docomo、au、SoftBankの3キャリアから発売されているXperia 1を実際に使ってみてのレビュー。そしてネット上の口コミなどや評判を中心にどのような評価がされているのかを確認していこうと思います。
結論から言えばXperia 1はかなり良い機種です。不具合や使っていての不満も少なく、むしろ利用していて気持ち良いぐらいに快適に使えます。そのためXperia 1のレビューではそうした満足度の高さというのは前提にして、あえてデメリットなどのネガティブなポイントをしっかりと確認することによって、これからXperia 1を契約していこうと考えている人に向けて安心して購入できるよう不安点や問題点の解消をしていきたいと思います。
Xperia 1は良いスマホです。それは実機を使った上でも言えますし、ネット上の評判からもわかります。だからこそあえてネガティブなポイントをここでは出すことによって、これからの購入をより安心できるものにしていきたいと思います。
今回レビューの中心となるデメリットに関しては、元々Xperia 1が良いスマホということもあり割と細かい所を中心に取り上げていますがそちらはご了承ください。
Xperia 1スペック
OS | Android 9 |
---|---|
CPU | Snapdragon 855 |
RAM | 6GB |
ROM | 64GB |
メインカメラ | 1,220万画素/1,220万画素/1,220万画素 |
フロントカメラ | 800万画素 |
重量 | 178g |
サイズ | 72×167×8.2 mm |
ディスプレイ | 6.5インチ 3,840×1,644 |
バッテリー | 3310mAh |
まずは大まかなスペックから。
Xperia 1はソニーのフラグシップモデルです。
CPUにはSnapdragon 855。RAMは6GBの大容量です。
Antutuは35万の高得点。かなり優れた数値を残しています。
ディスプレイは6.5インチ。4K解像度を誇る非常に高精細な有機ELディスプレイを持っています。
この画面の大きさに比べて、本体スマホのサイズが細くなっており持ちやすくなっているのは後述していますが一つのメリットです。
またこの大きさで178gしかないのも軽さというメリットを与えてくれます。
高性能・大画面・そして軽さや持ちやすさといったところがあるスマホになっています。
スペックを見る限りではメリットが充実したスマホになっておりそれ故に人気も高いわけですが、細かいところのデメリットがあるのでここではそれを紹介していきます。
Xperia 1のデメリット
ここからは実際に使ってみて感じたXperia 1のデメリットというのを紹介したいと思います。
普段利用する上では非常に優れた機種となるのは間違いないわけですが、実際の購入前にはどのようなデメリットがあるのかというのを確認しておいた方が安心できるかと思うので、こちらでどのような問題点があるのかというのを感じた部分およびTwitterでのユーザーの口コミも交えながら紹介していきます。
電池持ちが良くはない
Xperia1の電池持ちは良くはありません。悪いわけでもありませんが、平均よりやや下がる印象があります。
とりあえず丸一日は使うことができます。ただし寝る直前に電池残量が10%から5%ぐらいにまで減ります。全く同じ使い方をしていて1年近く使っているGalaxy Note9が同じ使い方で15%ぐらいは残るのと比べると、バッテリー容量の差はあるものの電池の消耗もしていない時点でこの電池持ちはちょっと満足度が足りません。
具体的に複数の場面で電池消費を観測してみました。
- 映画(3時間12分):バッテリー容量27%減
- 外でのカメラ利用約1時間(89枚):バッテリー容量13%減
- スリープ状態で12時間:バッテリー容量4%減
- スリープ状態で12時間(アンビエント表示ON):バッテリー容量14%減
電池持ちが良い場面というのは特にスリープ時です。何もしていないでもバッテリーが減るというのはGalaxy S10に見られてしまっていた挙動ですが、それがあまりないのはXperia 1の褒められるところです。
ですが一方で利用を続けるとバッテリー消費は若干激しめです。解像度が4K、6.5インチという大画面で消費電力が大きいということも影響しているでしょうか、画面点灯の時間が長ければ長いほどに電池消費は影響を受けてしまうのがわかります。
決してバッテリー持ちが悪いわけではありません。ただ丸一日メインスマホと利用していくと、夜間の充電前に少し不安な電池残量を示すものになってしまうため、安心できるバッテリー持ちとは言えないのは確かです。
