iPhone 7の話題が盛り上がっていますが、その一方でiPhone 6sのいわゆる前型番のiPhoneが今かなり契約しやすい価格に値下げ、むしろ投げ売りに近い価格で販売されています。
iPhone 6sの価格は特に機種変更とMNPで3キャリア全てが安くなっており、どのような契約方法においてもiPhone 7はおろかAndroidのスマートフォンなんかよりも安く購入できるチャンスが生まれています。
iPhone 7では高いと感じていた人でもiPhone 6sならばこの値下げで購入しやすくなっているので、安いスマホの契約を目指しているようならばぜひこちらも候補に入れてみるといいでしょう。
今回は各キャリアの値下げ情報をまとめてみようと思います。なお機種変更とMNPという契約種別で分けています。
機種変更の値下げ情報
docomo
まずはdocomoのiPhone 6s値下げ情報についてです。
docomoのiPhone 6sは今回の値下げによって機種変更での契約が非常にしやすくなっています。今機種変更で安いスマホが欲しいならばこのiPhone 6sが一番良い契約になっています。
価格・値段
実際にそのiPhone 6sの値段と実質価格について確認してみましょう。
実質価格ではiPhone 6s 16GBが10368円というdocomoのスマホの中では「格安」な値段で販売され始めています。
docomo機種変更 | 実質価格 |
---|---|
iPhone 6s 16GB | 10368円 |
iPhone 6s 64GB | 15552円 |
iPhone 6s 128GB | 27864円 |
特に安いのがiPhone 6s 64GBの実質価格です。こちら15552円で契約できるようになっていますが、これまでこの安さで機種変更出来たdocomoスマホというのは非常に少なく、しかも性能が安定しているスマホとなると更に少ないぐらいの希少な「安くて高性能」な契約内容です。
この価格帯で機種変更できるスマホとしては破格の性能ですし、将来的なリセールバリューの高さも含めて考えるとあまりにもお買い得すぎてズバリ「買い」な契約であることは間違いありません。iPhoneにそこまで興味やこだわりが無かった人でも、この安さならば価格重視に機種変更して後悔しないスマホですので、購入を強くお勧めします。
こちらの価格は期間限定かつドコモオンラインショップ限定の値段と今のところなっています。「家族まとめて割」がiPhone 6s/6s Plus限定で無条件適用されるのが期間限定、このサービス自体が今のところオンラインショップ限定となっているからです。
投げ売り価格となったことで既に一度在庫が掃けてしまった経緯があるので、なるべく手に入りやすい内に契約するようにしましょう。
このdocomoのiPhone 6sの値下げは多くの人にオススメな価格・性能です。
au
auでもiPhone 6s機種変更の値下げを行っています。
ただお得さを感じる先ほどのdocomo、そしてこれから紹介するSoftBankと比べると、auの値下げはインパクトが薄すぎるのが正直な感想です。
値下げされたからと言ってあえてiPhone 6sを購入する必要性はあまり感じません。
というのも元々auのiPhone 6sの設定価格が高かったことと、今回値下げと同時に発売されたiPhone 7の価格が安いこともあって、auではあえてiPhone 6sを契約する意味がありません。
価格・値段
その実質価格をiPhone 7と比較してみましょう。
実質価格 | iPhone 6s | iPhone 7 |
16/32GB | ||
64/128GB | ||
128GB/256GB |
特に16GBと32GBという最安モデルでの比較では、むしろiPhone 7のほうが安いということになっています。流石にそれ以降はiPhone 6sのほうが安くはありますがそれでも大きすぎる差もなく、auに限ってはiPhone 6sよりも新しいiPhone 7へと機種変更したほうが確実にお得で満足感も高いでしょう。
機種変更では1万円台ではないものの2万円台から契約できるiPhone 7のほうがauでは無難かつオススメです。
SoftBank
続いてSoftBankのiPhone 6s値下げ情報を。
SoftBankのiPhone 6sはdocomoに近い値下げ幅となっており、いずれのモデルも非常に安くて契約しやすい価格になっています。
特に16GBモデルはSoftBankのスマホ販売価格の中でも最安値となっており、機種変更をしようとしていた人に本当にお得な内容となっています。
価格・値段
SoftBankのiPhone 6sの価格は次の通り。
SoftBank 機種変更 | 実質価格 |
---|---|
iPhone 6s 16GB | 10800円 |
