今docomoユーザーのみならず他社の利用者からも注目を浴びているスマホがあります。
それがdocomo withに対応したGalaxy Feel SC-04Jです。
このスマホは割引の金額が高額かつ長期にわたって受けられるという特徴を持ちながら、スマホ自体の購入価格も安く済み、なおかつスペックが中々に良いものを持っているということもあり、スマホ契約に精通しているユーザーや格安スマホのコスパを比較しながら良いものを選ぼうとしているユーザーなんかからの注目度が非常に高いスマホです。
私もこのGalaxy Feelの契約内容、そしてスマホ自体のスペックを見た時に、その見かけ上のコストパフォーマンスの高さに強く惹かれた一人です。
今回、実際にGalaxy Feelを購入してみて2週間ほど使い続けてみました。その中で実際にGalaxy Feelがコストパフォーマンスの「パフォーマンス」の部分で期待できる動作をしているかなどを検証しましたので、レビューとして気づいた点をまとめあげてみたいと思います。
docomoユーザーはもちろんですが、キャリア品質の格安スマホを検討している人に参考にしていただけたら嬉しいです。
Galaxy Feelの概要
まずは何故Galaxy Feelが注目を浴びているのか、その辺りの契約内容の凄さやスペックの確認から始めていきましょう。わかっている人が大半かと思いますが、改めてGalaxy Feelの特殊性をまとめておきます。そこからレビューに繋げていければ。
Galaxy Feelへの評価が高いのは、次の2つのポイントが主だっています。
- 毎月1620円の割引、しかも2年間限定ではなく利用方法によっては永続する割引が適用され、端末の一括価格も4万円以下というコストがとても低いスマホ
- 高額割引+低価格なスマホ本体代にも関わらず、スペックがミドルレンジ以上のものを有しており格安なのに使いやすいというパフォーマンスも高いスマホ
こうした通常のキャリアスマホが満たせないような2つのポイントを持っているために、Galaxy Feelは通信料をうまく節約したいdocomoや他社のユーザー、それに格安スマホユーザーから注目を浴びているのです。
価格は4万円以下、なのにdocomo withで1620円の割引がずっと続いて最安302円維持の安さ
Galaxy Feelの契約が具体的にどのようなものなのかを確認しましょう。詳しくはちゃんとしたdocomo withの特集記事にありますのでここでは要所のみをまとめます。
シンプルプランとdocomo withを解説!2つの組み合わせで月額280円とdocomoの料金が安くなる | キャリスマ
まずGalaxy Feelの価格は36288円という、これまでdocomoから販売されたスマホに比べると明らかに安い金額になっています。
そして割引としてdocomo withという月々サポートとは異なるタイプの月額割引が適用されています。
docomo withは月々サポートに比べると割引金額は若干低めなものの、割引期間が月々サポートに比べて長期に適用されるという特徴があります。月々サポートは2年間ですが、docomo withは次に機種変更するまで3年でも5年でもこの割引が続いていくことになります。
そのため1度契約すれば割引された安い料金がずっと長く継続することになるので、機種変更の頻度が少ない人やSIMフリースマホでdocomoの回線を使いたい人なんかには大変お得に使える割引内容となっています。
Galaxy Feel SC-04J | |
一括価格 | 36288円 |
docomo with割引 | ▲1620円 |
価格が安いこともあってGalaxy Feelは一括で端末代を支払うことも十分可能です。そうなると維持費は1620円の割引を最大限に活かして契約することができるので、最安では302円という格安SIM以下の維持費での運用をすることが出来てしまいます。
シェア5 | シェア10 | シェア30 | シェアOP | |
シンプルプラン | 1058 | |||
spモード | 324 | |||
パケットパック | 7020 | 10260 | 14580 | 540 |
docomo with | ▲1620 | |||
一括合計 | 6782円 | 10,800円 | 14342円 | 302円 |
SC-04J分割代金 | 一括36288円 |
こうした契約にかかるスマホ代・維持費といったコストの安さが、まずGalaxy Feelの魅力の一つになっています。