xperia 1やっぱバッテリーのもちしょっぱいな
悪くはないが— logic(も)7/31さいたま (@loveme1loveyou) June 18, 2019
アンビエント表示でさらにバッテリーは減りやすい
さらにこの電池持ちに関してもう一つのデメリットが。
Xperia 1にはアンビエント表示という、スリープ時でも画面上に時計や通知を表示してくれるAlways On Display機能が用意されています。
こちらを使えばわざわざ画面を点灯させなくても、時刻はもちろんLINEやメールの通知といったものも確認することができるようになっています。
これをオンにすれば日々の生活もかなり便利なものになるものの、その代償として電池持ちの中でも良かったスリープ時のバッテリー持ちというものに影響を与えてしまいます。
スリープ時では先ほど4%ほどしか減らなかったバッテリーが、同じ時間放置してアンビエント表示をした場合には14%も減ってしまっています。
これはかなり影響のある内容と言えるかと思います。
深夜以外は常時ついていることを仮定すると、平常時よりも6~10%ぐらいバッテリーの減りが早くなる可能性があるため、便利機能ではあるものの利用について考える必要が出てくる機能になってしまいます。
こちらのアンビエント表示の電池消費という点はデメリットとして挙げることができる内容になるでしょう。
発熱はしやすい
発熱はSDM845を使っていたXperia XZ2ほどではないですが、このXperia 1でも感じやすいのは確かです。
Xperia 1の発熱の傾向としては、一般的なアプリの場合だとCPU性能をクロックダウンさせることによって発熱した後のさらなる発熱を抑える処理・挙動が行われています。
そのため発熱はあるもののそこまで高くならないものになっています。
とはいっても発熱は結構起きやすく、ゲームやちょっと重たいアプリを続けて起動していると温かくなってきます。
購入時期は6月14日でまだギリギリ夏ではない過ごしやすい気候の時期に買って使っています。そうした中でも発熱を感じやすいため、今後気温が暑いレベルになってきた時の発熱というのが若干注意が必要なものになっています。
特にカメラのボケを使うと負荷が一気にかかるため連続でカメラがつかいにくくなる
なおこのXperia 1の発熱ですが、クロックダウンで性能を落とせない操作の時は発熱がさらに強くなります。
わかりやすいのがCPUへの依存が少ないカメラ操作時です。通常の操作ではCPUの性能を落として熱が生じにくくなるようにしていますが、カメラ操作は熱を落とすために性能を抑えるという挙動が起きないため、長時間使うと熱を持ってしまいます。
特にカメラの中でも大きなファイルサイズを扱うことになる「ボケ」撮影、それに動画撮影といったタイミングで強い発熱を見せてしまうことがあります。
この時に起こる発熱はかなり高温になってしまうもので、カメラを使っていて「継続利用注意」の警告が出てきます。熱が強すぎるために、これ以上利用すると強制的にカメラアプリを落とす(データは保存される)という警告が出てきてしまいます。
こうしたCPU制御をしても発熱が続いてしまう高負荷な操作だと、Xperia 1の発熱具合というのはさらに感じられやすくなってしまいます。
Xperia 1で動画撮影、それにカメラのボケ機能を使う場合には発熱はしっかり注意する必要があります。
アプリの表示、動画の表示が若干特殊。特にゲームアプリは左右上下の表示に余白や切れることも
Xperia 1は21:9という特殊なアスペクト比を採用しています。
これによって縦に長く幅が狭い画面になっています。
こちらは後述するようにメリットも多いアスペクト比にはなるのですが、その一方でデメリットとして
- 動画の表示がごく一部以外上下左右で黒帯が表示される
- ゲームアプリなどで上下左右で黒帯が表示される
- フル画面で利用できるゲームアプリも実際はズームされており上下が切られて表示されているものがある
というものがあります。
21:9という特殊な比率ゆえに、既に作成時に16:9や18:9での表示で固定されてしまっているゲームや動画系のコンテンツを表示する時は、上下左右に黒い帯が出てしまって画面全体を活かせない表示のみがされてしまうことがあります。
動画に関しては許容できる範囲ですし、他のスマホでも見られる現象なのであまりデメリット感はないのですが、ゲームアプリに関して表示状態をユーザー側で決めることが出来ない為に、上下が切れてしまう表示になるとスクリーンショットの見た目などが変わってきてしまうという問題点があります。
