docomoでは2018年度の学割を2017年12月27日から受付を開始しました。
今回の学割では学割対象のユーザーは1,500円引き、学割適用者の家族グループに所属するユーザーには1人あたり3,000dポイントがもらえる、という形で特典が付与されます。
割引は本人のみですが、ポイントは最大で60,000ポイントがもらえる可能性もあり、2018年のdocomoの学割は結構オトクな内容となっています。
2018年の学割対象になるのはMNP/新規/FOMAからの機種変更で、通常の機種変更は対象外という残念な内容になっていますが、それでもこれからdocomoを契約しようという人や子供の回線をキッズケータイからスマホに変えようと考えている場合には有効な割引であることに間違いありません。
今回はこのdocomoの学割を利用し、iPhone 8を契約した場合に実際にかかってくる料金・維持費といったものがいくらになるのか、ということを計算してみようと思います。これから学割を利用してdocomoの契約をしようという人はぜひ参考にしてみてください。
2018年docomo学割は25才以下に1,500円引き
まずdocomoの学割についてですが、こちらの適用条件は25歳以下というのが条件にされています。別に学生である必要はなく、学生相当の年齢な否かが判定の基準になります。
25歳以下という条件を満たした上で、新規かMNP契約をした場合に学割が適用されます。唯一既存ユーザーではFOMAからの契約変更であれば学割を適用できます。この場合25歳以下のFOMA契約といったものは古いガラケーかキッズケータイあたりになるので、該当する人はそこまで多くないでしょう。
また基本的に対象となるのはスマホ契約のみとなっていて、ガラケー・ガラホ向けのプランは学割の適用対象には含まれていません。
25歳以下で新規を中心とした形でスマホを契約することで1年間の1,500円引きが適用されるというのが、2018年に行われる学割の内容になります。
この学割と合わせてiPhone 8を購入した場合、どういった形の料金になるのかを計算します。
iPhone 8 64GB+学割の維持費
発売当初はiPhone Xの人気の高さが目立ちましたが、様々な検証の中でiPhone XのほうがiPhone 8よりも発熱がしやすく、またUIが変更になることで思った以上に画面の大きさを活かせていないということや、顔認証よりも指紋認証の方がスムーズだという認識が広まってきたことで、iPhone 8への再評価といったものが目立つようになりました。
特にゲームをスマホ上で良くやる人にとっては、タッチの仕方によってはホーム画面や別のアプリに移ってしまうiPhone Xではやりづらいという声もあり、また古めのアプリではそもそもiPhone X用の画面サイズに合わないまま修正がされずに画面がiPhone 8以下の小ささになってしまうなんていう問題もあり、初動に比べるとiPhone Xの勢いは落ちておりiPhone 8の人気が高くなっています。
価格の安さもあるため、学割と組み合わせることでiPhone 8は非常にコストパフォーマンスの良い契約になる可能性があります。
複数の維持費を見ていきましょう。
家族の子回線として契約する場合
シンプルプラン | カケホライト | |
基本料金 | 1058円 | 1836円 |
spモード | 324円 | |
シェアオプション | 540円 | |
iPhone8月々サポート | ▲2403円 | |
学割 | ▲1620円 | |
合計 | 0円(▲2101円) | 0円(▲1323円) |
iPhone 8 64GB 端末代(分割) |
88,776円 (3,699円×24回) |
この形は家族でdocomoの回線を使う場合に選べる料金プランです。
家族がdocomoの代表回線となるシェア元となるデータプランを契約していれば、それに紐づく子回線はシェアオプションという540円の料金がパケット代になるので、学割+シェアオプションという形になると維持費自体は0円にすることが出来ます。
分割支払いの場合には端末代がかかってしまうので、全体の支払いはそこそこの料金になってしまいますが、維持費だけをみればかなりの激安内容です。
ちなみに維持費のマイナス分は代表回線の割引として無駄なく使われるので、維持費0円以下のマイナス状態でも無駄なく割引を使うことが出来ます。
またこの形だと、学割を適用することで他の家族に3,000ポイントが配布されるので、家族が多ければ多いほどお得な特典をゲットできることになります。
個人で1回線だけ契約する場合(カケホが必要な場合)
カケホーダイ | カケホライト | |
基本料金 | 2916円 | 1836円 |
spモード | 324円 | |
データMパック(5GB) | 5400円 | |
iPhone8月々サポート | ▲2403円 | |
学割 | ▲1620円 | |
合計 | 4617円 | 3537円 |
iPhone 8 64GB 端末代(分割) |
88,776円 (3,699円×24回) |
こちらの形は通話定額が必要な場合の料金プランです。
通話定額を契約すると基本料が高くなるため、ネットの高速通信量を5GBに抑えています。個人で通話定額プランを契約する場合は、この形がギリギリ高くならない程度の料金になるでしょうか。
個人で1回線だけ契約する場合(通話定額不要、ネット重視で契約したい場合)
シンプルプラン | |
基本料金 | 1058円 |
spモード | 324円 |
ウルトラLパック(20GB) | 6480円 |
iPhone8月々サポート | ▲2403円 |
学割 | ▲1620円 |
合計 | 3839円 |
iPhone 8 64GB 端末代(分割) |
88,776円 (3,699円×24回) |
この形は個人で学割を使ってdocomoと契約する場合で、特にネットを重視して使いたい場合に有効なプランの形です。
2018年の学割受付と同時に、docomoではシンプルプランの契約できるデータパックに個人向けのウルトラLパックを対象に加え入れるという改善を行いました。
これによって家族でdocomoを契約していなくてもシンプルプランを一部個人向けプランで契約できるようになりました。
そのためここにある表のように、20GBものデータ量を使いながら比較的料金の安いプランというものを学割でも実現することが可能になっています。
通話定額は使えないものの、データ通信を使ったアプリ通話なんかを使えば問題ないでしょう。20GBもあれば動画やWebサイトを長く見てもアプリ通話するぐらいの余裕は充分にあります。
家族がauやSoftBankをどうしてもやめられないという場合には、学割の適用できる人だけがこちらのプランに乗り換えるというやり方もあります。
学割を使うなら家族回線のシェア子回線かシンプル+20GBがiPhone 8の運用でお得さを感じるプラン
以上のようにiPhone 8契約時に学割を使った場合の維持費というのを数パターン想定して計算してみました。
この中ではやはり家族でdocomoを持った時に契約できるシェアオプションを使った運用と、個人でのシンプルプラン+ウルトラ20GBパックの運用が特にオトクだと思います。
特に個人で20GBを安い料金で使えるのは25歳以下のスマホの使い方を考えれば、かなり高速データ通信量に余裕を持って利用できる契約になります。
この2つが特に学割時期はオススメです。iPhone 8もこれなら負担は大きくなくなるでしょう。
1年とは言え1500円の割引は非常に強力なので、この機会に25歳以下の人はdocomoとの契約を行ってみると良いでしょう。
ちなみにもしも家族でdocomoを使う場合は、この学割回線のような割引が豊富なプランは必ず子回線に設定しておきましょう。
代表回線に設定するのは割引の少ない回線にしましょう。
この理由としては、代表回線は割引が少なければ少ないほどdカード GOLDを組み合わせた時にdポイントの還元特典を有効に使えるという特徴があります。
こちらのdカード GOLDのメリットを考えれば代表回線には割引の少ない回線=学割以外の回線を設定しておくという方が良いでしょう。
詳しいdカードのメリットはこちらを参照してください。
dカード/dカードゴールド docomoのiPhoneやスマホを契約するなら必須のクレジットカード
コメント