4万円以下なのに日本向け機能が揃い、スペックもゲームをやらなければ十分なレベル
Galaxy Feelのもう一つの魅力はこれだけの安さにもかかわらず、スマホとしてのスペックや機能が充実しているという点です。
早速ですがスペック表を確認してみましょう。
Galaxy Feel SC-04J | |
OS | Android 7.0 |
CPU | Exynos 7870 |
RAM | 3GB |
ディスプレイ | 4.7インチ HD(1280×720) |
ROM | 32GB/外部メモリ256GB |
サイズ | 68×137×8.3mm |
重量 | 149g |
カメラ | リアカメラ:1600万画素 フロントカメラ:500万画素 |
機能 | おサイフケータイ ワンセグ IPX5/IPX8キャップレス防水 指紋認証 |
CPUが他のスマホが採用しているクアルコムのSnapdragonではなく、サムスンの自社開発のExynosのためわかりにくいかもしれませんが、Exynos 7870は大体Snapdragon 430よりも少し上の性能、いわゆるミドルレンジ帯のスマホに載せられるCPUを使っていると考えていいでしょう。
RAMは3GBとミドルレンジ帯にしては大きな数字です。こちらは動作の軽さや安定といってものに直接かかわってくるポイントであるため、2GBが主流の格安系のミドルレンジスマホと比べても優れている点です。
画質はHDと一般的。ディスプレイは4.7インチとiPhone 7と同じサイズです。本体サイズもiPhone 7とほぼ同じで、画面外にナビゲーションキーが配置されているので、画面全体を有効活用することが出来ます。
防水や防塵にも対応し、キャップレス防水という便利さです。またワンセグやおサイフケータイも機能として利用できるので、下手なSIMフリースマホよりもしっかりと日本向けにオーガナイズされています。
スペック全体を見れば、これで一括4万円以下しかも通信料からは毎月割引が効いてしまう契約が付いてくるというのはパフォーマンスの面でも期待でき、「コスパの良いスマホ」というのが出来るように思えます。
ただ実際にこのスペック通りにGalaxy Feelが使いやすくて不満も少ないスマホかどうかというのは実際に使ってみないとわからないかと思うので、次からは実際にGalaxy Feelを使ってみてのレビューを行いたいと思います。
Galaxy Feelレビュー
動作はSnapdragon 400番台の機種よりも引っかからずスムーズ
まずGalaxy Feelのレビューにおいて、基本的な動作のところから見ていきましょう。
ホーム画面のスクロールからアプリの動作・スクロールまで、Galaxy Feelはスムーズに動作を行えています。Snapdragon 400番台のスマホだと、普段もそこまでストレスは感じないものの、多少引っかかりを感じてしまう動作をしているのが常ですが、こちらのGalaxy Feelならばそうした変なところでの引っかかりもなく、安価なスマホにしては動作はかなり良いです。RAM3GBがあることも関連してか、重めのアプリでも動作に不自由を感じることが今のところなく、ミドルレンジ帯のスマホの中でも上位の快適さな使い心地を体感することが出来ました。
ただ決してキビキビ動くものではありません。Xperia XZ Premiumのような最新機種と比べてしまうと、操作の出だしが若干ゆっくりとしたものになっています。Xperia XZ Premiumのようなハイエンドスマホは、タッチの瞬間から即時アプリ展開や動作の開始が行われますが、それに比べるとGalaxy Feelはゆったりとした動き出しになっているので、この辺りはやはり安いスマホとして仕方ない部分であるのを感じます。
ただ動作全般で気になるというのはこの動き出しのところだけで、それ以外はガクガクするようなこともなく全体がスムーズに動いています。
スマホとしてストレスなく使うことのできる機種でしょう。
色合いはキツく見える時もあるので要調整 スリープ時でも時間や通知がわかる
Galaxy Feelは有機EL、ペンタイル配置ということで特にペンタイル配置には不安を感じていたのですが、こちらは大昔のペンタイル配置スマホと違って文字がにじんだり違和感を覚えるような品質にはなっておらず、普通の液晶と同じような文字・画像の見やすさなので、ここは一切気にしなくていいでしょう。
気になるのは発色が特にビビッドになりがちな場面で、色合いがどぎつく感じることがあるかもしれません。個人差ではあるものの、こちらは設定画面から色合いをきめられるので、落ち着いた発色設定に変えて運用しています。
