今SIMフリースマホの中でも高い人気を誇る機種としてHuawei P10 liteがあります。
各MVNOの販売ランキングでも常に上位に入っているセットスマホであり、Amazonの販売ランキングでも1位かつベストセラー商品になっています。
実際スマホの性能としても非常に高いものを持っており、とても3万円以下で購入できる機種とは思えないぐらいに動作が安定かつ快適さを保っています。
今SIMフリースマホの購入及び格安SIMとセットにした格安スマホとして契約するスマホの中では、P10 liteは価格的にも性能的にも不満なく契約できるスマホとしてオススメすることができます。
今回はそんなP10 liteをSIM契約とセットで契約しようと思ったときに、恐らくP10 lite契約の中では最高のコストパフォーマンスを誇るであろうY!mobileとのセット・UQモバイルとのセット契約について特集したいと思います。
多くのMVNOがセット契約を用意しているP10 liteですが、キャッシュバックや値引きの強さ、回線料金の安さ、回線品質の高さといったもので比較していった時に、Y!mobileとUQモバイルが他のMVNOに比べても圧倒的に差をつける存在になっているため、P10 liteのセット契約は多数あれどこの2社のどちらかを選べばよいという状況になっています。
今回はこの2社のP10 liteセットの契約内容を確認していきますので、P10 liteや性能や料金がオトクな格安スマホが欲しかった人なんかに参考にしてもらえたらと思います。
Y!mobileのP10 lite価格・料金
まずはY!mobileのP10 lite販売価格と実際の維持費を確認していきます。
先払い | 11,642円 |
---|---|
24回割賦支払い | 864円 |
月額割引 | ▲432円 |
実質価格 | 10368円 |
スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL | |
分割 | 2,570円 | 3,218円 | 5,378円 |
Y!mobileの場合は特殊な契約になるため一括購入が出来ません。分割契約による維持費となっているのでそこは注意してください。
端末代が含まれる分割契約であっても月額料金は安くなっており、格安スマホの名にふさわしく運用がしやすくなっています。
UQモバイルのP10 lite価格・料金
続いてはUQモバイルのP10 lite販売価格と維持費です。
販売価格 | 33,804円(1,404円×24回) +10000円のキャッシュバック(適用時23,804円) |
---|---|
マンスリー割 | ▲1,404円 |
実質価格 | 0円 |
プランS | プランM | プランL | |
分割 | 2,138円 | 3,218円 | 5,378円 |
一括 | 734円 | 1,814円 | 3,974円 |
価格表はキャッシュバックキャンペーンの利用を前提とした表記にしています。最低でも今なら1万円はキャッシュバックで帰ってくるので、購入価格としては2万円台半ばであると考えることができ、実質価格ではキャッシュバック分がマイナスになります。
維持費は特に一括購入時の料金がかなり強烈になります。プランSでは734円で通話も出来て2GBのデータ容量と、維持費の安さが非常に際立ったものになります。プランSでも割引が高額になるため、最安プランで契約するとこのように1000円以下の維持を実現するのがUQモバイルです。
料金のまとめ
料金はどちらも格安スマホの名に恥じない安さを実現しているのは間違いありません。
最安では1000円以下、しかも両社共に家族割の適用もできるので、そちらを利用すれば2回線目以降は毎月540円引きと更なる値引きが可能になります。P10 liteの端末代込みかつ音声プランということを考えると、このY!mobileとUQモバイルの2社の料金は本当にお得なものになっていると言えます。
ただこの2社で比較した場合には、UQモバイルのほうがより安さが目立つと言っていいでしょう。
キャッシュバック前提ではあるものの、それによって端末価格は2万円台。これはスマホ単体でAmazonで買うのに近い金額になります。しかもここから毎月1404円の割引が発生し、維持費も音声通話定額プランにも関わらず1000円以下になるため、Y!mobileももちろん安いのですがUQモバイルの安さに比べると見劣りしてしまいます。
家族割を使えば194円で維持出来てしまうというちょっとおかしいレベルの安さで契約出来てしまうため、P10 lite契約で安いこの2社の中でも特にUQモバイルは圧倒的な存在となっています。