SNSなどでゲーム画面を共有などしている人なんかは、他の18:9や16:9比率のスマホユーザーと比べて、縦に狭いスクショが撮れてしまう可能性がある点に注意しましょう。
メリットもあるサイズ感ですが、デメリットも用意されてしまっています。
カメラのピント調節は弱い
カメラ性能は単純な写真だけを見ればかなり良くなっています。
少なくとも今までのXperiaのような白飛びしやすく夜景がノイズリダクションで塗り絵になることもありません。
自然に綺麗な写真を撮ることができるようになったカメラを持っています。
こちらはメリットに入れることのできる項目になりますが、一方でカメラでのデメリットとしてピント調節機能が弱いという点があります。
レンズを被写体に向けてカメラアプリ上のシャッターボタンを押すという普通のカメラの撮り方をした場合、たまにしっかりとピントが合わずにぼやけてしまう写真が撮れます。
このため、カメラで写真を撮る場合はしっかりとピントを合わせたい場所をライブビューでタッチするか、もしくは本体に用意してあるカメラボタンを半押ししてピントを合わせる行動をしてから写真を撮るようにしましょう。
でないと結構ピントが合わずに勿体ない印象の写真というものが増えてしまいます。
これはせっかくのカメラの向上に水を差してしまうデメリットでしょう。
うーん、やっぱりXperia 1のカメラは画質低下してるように感じるな。ちょっとした低照度でもブレまくるし、遠方のピントは全然合ってないし解像度もやたら低く感じる。
— そにっく (@sonic_TypeR) June 18, 2019
動画の手ぶれ補正も強くない
動画撮影に関してもXperia 1は力を入れており、シネマプロなどの独自の機能も用意しています。
そうした中で一つの売りが動画撮影時の手ブレ補正において、光学式と電子式の2つの「ハイブリッド手ブレ補正」という機能を用意しています。
これによって動画撮影時の手ブレのしなさというものが期待されていたわけですが、これについてはある程度はしっかり効くものの、一定以上を超えた手ブレには効果が薄いのと、同じ状況で比較した時にGalaxy S10の方が圧倒的に手ブレ補正が効きます。
動画の手ブレ補正に関しては期待以上のものは用意されておらず、比較をしてしまうとGalaxy S10の方が手ブレ補正が非常に良く効いてきます。
写真の容量などが多い中で64GBのROMは少ない
国内版Xperia 1のROMは64GBしかありません。初期のシステム領域やアプリによる利用を含めると、ユーザーが使える容量は約42GBほど。
この容量では流石に2年3年と使うのに支障が出てきます。
特に今回は写真が良く撮れるようになったため、カメラで遊ぶ機会というのも増えてくると思います。そのためこれだけの容量ではとても対処しきれないものになるでしょう。
Xperia 1はmicro SDカードが必須と言えます。
SDカード自体は2000円もあれば十分な容量のものを買えると思いますが、出費がほぼ必須のものとなりアプリによっては外部メモリに保存できないものがあるために、データ容量には長く使えば使うほどに気を使う必要があるでしょう。
このROMの少なさというポイントは明らかなXperia 1のデメリットと言えます。
Xperia 1には実際に使ってきて感じるものとしてこうしたデメリットがあります。
特に利用において気になるのは
- バッテリー持ち
- 発熱
の2つでしょうか。
発熱をしたまま使うと元々決して多くないバッテリーの消費量が増えてしまうため、特に発熱には注意しながら使わなければいけません。
他にもカメラや容量の問題がありますが、動画を撮らない人にはあまり関係なく、歩くレベルの振動であれば大した影響はないためにその点は大きな心配はいりません。Galaxy S10と比べると明らかに劣りますが。
容量もSDカードで解決できるものなのである程度許容が可能です。
スマホのデメリットの中で特に発熱やバッテリー持ちというのが気になるということであると、Xperia 1を選ぶのにはちょっと気を付けなければならないデメリットが存在しています。
Xperia 1のメリット
こうしたデメリットはあるものの、Xperia 1は個人的にもオススメすることができる快適さを持ったスマホです。
上記のデメリットが許容、あるいは対応できるレベルだと感じた人ならば、このXperia 1はそれ以上に使いやすくて満足度も高いスマホになってくれるはずです。