スリープ時にはAlways On Displayを利用出来、こちらを稼働させると電源が入っていない状態でも時計が画面上に表示され、メールやLINEなどの通知も小さく表示されるので、わざわざスリープ解除をしなくても各種情報を確認できるので非常に便利になっています。
主に上位スマホに用意されている機能ではありますが、こうした廉価モデルでも利用できるのはうれしいポイントの一つです。
背面はつるつるなのでケースがあった方が良い 安さを感じないデザインと作り方は好印象
Galaxy FeelはほぼiPhone 7と同じような大きさです。角ばってはいますがその分ホールドのしやすさはあります。
アルミ加工された側面フレームなので、適度な重厚感があって安っぽい感じは一切しません。前後のパネルがガラスなのでむしろ高級感は高めです。
下部右下にはイヤホンジャック、左側面にはストラップホール、カメラはフラットでiPhoneのようなでっぱりはしておらず、物理ホームボタンは指紋認証兼用ということで、全体のデザインが見た目だけでなく便利さも考えられたものになっています。
背面のガラスパネルはツルツルしてしまいますし、指紋も残りやすいため、ケースやカバーをつけてグリップ感を高めにしておいたほうが良いでしょう。落下の不安はかなり解消されます。
ガラスフィルムとの相性はあまり良くないかも
初期のころはガラスフィルムを貼っていましたが、それだと若干タッチパネルの精度が悪くなるのを感じたので、今ではフィルム無しで運用しています。
高額で滑りやすさを重視し、しっかりとしたコーティングがされた商品ならもしかしたら支障はないのかもしれませんが、元々タッチした後の動き出しが遅いというのはこのレビューの最初に伝えた通りで、それにタッチ精度が悪い要素が加わってしまうと、操作がしにくくなってストレスが溜まってしまうので、ガラスフィルムは使わないほうが快適だという結論になりました。
バッテリー消費は異様に少ない Xperia XZ Premium級の持ち易さ
Galaxy Feelの良いところを挙げようとした場合は、電池持ちの良さはきっと誰しもが挙げるでしょう。
同じ夏モデルだとXperia XZ Premiumと同じぐらい電池持ちが優秀で、使っていてもなかなか電池が減らない安心感があるスマホです。
音楽プレイヤーとして端末内に入れた音源再生で4時間使っても100%⇒約80%と驚異的な電池持ちを維持しています。
普通にネットとかをして割と長時間日中も弄っていても、夜の遅い時間でようやく残り20%前後になるなど、ライトユーザーはもちろんヘビーユーザーでも安心できる電池持ちの良さが伺えました。
使い方によっては1日2日充電するのを忘れても問題ないぐらいなので、電池持ちの良さを求める人は絶対にお勧めです。
GPSでカーナビ利用も発熱・電池持ち優秀
その他の例だとYahoo!カーナビで3時間ほど利用。電池持ちは3時間で約20%減ったものの発熱もなく超優秀。画面サイズが小さくあまりカーナビ利用には適さないものの、GPSを使ってもこの程度ということで電池持ちの指標として参考になると思います。
特に発熱のしにくさは電池持ちの良さと一緒に伝えておきたいGalaxy Feelの良さでもあります。レビューをしている2017年7月の気温は結構高く、屋外での利用も多かったのですが、そんな中でも発熱は大したものにならないという落ち着きを見せていたので、この電池持ち・発熱というスマホを使っていく上で心配なところも安心できる機種となっています。
格安SIMも速度が伸びてCA(キャリアアグリゲーション)の効果を実感 テザリングも可能
通信面でもGalaxy Feelの良い部分を触れていきましょう。
docomoの純正回線で使っている場面では、docomoの回線が元々速いこともあってストレスは皆無です。電波を掴めず詰まるという場面もほとんど感じなかったので、通信周りの不具合もないでしょう。
Galaxy Feelは複数のLTE網の周波数を束ねて通信できるCA(キャリアアグリゲーション)にも対応しているのですが、これが格安SIMを利用した時にも機能しており、普通のスマホではちょっと遅いかなというところでも、体感できる速度が向上しているという効果があります。
docomoの純正回線でももちろん機能していますが、元々速いのが更に速くなるだけで体感としてはあまり感じないのですが、mineoで0.8Mbpsぐらいしか他のスマホでは記録しなかったところで、Galaxy Feelなら1.7Mbpsほどを記録して体感速度もはっきりと向上しているのを感じました。