iPhone 6s 64GB | 21600円 |
iPhone 6s 128GB | 27000円 |
16GBが10800円と安く、128GBでも27000円というのはかなり良心的な価格設定です。16GBならばSoftBankのスマホ実質価格では最安値ですから、安いスマホへ機種変更したいと考えていた人に価格・性能共にピッタリの機種になるでしょう。
こちらもdocomoと同じように「安くて高性能」な機種変更案件となるため、是非ともSoftBankユーザーの機種変更検討組は契約してほしいお得な案件です。
性能比でコストパフォーマンスがここまで良い契約というのも中々ありませんから、在庫がある内に狙いましょう。
なおSoftBankユーザーの場合であれば、MNP引きとめポイントやDMで届いたハガキのQRコード読み取りで15000~30000ポイントをゲットできる可能性があるため、こちらを利用すれば更に安く契約することが可能になってきます。ポイント次第では恐ろしい安さで機種変更することが可能ですので、引きとめポイントのチャレンジや届いたハガキやチラシの再確認をしておきましょう。
機種変更なら各キャリア公式のオンラインショップで
なお機種変更をより安くしたいのならばオンラインショップで行うことが必須です。
詳しい内容は次のドコモオンラインショップについての記事で確認してほしいですが、要は機種変更はケータイショップに利益がないために頭金などで契約料金が高くなってしまいます。せっかくiPhone6sがここまで安くなっているのに、頭金などのショップの利益のためだけに用意された支払いをしてしまうのは勿体無さすぎます。
ドコモオンラインショップは機種変更をするユーザーなら使わないと損する隠れ優良店 | キャリスマ
オンラインショップではキャリア公式だけあって頭金やオプションは無く、docomoに至っては事務手数料も特別措置で無料となっています。
安いiPhone6sを安いままに契約することの出来る方法がオンラインショップでの機種変更なので、こちらは絶対に使っておくべきです。
なおこの後のMNPになるとオンラインショップよりも代理店運営するケータイショップのほうがお得になりがちです。
ドコモオンラインショップ
au onlineshop
ソフトバンクオンラインショップ
MNPの値下げ情報
docomo
続いてはMNPでのiPhone6s値下げについてその詳細をお届けしたいと思います。
まずはdocomoからです。
docomoではiPhone6s/iPhone6s PlusをMNP一括価格を値下げする端末購入サポートの対象に加え入れました。それによってこの価格が大幅に値下げされているので、契約のしやすさが上がっています。
しかし端末購入サポート契約、というよりも今回全てのキャリアのMNP値下げに同じことがいえるのですが、普通のMNPとは違う注意点がいくつかあります。そちらをしっかりと確認した上で契約をしないと、今回のMNP値下げの契約で思わぬ損をしてしまうかもしれません。
端末購入サポートは月々サポートが0円になり、14ヶ月の端末購入サポート解約金の縛りが付けられてしまいます。
一括では安いのですが、月々サポートが0円のために維持費はちょっと高めです。そしてMNP契約をしてから14ヶ月は解約金とは違う「端末購入サポート解除料」という縛りが2重に発生して、この縛りがある期間の内に「解約」や「機種変更」をしてしまうと高額な解除料が発生してしまいます。
そのためdocomoへMNPしたら14ヶ月は継続して使わないと10260円の解約金の他に高額な解約金が取られてしまうということになります。
以上のことを踏まえて価格とその解除料金をまとめてみました。
docomo MNP | 一括価格 | 購入サポート解除料 |
iPhone 6s 16GB | 10368円 | 38880円 |
iPhone 6s 64GB | 10368円 | 42120円 |
iPhone 6s 128GB | 22680円 | 35964円 |
一括では10368円と割安な価格で購入できますが、その一方で継続して使わないと高額な解約金を支払う羽目になってしまいます。
安いことは安いですが、注意点が必要な契約です。
なおdocomoの場合はオンラインショップとケータイショップの価格差があまりありません。auやSoftBankは一括0円にしてキャッシュバックで契約できるようになっているため、オンラインショップよりもケータイショップでMNPしたほうがお得なのですが、docomoはMNPの割引を極限までしない方針にして機種変更などに満遍なく安い機種を売っているので、あっても一括0円ぐらいです。
しかもその一括0円がオプション込みでの契約が条件になるため、場合によってはオンラインショップで何も条件なしに契約したほうが安くつく可能性もあります。ケータイショップの条件や価格と比較した上でMNP契約を実施するようにしたほうがいいでしょう。