そんなXperia 1のメリットというところもここでは紹介していきます。
軽くて持ちやすい
Xperia 1は6.5インチという大画面にもかかわらず軽くて持ちやすいです。
178gは200g超えが普通だった2018年の主要フラグシップスマホに比べても圧倒的に軽く、長時間持っていても全然苦に感じません。
さらに縦に長いデザインのために横幅は大分スリムに絞られており、こちらも大画面スマホと比べると細い72mmという形でも手に持った時に握りやすい幅をキープしています。
この軽くて握りやすい横幅というのは、長時間使っていても疲れず不安定にもならないということで、Xperia 1をメインで使うスマホにしていく上で非常に大きなメリットになっています。
軽くて持ちやすいという単純ではありますが、今後利用していく上で常に気になってくる部分が十分に快適さを持っているというのは、スマホとして非常に優れた部分であると言えます。
重さ | 横幅 | |
Xperia 1 | 178g | 6.5インチ/72mm |
iPhone XS Max | 208g | 6.5インチ/77.4mm |
Galaxy Note9 | 201g | 6.4インチ/76mm |
大画面で情報量が多い
Xperia 1のメリットについてはデメリットでも挙げてある21:9のアスペクト比が挙げられるでしょう。
こちらは動画や一部アプリにおいて表示に黒帯が出たり切れてしまうデメリットをもたらしてしまいますが、普段の利用においてはメリットの方が多いものになっています。
実際に利用するとこの21:9という縦長の画面は縦にスクロールするスマホのアプリやサイトと非常に相性がよく、1画面中に表示されることになる情報量が多くなっています。
表示される内容が多くなるので、次に何が書いてあるのかなどが視界に入ってくるために文章を読んでいてもある程度予測をしながら読めて読みやすいものになります。またニュースのトピックス一覧も1画面に多く表示されるため、何度もスクロールする必要もなくどんなニュースがあるのか一目でわかります。
この一目で大まかな情報が得られるというのはスマホのような画面の小さめの端末においてはストレスの軽減をもたらしてくれます。
より効率よく情報を把握することができ、ストレスなく情報を読み進めていくことができるこの情報量の多さはXperia 1のメリットとして大きなポイントと言えます。
左が今まで使ってたXperia xz1
右が昨日買ったXperia 1
1画面に表示できる情報量がかなり増えた(*^▽^*) pic.twitter.com/2xfX9KlFcn— まさきち。7/20大阪 (@masakichi_GSS) June 15, 2019
左: Xperia 1
右: iPhone X
表示領域はかなり差あり#Xperia1 pic.twitter.com/NMe9x6DEK4— くんぱ (@kun7pa) June 15, 2019
上記2つに加えて操作もヌルヌルでストレスがなく、常に気持ちよく触ることができる
こちらの3つのメリット、
- 軽い
- 持ちやすい
- 情報量が多い大画面
といったところに加え、Xperia 1はもう一つ性能が高いために動きが良い、というメリットを持っています。
Xperia 1はSnapdragon 855をつかったハイスペックモデルということもあり、一つ一つのタッチがヌルヌルと気持ちよく動きます。
このヌルヌルと動く性能の良さゆえに、スマホとしては非常にストレスを感じにくい機種となっています。
ここに先ほどの軽くて持ちやすくて情報も一目でわかる、という多くのストレスを感じないメリットが合わさることになり、Xperia 1は常時気持ちよくて快適なストレスレスなスマホの利用というものを続けることができるようになっています。
この動きの良さ・軽さ、そしてスマホとして総じてストレスが感じられない気持ちの良い操作性といったところをXperia 1では強く感じ続けることができるため、これはメリットとして他のスマホ以上に特徴的なものになっています。
カメラ性能が結構良くなる
Xperia 1はカメラが良くなっています。
流石にGalaxy S10のような最新のグローバルトップモデルと比較すると粗が目立ちますが、iPhone XSぐらいならば十分にXperia 1でも対抗しうる写真を撮影することができるようになっています。
白飛びが少なくなってダイナミックレンジが広くなり、十分にフラグシップのカメラに対抗できるスマホへと進化しています。
