docomoは25歳以下を対象にした「U25応援特割」の学割もどきで春商戦開始

docomo

2015年のドコモの学割は、廃止というわけではないのですが、学割という形をとらずに提供されることになりました。

これまでドコモは継続して学割を提供してきました。ですが残念なことについに2015年をもってその流れが途切れてしまうことになります。といっても学割に似たサービスの提供が始まったのですが、従来の学割と比べると内容も条件も悪くなってしまっています。

それでも対象の人にとっては内容的にやっぱり安くなるので、詳しい学割もどきな施策についての解説を行ってみたいと思います。

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学割ではなく25歳以下割

2015年の学割シーズンとこれまで言われてきた期間に始まった施策は、学割ではなく25歳以下割と要約してもいい「U25応援特割」というキャンペーンになりました。

これまでの学割だとたとえ年齢が30歳以上になっていても学生であれば学割の適用が可能であったのですが、2015年の「U25応援特割」では25歳以下という年齢制限がかかる割引になりました。

25歳以下全てに適用出来るので、すでに勤め始めた人でも恩恵を受けられることでしょう。一方で26歳以上の学生の人は適用出来なくなり、学割目当てで契約するならばauのみが選択肢になります。

SoftBankと同じ25歳以下という条件ですが、SoftBankが26歳まで割引の適用がされるのに対して、ドコモは1年間限定です。そして学割最大のメリットであった機種変更での適用が、今回の「U25応援特割」に変わったことで終了してしまいました。このサービスの適用は新規とMNPに限られることになりました。

 

割引内容

割引の詳細を解説します。

docomo「U25応援特割」

  • 期間は1年間・25歳以下の割引適用者も家族も同じ
  • 割引は1350円・25歳以下の場合はかならず「U25応援割」が重複適用されるので、合計1850円の割引

内容的にはこうなっています。この他にAndroidの一部スマートフォンで行われている「U25スマホ&タブ割」も重複適用されるので、それと合わせると毎月2000円以上の割引がされるということになります。

家族も同じ金額が割引されるものの、家族も新規かMNPで契約しないといけません。

この割引を受けるための条件にはパケットパックの指定があります。シェアパック10、15、30、シェアオプションのいずれかを契約しなければなりません。1台目の最安値がシェアパック10なので、パケット料金だけで10260円かかります。ここに基本料金などが追加でかかるため、割引の金額は高いですが、実際の毎月の料金は結構高くなります。

唯一安くなる要素としては2台目以降のシェアオプションが増えれば増えるほど、相対的な総額の安さが出てくるということです。そのためこのU25応援特割は、家族複数で契約できればお得ですが、一人だけで契約する場合はあえて適用させない方がいいかもしれません。

 

活用方法は月サポ割引

1年間だけの割引、代表回線にはシェアパック10以上が必要ということで、一人で契約する人には全く向いていない内容になっています。それでもあえてこのキャンペーンを使ってうまく節約出来るようにしたいという場合は、高額な月々サポートを持った回線を複数束ねて所有することだと思います。

シェアパック10は高いですが、シェアオプションを組める2台目以降は非常に毎月の料金は安くなっています。これを利用するとこのキャンペーン含めて安く出来そうです。

というのもdocomoの回線は、月々サポートの余剰分というのを代表回線に回すことが出来ます。これを使い、余剰分の月々サポートが生まれた場合に1台持ちよりも安く毎月使うことが出来るようになります。今回のキャンペーンでは月々サポートとは別に1350円という割引が追加されるので、新規やMNPの契約と合わせると確実に月々サポートが余る状況というのが生まれると思います。

そのためあえて一人で使う場合でも複数回線を契約して、トータルコストを安くするというのがいいでしょう。その際複数回線を作るためのスマートフォンとしては、iPhone 6がお勧めです。iPhone 6なら新規やMNPで1万円以上確実に値引きしており、売ってしまえば購入金額以上(といってもわずかですが)の金額が帰ってきて、ほぼ無料で高額な月々サポートをつけた回線を手に入れることが出来ます。

今回の「U25応援特割」については、一人でも複数回線での運用をしないと節約にはならないということになりそうです。

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