン meは家族のスマホ代全体を節約してくれる存在にもなってくれるのです。
自分名義で購入してそれを家族に渡してあげるのが無難で簡単
上記のように本体価格および毎月の維持費というポイントにおいて、従来のらくらくスマホにはない格安さを見せているのがこちらのらくらくスマートフォン me F-03Kとなります。
シェアオプションで家族回線に組み込むことが出来れば、非常にお得な契約になるのは間違いないdocomo withスマホです。
高齢家族にスマホを使わせたい、今使っているらくらくホン・らくらくスマホが古くなったから買い替えてあげたい、という場合には契約内容的にも本当にぴったりのスマホかと思いますので、購入してあげるのが良いかと思います。
なお契約の際には高齢家族に機種変更や新規契約をさせるのではなく、家族の誰かが代行してあげたほうが良いでしょう。
その理由としては、ドコモショップや家電量販店なんかに高齢世代の人が一人で、あるいは若い家族の同伴もなしに行ってしまうと、残念ながら『カモ』とみなされてしまうからです。
ケータイショップで『カモ』だと思われたユーザーは、iPadなどのタブレットや利用することも少ないようなオプションサービスといったものを追加で契約するよう勧められてしまいますし、実際に多くのユーザーが必要のないタブレットなんかを契約させられてしまいます。
特に高齢世代というのはそのターゲットにされやすいため、契約のためにドコモショップや家電量販店といったところに一人で行かせるのは危険です。
またシェアパック・シェアオプションを代表回線と組み合わせるというのもしにくいと思うため、なるべく契約は家族が代行してあげるのが良いでしょう。
機種変更をしたいのならばMy docomoのアカウント、dアカウントのIDとパスワードを取得しておいてそちらを使ってオンラインショップで機種変更してあげれば、オプション契約やiPad契約などを強要されずに手続きを進めることが出来ます。
dアカウントのIDなどが再発行できない・あるいは今の電話番号にこだわる必要がないという場合には、新規契約で自分名義で契約してしまって既存のシェアパックに紐づけてしまうのも簡単なので賢いやり方かと思います。
後述する頭金問題といったところもドコモショップ契約では発生してしまうため、オンラインショップを使って本人ではなく家族が代行して契約してあげるのがベストでしょう。
らくらくスマホ史上、料金バランス・コスパが最高に良い機種に
以上がらくらくスマートフォン meの価格および毎月の維持費の内容となります。
一括価格が4万円を超えず、比較的高額な割引が2年に限らず継続し、最安では280円(302円)での運用が可能になるというこれまでのらくらくスマートフォンの中では圧倒的なコストパフォーマンスを見せる機種であるのは間違いありません。
スペック自体もミドルレンジスマホ級のものになっているため、仮に動画などを視聴し続けても動きが大きく低下することもなく使えるのは実機を触ってみての印象となっています。
高齢家族にとって従来のらくらくホン・らくらくスマホ同様に使いやすさを感じる機種でありながら、スマホ代というところでは過去にない節約の形を見せてくれる契約となりますので、らくらくスマホが必要な家族へ契約してあげる・プレゼントしてあげるのにオススメとなっています。
らくらくスマートフォン me F-03Kは高齢家族向けの最適解の一つと言えるでしょう。
オンラインショップ経由からの申し込みが頭金もなくてお得になる
契約方法に関しては前述したように高齢家族本人ではなく代理で別の家族が契約してあげるのが良いでしょう。特に契約状況を確認できる代表回線の名義の人が契約してあげると、その後の手続きが便利になります。
そしてこうした契約方法を行う他にもドコモショップではなくドコモオンラインショップを使うというのも契約が便利でお得になります。
オンラインショップであれば以下のようなお得なメリットが用意されています。
①頭金と事務手数料が0円:本来端末代とは異なる形で支払いが必要になってくる頭金と事務手数料という要素ですが、これがオンラインショップに限って0円で契約することが出来ます。オンラインショップがお得な理由の最たる内容がこちらの特典・メリットです。
②自宅で申し込みから受け取りまで可能:オンラインショップのその特徴として大きいのは時間をかけずに契約することができる点です。自宅から申し込みをすることができるわけですが、その申し込み時間自体が数分で済んでしまう上にそこからは自宅に宅配が届くのを待つだけで良いという気軽さが用意されています。
③最近はチャットで質問にも答えてくれる:これまでオンラインショップは自分のプランが分かっている人なんかが利用できる少しハードルの高い契約場所でしたが、最近はチャットでリアルタイムに質問を行うことができるようになったことで、プランなどの理解が足らなくても質問をしながら契約を行うことができるようになっています。このため初心者の人でもこれまで以上の不安なところを解消しながら契約することができます。
こうした理由からオンラインショップの利用をオススメしています。
docomoの契約をする上でお得さでは飛びぬけたショップとなっています。
この頭金がかかるとらくらくスマートフォン meの支払い総額では4万円を超えてしまう可能性があるため、頭金のないショップで契約するというのは大事なポイントです。
そしてそれを満たせるのはドコモオンラインショップというわけです。
らくらくスマートフォン meを家族に使わせてあげる場合にはドコモオンラインショップで手続きし、多少の初期設定・セットアップをしてあげてからプレゼントするのが良いでしょう。
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