docomoで格安スマホが運用できるということで人気の高い「docomo with」の対象機種に遂にiPhone 7が仲間入りしました。
このiPhone 7の登場によって、これまで価格の安さや維持費の安さで満足度が高かったもののスマホの性能がイマイチなところがあったdocomo withにおいて、価格・維持費に加えてスマホ性能といったところ全てが揃った契約機種に進化しています。
現在発売されているdocomo with機のセットの中では圧倒的に各種性能が高くてどんな人でも安心して使える機種でありながら、その安さというのが半端ないものになっています。
今回はこの間違いなくお得な契約が可能なdocomo withのiPhone 7について、その契約の特徴およびスマホとしての機能・性能の高さをまとめてみたいと思います。
※ただ人気も高く安さも実現しやすい「docomo with」が総務省の用意した新たなスマホ契約の規制法において、4月から6月にかけて「新規受付停止」にされてしまう可能性があります。そのためもしもこの契約が気になるという人は早めに契約を行うようにしておくといいでしょう。
iPhone 7 docomo with:ドコモオンラインショップ
iPhone 7の契約できるdocomo withとは
docomoではiPhone 7をdocomo withモデルとして再販をしています。
まずはこのそもそもの契約方法である「docomo with」について、どのような契約なのかを確認していきましょう。
「docomo with」はローンチからわずかな時間で500万契約まで伸ばした非常に人気の高いdocomoの契約方法の一つです。
「docomo with」は「月々サポート」による割引に近い役割を果たしており、毎月の通信料金から一定額を引いて安くしてくれるサービスです。
普通の割引と「docomo with」の違い・特徴としては以下のようなものがあります。
- 割引期間を超長期にすることが可能
- docomo with機は全て1500円(税込1620円)の割引が適用される
- 価格は税別4万円を超えないようにされている
というものです。
これらの特徴がdocomo withを形作る要素となっているため、これらのdocomo withの特徴の詳細を説明することによってdocomo withとは?という疑問を解決していきましょう。
1620円の割引が長期間適用される
docomo withが大人気になっている要因としてはまずこの特徴が大きく影響しているでしょう。
docomo withを契約すると度の対象スマホでも一律に1620円の割引が毎月適用されます。
そしてこの1620円の割引は、docomoの他の割引のように2年限定や1年限定といったような期間限定の割引ではないというのがdocomo withの凄いところです。
docomo withの1620円の割引は、「docomo with適用後に回線を解約したり機種変更をしたりしなければ、2年を超えて割引がずっと継続して3年でも5年でも1620円の割引が続く」という特徴を持っています。
機種変更などせずにずっと回線だけをそのまま維持しておけば、理論上は何十年と1620円という比較的高額な割引を適用し続けることができます。現実的なところでも4年近くはiPhone 7の性能なら対応できるため、長期間機種変更をしなくてもずっと回線の方も安いままに利用することができます。
この「長期間1620円の割引が適用できる」という特徴はdocomo withが非常に高い人気を誇る要素となっており、特にあまりスマホを買い替えないライトユーザーなんかには非常に助かるスマホ代の節約効果が高い特徴となっています。
まずこの
- 1620円の割引が適用される
- 割引は適用後、機種変更などをしなければずっと継続する
という大きな特徴がdocomo withの一つの魅力となっています。
最安維持費は302円から、家族の契約に1台でもあるととても助かるものに
では具体的にこの1620円の割引がdocomoの料金プランに適用されるとどういった維持費が実現されるのでしょうか。
docomo withではシンプルプランとシェアオプションの組み合わせによって最安302円という維持費が実現されます。
プランの組み合わせ | シンプルプラン+spモード
+パケット+docomo with割引 合計 |
---|---|
シェアオプション | 302円 |
ベーシックパック(~3GB) | 4082円 |
ベーシックパック(~5GB) | 5162円 |
ベーシックシェアパック(~10GB) | 10022円 |
ベーシックシェアパック(~15GB) | 13262円 |
ベーシックパック/ベーシックシェアパックだとそこまでインパクトのある料金にはならないですが、シェアオプションで1620円の割引を適用すると強烈な安さが実現されます。
このようにdocomo withでは最安で家族回線が302円になる上に、それを長期間継続して維持することができるという特徴を持っています。
毎月302円しかかからない回線、それもずっとその料金で使える回線というものがdocomo with契約によって実現するため、家族でdocomoを使っているのであれば1回線でもこのdocomo withを適用することができれば節約という観点において高い効果を発揮してくれるようになっています。
家族の子回線に限るものの、302円というとても安い料金で使えるのがこのdocomo withとなっています。
そんなdocomo withはiPhone 7を契約することによって適用できる
このようにdocomo withはその割引の高さと継続性によって、非常にお得な料金で使える上にそれが長期間継続されるという他のスマホの契約にはない良さを持った特徴があります。
家族でdocomoを使っているなら1回線でも組み入れることができれば全体のスマホ代を安くすることができるため、間違いなくお得な契約であるといえます。
docomo withは人気の高さから短期間で契約を増やしましたが、その理由もこのような特徴を見れば良くわかるでしょう。
こうしたdocomo withが、今はiPhone 7を契約することによって適用することができます。
docomo with対象スマホ自体はそこそこの数があるのですが、
- iPhone 7以上の性能の機種がない
- iPhone 7の機能に防水やApple Payなどが備わっておりAndroidスマホの機能に十分対抗できる
- iPhone 7は下取りや買取のリセールバリューも高い
といった他のdocomo withにはない良さといったものがあるため、docomo withを使うのであればこのiPhone 7を契約するのが一番お得に使えるのは間違いないでしょう。