ぶっちゃけP10 liteにそこまで興味なかった人であっても、この安さであれば購入・契約を検討しても良いレベルだと思います。
安さ以外にもY!とUQは速度が良いからほぼキャリア同等の使い勝手
正直P10 liteの契約は上記のように2社とも確実に安く契約できるようになっているため、この料金面からY!mobileかUQモバイルのどちらかを選べば後悔することのない契約が行えるわけですが、Y!mobileとUQモバイルにはこの料金以外にもメリットがあるため、そちらの側面からも格安スマホとして選ぶ価値があります。
そのメリットというのは端的に言えば、速度が良い、というものです。
格安スマホ・格安SIMの弱点は通信速度が時間帯によって不安定な上、ちょっとユーザーが増えるだけで速度が快適とは言えなくなるような遅さに落ちてしまいます。この速度の遅さは特にユーザーからの不満が出やすくなっており、キャリアから乗り換えてきた場合にまず気になってくるポイントになっています。
ですがY!mobileとUQモバイルの場合はこの速度低下がほとんど起こらないため、そうした不満が出にくいという特徴があります。
この速度が落ちないという原因は、この2社がケータイキャリアのサブブランドとして機能しているからです。Y!mobileはSoftBankが、UQモバイルはKDDIがそれぞれ格安SIM・MVNOに対抗するために設立したサブブランド事業者という側面があります。このため、大元の回線提供元であるキャリアからの支援・サポートを実質的に受けている形になり、他のMVNOが必死になって買い付けないと維持することの出来ない通信速度が、この2社のサブブランドはキャリアの手助けもあり簡単に高速さを維持することが出来るようになっています。
こうしたキャリアの対格安SIM向け事業者という特徴を持つのがY!mobileとUQモバイルとなっており、ユーザーにとってはそれによって格安SIMでは得られない常時高速で快適な通信環境を得ることが出来るようになっています。
このようにY!mobileとUQモバイルを格安スマホの契約先として選ぶ理由としては、スマホや料金の安さ以外にもこのような特徴・メリットがあるからになります。
こうした通信速度の良さ、ひいてはサブブランド回線という特殊さは、Y!mobileとUQモバイルを積極的に選ぶ理由・メリットと言えます。
その他Y!mobileとUQモバイルの回線特徴
これ以外にもサブブランドというキャリアのサポートがある回線と言うことで、回線自体にMVNOには見られない特徴が多数つけられていますのでまとめてみようと思います。
Y!mobile
- 回線料金の中に1回10分間の通話定額機能が含まれる
- LINEの年齢認証が可能
- 外部サービスの本人確認がMy Y!mobile経由でできるものがあり
- 2回線目以降の契約には家族割りが適用できて毎月540円引き
UQモバイル
- 低速時でも300kbpsの回線速度
- 1回5分間または60分以上の無料通話が回線料金に含まれている
- docomoではメールアドレスがキャリアメール扱いのためPCメールの制限に引っかからない
- 2回線目以降の契約にはこちらもUQ家族割が適用され540円引きが毎月続く
以上のような他のMVNOにはないような特徴がY!mobileとUQモバイルにはあるので、それぞれの特徴と自分の利用方法を考えながら選ぶといいでしょう。
Y!mobileとUQモバイルのP10 lite契約、料金と回線の特徴のまとめ
ここまでの解説のようにP10 liteの契約はY!mobileとUQモバイルでの契約が特に安くてオトクです。しかもこの料金以外にもサブブランドとして回線が凄く使いやすいという特徴を持っているので、P10 liteをこの2つのどちらかから契約するのは無難かつベストな考え方になるでしょう。
特に料金ではUQモバイルがキャッシュバックによる端末値引きと最安734円運用を実現しており、その安さが異次元のレベルに到達しています。
また回線の品質ではどちらも速度低下を心配しなくていい特殊なサブブランドになっていますし、Y!mobileならば音声通話とLINEの年齢認証(ID検索などができるようになる)が簡単ですし、UQモバイルでは通信速度が低速時でも300kbpsという比較的余裕をもった低速データ通信が出来るという回線の特徴を持っています。
通話重視ならY!mobile、価格やネット重視ならUQモバイルといった形にすることで今回紹介しているP10 liteの契約はより便利になることは間違いないでしょう。
P10 liteの契約、それに格安スマホの契約としてもこのP10 liteのY!mobileまたはUQモバイルでの契約というのはオススメできるものになっています。
コメント