LG V30+ L-01Kレビュー 性能はもちろん音質とカメラがとんでもないクオリティ!Instagram用スマホやDAP用としての機能が凄い

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docomoから発売されているLGスマホV30+ L-01Kを使ってきましたのでそちらのレビューを行おうと思います。

V30+はdocomoとauで発売されていますが、au版はなんとすでに生産終了で市場在庫のみという極小販売となっています。

今回はdocomo版のレビューです。

 

こちらのスマホは発売初週にドコモオンラインショップの販売ランキングで1位になるという、GalaxyやXperia以外は苦戦しがちな初週1位という位置を獲得した隠れた人気スマホです。

今回使い続けていてレビューするわけですが、個人的な意見をまず結論として言わせて貰うと、かなりオススメで特にSNSを使う人や音楽・動画をよく聴く人にガッチリと需要に当てはまり、これを初週に買った人は見る目があるな、ということを感じました。

性能の良さ、以外のところのセールスポイントが凄まじいクオリティになっているので、総合的な機能などで比較したらXperiaやGalaxyですら匹敵が困難なスマホではないかと感じています。発売時期が遅いのでそういった良さにフィーチャーされることが少ないのが残念なところですが、今回のレビューではV30+最大の強みとも言えるメディアプレイヤーとしての実力やカメラ機能を中心にレビューしたいと思います。

V30+ LGV35 auオンラインショップ

V30+ L-01K ドコモオンラインショップ

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もはやスペックや動作に不満や驚きといったものはない

V30+はハイエンドモデルで、位置付けとしてはGalaxy S8やXperia XZ1といった機種に並ぶ存在です。

Snapdragon 835という2017年に大当たりしたAndroid向けのSoCを使っているため、全体的な動きは滑らかです。

若干他のS835機種よりも予期せぬところでひっかかるところがあり、若干LG側のソフトウェアの作りこみが甘いかなと感じてしまいますが、だからと言ってそこまで問題になるような動きの質の低下はみられないので、基本的にほとんど不満を感じることはありません。

その他のS835搭載スマホのレビューでも書いている通り(Xperia XZ Premium/Xperia XZ1 Compact/Galaxy Note8)、SoCの安定感が本当に良いのでこれを使ったスマホは動きの良さは安心できるものになっています。

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スペック全体をみても今回はV20と違ってバッテリー容量も多くて電池持ちがかなり良く、有機ELということもあって非常にディスプレイが綺麗です。防水や防塵、おサイフケータイにも対応して、不足していると感じられるポイントは皆無のスマホになっています。

ただV30+はあえてこうした基本スペックに目を向けるべきスマホではないかもしれません。動きもいいですし、発熱がなくなったのでV20 PROに比べて大きくバッテリー容量が改善されています。動きの良さもバッテリー持ちの良さも特筆すべき事項ではあるものの、今のS835スマホ全般の特徴と同じため、あえて語る必要はないかもしれません。

むしろ語るべきはオリジナル機能であるDAC搭載によるスマホ界最高峰の音質と、超広角カメラによるこれまでにない写真の楽しみといったところでしょう。

今回はこちらの機能に特化してレビューを行います。

 

音質はスマホ史上最高レベル!もはやスマホ機能付きDAP

V30+はスマホとしての性能が非常に高いものの、これについては対抗できるスマホが多く発売されてしまっているため、相対的に注目点としては低いかと思います。

V30+の場合に目を向けるべきは、独自の機能として特にオリジナリティが高い部分かと思います。そしてそれは「音質」と「カメラ」の2つです。

この2つのポイントはV30+を購入する動機に十分になりえます。

 

まずは「音質」の部分についてを詳しく紹介しようと思います。

Quad DAC「ES9218P」を搭載 音源再生用のCPUでハイレゾ以外も高音質に

V30+は音質が非常に良いです。いわゆる高音質な音源となるハイレゾ以外の形式のファイルでも音質が非常に良くなります。

ピットレート128kbpsのmp3なんかでも従来のスマホでは実現できないぐらいに音質の改善が見込めます。

この音質の良さが実現できている理由は、V30+にはDACが搭載されているからです。

DACとは何か。

DACとは音楽再生向けのCPU/SoCと言えば理解が早いでしょうか。スマホでいうSnapdragonやExynos、パソコンだとCore-i7とかの部分です。これの音楽版がDACといえばわかりやすいかと思います。