docomoの回線で利用する上でも便利ですが、いつか格安SIMなんかで使う時がきても便利に使える通信周りの機能をGalaxy Feelは持っていてそれがしっかりと機能しています。
またテザリングも従来のdocomoスマホのようにMVNOの格安SIMでは出来なくなっている、というようなことがないので、こちらも将来的に格安SIMでも使おうと思ったときに便利です。
ゲームには向いてないが割とできることは多い
スペック的にSnapdragon 430のちょっと上程度のCPUパワーということもあり、特に3Dモデルが動くようなゲームには向いていないのですが、そこまで重くなく幅広い性能の機種でも遊べるゲームならば問題なく動作するので、ゲームには向いていないといっても遊べることは遊べます。
それに一部の3Dゲームもすべての場面でサクサク動く、というわけではないものの遊べることは遊べるので、割と出来ることは多いです。シビアなタッチパネル操作、タイミングが重要なゲームだと不満を感じてしまうレスポンスの遅さではありますが、そういったものさえ避ければ遊ぶことは遊べます。
気になるのは動き出しの時ぐらいでこれだけの使いやすさで維持費最安302円は大満足できるはず
レビューとしては以上のようになります。
不満のある点は非常に少ないのがGalaxy Feelを使っていて驚かされた部分です。この4万円以下という価格では、そこまでの品質というものを求められないと思っていたのですが、電池持ち・発熱の低さ・基本的な処理能力の高さ・プチフリなどを起こさずサクサク動作が進む様は、とても4万円以下かつ高額割引がついた格安スマホ対抗機種とは思えないレベルのものでした。
不満があるとしたら動き出しの瞬間が他のスマホに比べてちょっと遅いぐらいで、これすら長くこの機種を使っていれば全く気にならない問題です。
あとは大体ストレスも感じず便利で使いやすいというのが総じてのレビューの結論になります。
こんなGalaxy Feelが今だと一括価格が36288円、しかも毎月1620円の割引が適用されて最安の運用では302円から持ててしまう、しかもそれが2年以上継続するというのは本当にどうかしているほどにお得な契約だと思われます。
この契約が出来てスマホも満足度が高いと来たら、もう文句はありません。
docomoの維持費を安くしたい人、スマホを買い替えたいがそこまでの性能は求めてなく価格を重視したい人、高齢もしくは若い家族にスマホを持たせたい人、格安スマホが気になっているがdocomoの契約をそのまま続けたいと思っている人、そんな人はこのGalaxy Feelの契約をしてみるのが一番満足する形になるのではないでしょうか。
維持費もスマホの出来も高く評価できるものになっているので、実際に使ってみた上で強くオススメしたい契約の一つです。
もしも機種変更をしようとこちらの機種や契約内容に興味を持っていた人は、正しい判断だと思いますので契約をしてみると良いでしょう。
ドコモオンラインショップで頭金を節約
オンラインショップであれば以下のようなお得なメリットが用意されています。
①頭金と事務手数料が0円:本来端末代とは異なる形で支払いが必要になってくる頭金と事務手数料という要素ですが、これがオンラインショップに限って0円で契約することが出来ます。オンラインショップがお得な理由の最たる内容がこちらの特典・メリットです。
②自宅で申し込みから受け取りまで可能:オンラインショップのその特徴として大きいのは時間をかけずに契約することができる点です。自宅から申し込みをすることができるわけですが、その申し込み時間自体が数分で済んでしまう上にそこからは自宅に宅配が届くのを待つだけで良いという気軽さが用意されています。
③最近はチャットで質問にも答えてくれる:これまでオンラインショップは自分のプランが分かっている人なんかが利用できる少しハードルの高い契約場所でしたが、最近はチャットでリアルタイムに質問を行うことができるようになったことで、プランなどの理解が足らなくても質問をしながら契約を行うことができるようになっています。このため初心者の人でもこれまで以上の不安なところを解消しながら契約することができます。
こうした理由からオンラインショップの利用をオススメしています。
docomoの契約をする上でお得さでは飛びぬけたショップとなっています。
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