au
続いてはauの値下げです。
auはMNPau購入サポートというサービスの対象になったことで、iPhone6sの16GBのみがMNP一括契約で安くなっています。そのほかの64GBや128GBはサービスの対象外で、実質では安いものの一括では高いままです。
MNPau購入サポートも端末購入サポートと同じように条件として毎月割と13ヶ月間の購入サポート解約金の縛りが発生してしまいます。
そちらを踏まえたiPhone6s 16GへのMNP価格と解除料金はこちらです。
au MNP | 一括価格 | 購入サポート解除料 |
iPhone 6s 16GB | 10800円 | 20000円~ |
解除料金は20000円ではあるものの、毎月解除料が減額されていって12ヶ月目には13000円ほど、13ヶ月目に0円になるという仕組みになっています。
端末価格は一括10800円ですが、併売店や家電量販店を中心にしたケータイショップでは一括0円が基本形になることは間違いなく、キャッシュバックも2万円ぐらい付いてくるのも珍しくない状況になっています。
機種変更ならauオンラインショップが無難ですが、MNPならこうしたケータイショップを利用すると非常に安く契約することが可能です。
キャッシュバック込みだと毎月割がなくても結果として安く運用できるので問題はないはずです。16GBのみという点が残念ですが、13ヶ月縛りの契約解除料も少なくて良いので、割と気軽に契約しても良い内容かと思います。
SoftBank
SoftBankのMNP値下げは3つのキャリアの中でも最も値下げ幅の強い割引になっています。
128GBでも一括2万円を超えない価格になっているので、その価格自体は非常に契約しやすいです。
しかしこちらも月月割は0円になって通信料割引は皆無、そして一括購入を可能にしている一括購入割引という縛りがSoftBankのみ24ヶ月と非常に長い期間に設定されているので注意が必要です。
他のキャリアが約1年間の追加縛りだったのに対して、SoftBankは2年と非常に長いですから、より契約には慎重にならないといけません。
特にケータイショップでは2万円、3万円を超えるキャッシュバックが付いてくるので、お得な契約に思えてしまいますが、2年間解約やMNPが出来なくなってしまうことを考えると、新しいスマホがすぐに欲しくなってしまう性格の人なんかにはオススメ出来ない契約になります。
そして一括購入割引は縛りが長いだけでなく、解約金も高額に設定されているので本当に先を見据えた上で契約の予定を立てないと失敗してしまう可能性もあります。
SoftBank MNP | 一括価格 | 一括購入割引解除料 |
iPhone 6s 16GB | 10800円 | 46575円~ |
iPhone 6s 64GB | 10800円 | 56925円~ |
iPhone 6s 128GB | 16200円 | 67275円~ |
ご覧のようにiPhone6sの16GBでも4万円台の解約金、128GBだと6万円台の解約金です。幸いなのは毎月使っていれば強めの減額が解約金にかかってくることですが、それでも18ヶ月目ぐらいまでは負担の非常に大きい契約解除料になります。
SoftBankのMNP契約は、ケータイショップなんかでは一括0円とキャッシュバックが当たり前の組み合わせなので、そちらをうまく活用することでこの契約解除料高さや機関の長さのデメリットを克服してください。
なお個人的にオススメなのはおとくケータイ.netです。
こちらだと本格的な契約を前にメールで条件の確認が出来るため、不要なオプション契約などを付けられる心配がありません。メールで内容を確認してから契約をじっくりと確認することが出来るので、納得いく契約をすることが出来ます。
キャッシュバックも3万円前後貰える可能性もあるので、メールフォームから欲しい機種とキャッシュバックがいくら貰えるかを問い合わせてみると良いでしょう。下手なケータイショップよりも好条件で契約することも可能です。
iPhone 6sの値下げはdocomoとSoftBankが特に激しい
以上iPhone 6sの値下げ情報を機種変更とMNPでそれぞれまとめてみました。
こちらを見る限り機種変更もMNPもどちらもdocomoとSoftBankがかなりお得な内容での契約をさせてくれるので狙い目です。
特に機種変更ではどちらのキャリアもほぼ最安レベルの機種変更価格で販売をしているので、コスパの良い契約を目指していた人に非常にオススメ出来る機種となっています。
機種変更とMNPで安売りが開始されたので、在庫が今後少なくなっていくことが予想されますので、なるべく早めに契約するようにしましょう。
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