これまでスマホの音楽再生については、DACではなくSnapdragonなどのCPU内部のサウンドボードで処理されていました。そのため同じCPU/SoCを使っているスマホでは、どんなに音質面の改善ソフトウエアを用意したりしていても、基幹の部分はCPU依存がされていたために極端に音質が改善されるということはありませんでした。

そんな中でV30+ではこのベースとなる音楽再生を専用のハードウェアたるDACを通すことで、ベースとなるサウンドの音質を大きく向上させることを実現しています。このベースとなる音楽再生の部分が他のスマホとは全く異なる品質を生み出しているため、あらゆる音源のサウンドの音質が良くなっているです。

ハイレゾはもちろん、ハイレゾ以外の音源やストリーミングサービスからYoutubeのミュージックビデオまで、すべての音質がCPU/SoCだけのパワーで再生しているスマホよりもよくなっています。

搭載されているDACはQuad DACとなる「ES9218P」というモデルです。こちらは前モデルのV20 PROに搭載されたDACと基本性能は同じですが、サウンドチューナーで自分で細かく音質を調整することが可能になりました。

重低音を重視したいならBassや強調で、クリアな高音を楽しみたいならクリアなどの調整を行うことによって、より自分好みの曲調で聞くことができるようになりました。

 

もともとこのレベルのDACはメディアプレイヤーであるDAPの中でも中堅の4~6万円台のモデルに搭載されるものとなっているので、このDACだけでV30+はメディアプレイヤーとして数万円の価値があると考えることができます。

このDACだけで、V30+は「スマホ機能付きDAP」とも呼べてしまうほどにメディアプレイヤーとしてはかなりの品質を持ったサウンド再生を可能にするため、音楽を聴く人はもちろんのこと動画なんかをよく見る人にとっても、有機ELの画面と合わせてこれまで以上に迫力の増した動画を視聴することが可能になります。

この「音質」の部分がまずV30+の持つ他のスマホとの大きな違いであり、大きな強みでもあります。SnapdragonのSoC由来のサウンドボードを使っている他のスマホでは絶対に真似できない音質を持っています。

 

カメラはインスタやTwitterで映える超広角レンズでの撮影が可能、撮影モードも豊富でSNS向けの写真が作れる

もう一つ他のスマホにはないV30+の特徴があります。

それがカメラです。

カメラのどういったところが優れているのかというと「レンズの画角」と「多様な撮影モード」といった点です。

 

まずはレンズの画角について説明しましょう。

V30+では2つのカメラレンズがあります。一つは「通常広角」のレンズで、もう一つは「超広角」と呼ばれるレンズです。

この内「超広角」のカメラレンズが今回V30+のカメラ機能の中でも特徴的なものになっています。

V30+の「超広角レンズ」では、120℃の範囲を撮影することができます。これにより被写体の全体像をはっきりと写すことができるようになります。

これに関しては実際の撮影シーンを確認してもらった方が早いかもしれません。

超広角レンズでは風景はもちろん接写でも全体像を撮影できる画角の写真が出来上がります。

この画角はレンズに依存するため、どんなアプリでも似たような写真を撮ることはできません。パノラマアプリなら可能ではありますが、これだと画像が21:9などの細長い比率のものになってしまいます。超広角レンズなら4:3の比率でも広い画角で撮影することができます。

この超広角での撮影技術は他のスマホには搭載されていません。デュアルレンズカメラのスマホは多いですが、基本的に標準レンズと「望遠レンズ」の組み合わせになるため、超広角での撮影に対応しているのはLGぐらいしかありません。

このサイズで広角を実現するために、若干撮影した写真は歪みが出てしまいますが、普通の一眼カメラの歪みに近いレベルで抑えられているので、この点についてはそこまで大きな問題ではありません。ただ歪みが超広角撮影ではどうしても発生してしまうので注意してください。