これは今までのXperiaスマホと比べると大きな進化です。
白飛びが強くてノイズリダクションが効きすぎて暗い所だと人の肌がひどくなったりしてしまうことがありましたが、このXperia 1ではそうした問題もなく利用することができます。
色合い、明るさ共にとても良い。
今日色々と使ってて感じたのは、Xperia 1のカメラは基本目で見える景色そのままを写して、あまり強調はしない感じ#Xperia1 pic.twitter.com/cgJbxZD7KG— くんぱ (@kun7pa) June 15, 2019
Xperia 1。これまで使ってきたAndroid端末の中で一番満足できた。カメラも有機ELディスプレイもiPhoneより上だと思う。自分が肉眼で見た景色をそのまま切り取れるのが良い。買って良かった。 pic.twitter.com/q42hiwQwVo
— AML2744 (@AML2744) June 18, 2019
単純にきれいな写真が撮れやすくなっているため、メリットとしてこの点は捉えることができるスマホになっています。
重大なデメリットは発熱とバッテリー。基本は満足度が高くて大画面好きには最良の選択肢に
以上のようにデメリットを上げていきましたが、特にデメリットの中でも普段の利用において影響してくるのは
- バッテリー持ち
- 発熱
のこの2つでしょう。
他のデメリットはある程度の妥協と利用方法の工夫によって十分に許容できる範囲のデメリットではありますが、この2つに関しては利用方法の工夫だけではデメリットの問題から逃れるのが難しいために、Xperia 1を購入する前に確認しておきたいポイントになります。
バッテリーはまだアンビエント表示の設定を変えたり、うまく使わない時間というものを調節することで丸1日は余裕で持つものになっているものの、発熱に関してはカメラを利用したりゲームを遊んだりするユーザーにとっては常にくっついて回る問題点になってしまいます。
発熱が起こるとバッテリー持ちの長さにも影響を与えるため、Xperia 1を使うときは発熱が起きそうな負荷の強いアプリを使わないようにしたり、発熱を感じ始めたら一旦スマホを操作するのをやめたりする必要があります。
どちらもSDM845機種にあるような「酷い」ものではなく「気になる」レベルの問題ではありますが、Xperia 1全体の完成度の中でもこの2つは他の良いポイントに比べて確実に見劣りしてしまうクオリティとなっています。
この点は注視ながら利用をしたいポイントです。
一方でこのデメリットさえ注意しておけば、Xperia 1はかなりの高性能スマホでありながら軽くて持ちやすいという「使いやすさ」という点において非常に満足度の高い機種になっています。
この性能の良さ、軽さ、持ちやすさといったところをスマホを長く使っていく上で不変のポイントになるため、毎日のスマホ利用においてストレスなく使えるというのはXperia 1の大きなメリットとなっています。
さらに大画面という特徴も備えており、縦長の画面ゆえに普通のスマホよりも表示量が増えており、情報端末としての本来の役割を十二分に発揮してくれます。
この画面の情報量の多さというのはこれまでの大画面スマホにはないサイズ感となっているため、今まで大画面スマホを使っていた人でもさらに満足できる情報量の多さを実現しているかと思います。
Xperia 1のデメリットに関しては以上のように発熱やバッテリー問題周りで他の夏モデルスマホよりも劣るところが感じられますが、それ以上にスマホとしての使いやすさ、情報端末としての画面内情報量の多さといったところが非常に気持ちよく使えるスマホのため、個人的にはデメリットがあるからといってもメリット面で上回るためにXperia 1はオススメ度の高いスマホになります。
正直メリットだけに目を向ければ過去最高のモデルと言えるでしょう。それはXperia内での比較ではなく、スマホ全体の中で、です。
「使いやすさ」といったところで小型モデルとは比較の仕方が異なりますが、大画面端末の中では過去最高レベルのものになっているのを感じます。
情報量の多さ、そして軽さや持ちやすさといったものは大画面スマホが両立できないものでありましたが、それを実現させたXperia 1は非常に貴重な高性能大画面スマホとしてオススメすることができます。
Xperia 1に興味を持っている方は今回のデメリットを確認してもらった上で契約に進んでいってもらえればと思います。
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