docomoとauの激安特価販売タブレットについてそれぞれ報告してきましたが、次はSoftBankからの格安タブレットについての特集をしたいと思います。
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SoftBankでは最新のタブレットを格安に販売しています。サムスンのGALAXY Tab 4です。今までガラケーなどではサムスンの携帯電話を取り扱っていたSoftBankですが、ついにGALAXYシリーズもラインナップに登場しました。
このタブレット、元々本体価格が安いことも合間って、ショップで購入すればauのAST21同様に新規一括0円で契約出来ることもある格安タブレットです。
このタブレットについて、docomoやauのタブレット同様に、プランの内容などを解説しようと思っています。特にこのSoftBankの特価タブレットは、今までの中でも一癖ある契約内容になっていて、事前知識をしっかりと持っておかないと大変なことになってしまう可能性もあります。ですのでそこの部分を今回の特集の中で解説して行きます。
GALAXY Tab 4の新規一括0円、条件はSoftBankスマホのフラットプラン契約済み
今SoftBankで特価タブレットとして契約出来るのは、GALAXY Tab 4、もしくは古い型のiPadぐらいです。といってもiPadの方はセールをしているお店が少なく、それでいて人気も高いため、すぐに売り切れてしまいます。普通に買いやすいタブレットの特価になるとGALAXY Tab 4しかありません。
ただこのタブレットも安く買うためには条件を満たす必要があります。それがauに似ていて、SoftBankのスマートフォンのフラット回線の契約をしているか、もしくはガラケーを所有しているか、ということです。このどちらかを満たさないと低価格な特価タブレットを契約することは出来ません。新規一括0円のほぼ必須条件としてこの前提は揃えておく必要があるのです。
このフラット回線を契約したスマホ、もしくはガラケープランのいずれかとタブレットを契約上組み合わせることで、一括で安く買えるようにしているのが今回の契約内容になります。
プランは専用3年プラン
ではここからこのSoftBank版GALAXY Tab Sのプランについて解説して行くのですが、内容はほとんど注意点について重点的に解説して行きます。何故ならば結論から言ってしまえばこのタブレット契約は、契約者側がお得になる部分が非常に少ない契約になっているからです。
まずこのタブレットは、iPadなどで契約出来る2年間のデータプランでは契約出来ません。なんとこのタブレット専用の3年契約プランに加入しないといけません。ですので普通の契約よりも更に長い期間契約に縛られることになってしまう契約です。
一応通常の2年契約プランでもこのタブレット自体は契約できるものの、その場合は35,000円という定価での購入になります。一括0円はタブレットセット割を組んで3年専用プランに加入した場合のみの契約になります。
専用3年契約は最初の3年間だけに適用されて、それを超えると通常の2年契約に戻ります。ただそれでも同じタブレットを3年契約で縛られるというのは結構キツイと思います。このGALAXY Tab 4は決してスペックのいいタブレットではありませんから。
CPU:SoC | Snapdragon 400 |
RAM | 1.5GB |
ROM | 8GB |
OS | Android4.4.2 |
サイズ・画質 | 7インチ・HD(720×1280) |
メインカメラ | 300万画素 |
まずこのタブレットを契約するときにはこの3年契約という点に注意しなければいけません。
1年目は実質的な通信料が無料になる場合も
ただ最初の1年目は実質的な通信料が無料に近い料金になることがあります。
というのも今回はキャンペーンで、最初の1年目だけ、タブレット自体の維持費は安くならないものの、それと同額の割引をセット割で組んだ親回線につけることが出来ます。割引は組んでいるデータパックの容量で決まって、10GB以上なら満額の割引で実質負担の維持費は0円、5GBなら実質負担の維持費は500円ということになります。
タブレットの維持費が毎月2500円かかるので、10GBなら親回線から2500円引き、5GBが親回線から2000円引きということになります。ただこれは最初の1年間だけで、あとは契約内容によって割引金額が減額されるので更に実質負担の維持費は高くなります。
ですのでこのタブレットを契約した場合には1年目に解約金を払ってでも解約したほうがお得になると思います。新規一括0円で契約できていれば、解約時には本体の残債はかからないため、データプランの解約金だけで大丈夫です。スペック的にも1年の使用が限界かと思われますので、解約金の負担がかかることを前提として、一括実質1万円と考えたほうがいいでしょう。
途中解約前提じゃないと低スペック、高維持費のタブレットになってしまう
毎月2500円の維持費がかかるこのタブレット。タブレットセット割で多少割引が効いて安くなるものの、最初の1年間の高額な割引以降は大した割引が起きません。
そしてGALAXY Tab 4自体が2015年に買うタブレットとしては余りにも低スペックになっています。
更には3年契約まで用意されています。3年間をこの低スペックタブレットに2500円を支払うということを考えると、余りにも高すぎる契約と言えます。そのためこの新規一括0円契約をした時には3年間契約を維持するという考え方はやめたほうがいいと思います。途中解約、割引が下がる1年目終了時点で解約することを前提にした契約をしないと高い契約になってしまいます。
解約金の負担という費用は増えてしまいますが、1年間通信料が実質負担で低くなって一括0円契約出来るタブレットが1万円の解約金負担で使えることを考えれば、タブレットとしては中々の安さになるのではないでしょうか。
決してお得とは言い難いSoftBankのタブレットの契約ですが、解約金を支払う前提で使うことを考えれば、なんとか契約に値するものにはなるかと思います。
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