まずV30+のカメラ機能の中ではこの超広角が魅力の一つになります。普通に撮影しては絶対に撮れない範囲の対象を撮影することができるので、インスタやTwitterといったSNSで公開する写真を撮りたいという人にとっては、他の人の写真よりも目立ち・差のついた写真というものを撮ることができます。

 

レンズの画角の他にV30+の良い点は、撮影モードが豊富にあるという点です。

こちらは多少他のカメラアプリで代用することができるわけですが、純正のカメラアプリで多様な撮影が可能となります。

この多様な撮影というのは主に「SNS」向けのものが多いです。特にインスタグラム向けの「面白い画像」を作ることができるため、インスタグラムで他のユーザーよりも差をつけたいと考えている場合には超広角レンズと合わせてオススメできるのがV30+です。

どんな撮影モードがあるのかを紹介しましょう。

まずはグリッドショット機能。こちらは4分割で撮影シーンを1枚の画像に収めることが出来ます。通常こうした写真は別途アプリを入れないと利用できませんが、LGでは標準カメラにこうした特徴的な写真を撮影できる機能を用意しています。

4分割された写真はインスタやフェイスブックなんかのSNSと相性が良く、ちょっとしたイベントごとのワンシーンを4つに切り取って上げることなんかが出来ます。

他にはマッチショット機能。これは上下2分割の写真を1枚の画像にすることが出来ます。グリッドショット機能よりもアイデアが問われる撮影手法となっており、ちょっとした合成写真を撮影することが出来ます。

 

もう一つGraphyという機能。こちらは8つのモデルシーンが用意されており、このシーンに似た撮影条件下にある場合、選択したモデルシーンと同じカメラ設定での撮影が出来るという機能です。シャッタースピードやISO、といった設定がマニュアル撮影のプリセットで反映されるため、シーンに応じた撮影が簡単に出来るようになっています。

こうした画像を写真の一つとして簡単に作成することが出来ます。

 

その他にレンズの明るさがF1.6という絞り値になっており、より短いシャッタースピードでの撮影が可能でブレにくく、ISOを高めずに夜景も撮影することが出来るためにノイズの少ない写真が出来、よりクリアな明るさを表現することが出来ます。

docomoスマホの中では最も明るいF値を実現しており、カメラに対するこだわりはかなり強いものになっています。

超広角カメラとこの豊富な撮影モードを利用することによって、特にSNS向けの写真を簡単に撮れるようになるので、V30+はこのポイントが他のスマホと比べても特徴的であると言えます。

 

性能は文句なし!その上でエンタメに特化した機能が突出している

V30+はレビューをするにしても、基本性能や電池持ちといったところでは、他のS835機種と同様に不満の一切ない使いやすさになっているので、この点については問題ありません。

価格なりの高性能の機種ではあり、今更何か詳細を語るほどの特徴はないほどに安定して扱いやすいスマホです。

こうしたスマホはS835登場によって増えており、動きや処理性能の差では中々違いを生み出せることがなくなってきたのですが、V30+には今回紹介した特徴的なポイントが2つあるため、他の高性能なスマホに比べると魅力がより出ている機種であると言えます。

音楽ファイルはもちろんのこと、動画サイトのミュージックビデオや映画の一場面といったものですら音質が非常に良くなるQuad DACの存在と、他のスマホでは物理的に撮影することが出来ない超広角域のカメラレンズの存在というのは、V30+が「ただのハイスペックスマホ」ではないということがわかります。

2つともエンターテインメント系に特化した機能となり、普段から音楽や動画そして写真を楽しんでいるという人であれば、スマホとしても使いやすいだけでなく日々の楽しみまでもが質の高いものに変化することになります。

冒頭でも書いた通り、上記の音楽・動画・カメラを良く利用するという人であれば、ただ性能の良いスマホというものにはならない特別さを持ったスマホにこのV30+はなってくれます。

少しでも音質や写真のクオリティというものにこだわりがあるならば、このV30+をスマホとしてオススメしたいと思います。

 

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