iPhone 7の契約はお得なdocomo withを最大限に活かせるスマホ面の特徴を持っているのです。
iPhone 7の性能はdocomo with機で断トツ
もう少しこのiPhone 7の特徴といったところを深く掘り下げてみます。
まずiPhone 7の性能に関してです。
iPhone 7は2016年に発売されたモデルとなり、約2年以上前の機種という扱いになります。
そのため性能面で不安に感じる人もいるかもしれませんが、iPhone 7は当時のiOS端末としては最高性能の機種として登場してきているため、現在の最新スペックモデルには敵わないもののハイミドル以上のレベルの性能を今でも持っているスマホになっています。
最もわかりやすいのがAntutuのベンチマークスコアでしょう。
これをiPhone 7と他のdocomo with機、また他のハイエンドモデルと比較してみると、iPhone 7の性能が非常に良いことがわかると思います。
スマホ | Antutuスコア |
---|---|
iPhone 7 | 170841 |
Galaxy S8 | 191131 |
Xperia XZ1 | 167910 |
V30+ | 154432 |
iPhone X | 187365 |
docomo with機の中では断トツの性能です。また最近のハイエンドモデルにも十分に匹敵するだけの能力を持っていることがわかると思います。
Snapdragon 835レベルのスマホよりも高い数字をつける場合もあり、性能面での不満というのはまず出てきにくい機種がこのiPhone 7となっています。
この性能の高さというのはdocomo withの長期割引を十分に活かすことのできるものになっており、docomo withを使う上で一つ心配されているスマホの性能が数年も耐えられないという問題を解決してくれるものになっています。
防水やApple Pay搭載で6sから大きく進化、Androidスマホにも対抗できる機能を持つ
iPhone 7の特徴としてもう一つあるのが機能が高くなっているという点です。
docomo with機として先に出ていたiPhone 6sでは、機能の低さというのが一つネガティブなポイントとされていました。
ところがiPhone 7ではこの機能の少なさという弱点が大きく改善されており、防水やApple Payといった普段の生活でも特に便利な機能というのが追加されています。
防水機能があれば普段の利用において大きな安心感を得ることができますし、Apple Payは電子マネー的な利用が可能になる上にキャンペーンも多いためにこちらも普段の生活の支払いが使いやすくなります。
この2つが利用できるというのはiPhone 7の使いやすさを向上させてくれるものになっています。
Androidスマホには防水・防塵、おサイフケータイというのが載っていますが、それに匹敵する使いやすさをこのiPhone 7では実現できています。
性能が高いだけでなく、Androidスマホ同様に便利に使えるというところはiPhone 7の魅力でもあります。
またこの機能に関連して、今現在噂されている情報だとiOS13に対応するのがiPhone 7以降になるとされています。
iPhone 6s以前の機種は最新のOSであるiOS13を適用できないモデルとされてしまうため、より長く最新の機能やセキュリティの高さといったところを求めたいのであればこのiPhone 7は良い機種といえます。
iPhone 7は下取りやリセールバリューもある程度高い状態を維持
今回のiPhone 7は販売価格として4万円という金額がかかりますが、将来的にこのiPhone 7を売却したり下取りなどをしてスマホ買い替えの原資にしたいと考えている場合、iPhone 7はある程度のリセールバリューの高さを見せてくれます。
将来的にどのような金額になるかというのはわかりませんが、長く使っても1万円前後は下取りや買取価格として反映される可能性があります。
iPhone 5s辺りの性能のスマホでも状態が良ければそこそこの買取金額を見せるような状況にあるため、数年後のiPhone 7も似たような状況で買取価格はある程度キープしてくれることかと思います。
docomo withのその他のスマホは購入後数年経つと結構厳しい買取価格になってしまうことが予想される中で、iPhone 7はリセールバリューが他の機種よりも高めになるという安心感はあります。
維持費格安、高性能・高機能なiPhone 7が契約できるdocomo with 新受付終了前に契約したい
ここまでの説明のようにdocomo withのiPhone 7には「格安スマホ」的な視点からお得で魅力のある内容にあふれているのがわかります。
iPhone 7をdocomo withで契約することによって、以下のようなメリットを得ることができます。
- 低維持費も実現可能な割引を長期間維持できる
- docomo with最高性能で一括4万円ちょっとの安さ
- 防水やApple Payなど機能も充実
iPhone 7のdocomo with契約はいわゆる格安スマホ的な契約ができるdocomoのスマホです。
そこまで高くないスマホの本体代、そして家族で使えば非常に安い維持費が実現できるということで高い節約効果を持った契約となっています。それでいながら性能や機能は格安スマホ的な「安かろう悪かろう」要素のないiPhone 7を得られるということで、MVNOの格安スマホよりも安心して使うことのできる契約となっています。
スマホ代を非常に安くしながらしっかりとした性能のスマホがセットになった契約というものが実現できるので、そこまでスマホに性能を求めていない家族に契約してあげて家族全体の維持費を下げるという方法をとるのに理想的な契約といえます。
また学生なんかの初めてのスマホとして、3年間大きな割引を受けながらiPhone 7を使い続けるという使い方も賢いdocomo withの活用法になるでしょう。
なお報道では4月から5月6月辺りを境にdocomo withが総務省の実質的な値上げ指導によって新規受付停止となってしまいます。
今回のiPhone 7のdocomo withは安くて良いスマホが欲しかった人にはとても魅力のある契約にもかかわらず、完全分離プランのためにdocomo withが廃止されてしまうという状況になっています。
ただ受付期間中にdocomo withを契約すれば、その後は機種変更するまで今回のプランが継続されるため、少しでも安くiPhone 7を使いたいという人はdocomo with受け付け中に今回のお得な契約を行うようにしましょう。
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