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Surface 3でdocomo/au/SoftBankのSIMで使うには MVNO格安SIMについても

   

Surface 3が日本に発売になりました。既に上位モデルにあたるSurface PRO 3が発売されている日本においては、価格もそれほど変わらなず、CPUがAtomになってしまうSurface 3は中々売れにくい存在かと思われましたが、予約段階からSurface 3は結構売れているとマイクロソフト側が発表しています。

その理由としてはやはりSurface PROシリーズ、Surfaceシリーズのこれまで日本発売モデルがどれもWi-Fi版だったのに対して、今回のSurface 3はSIMカードを使ったLTEモデルに対応していることが大きいでしょう(あとはRT OSではなく通常のWinOSに変わったことも)。

Wi-Fiルーターいらずで、Surface 3単体でネット通信が可能になるというのはとても大きな魅力です。ルーターとPCの2つのバッテリー残量に注視する必要がなく、これ1台で完結してしまうシンプルさを持っています。

Surface 3のLTE通信および3G通信は、マイクロソフト側はY!mobileのみでの通信については保証しているものの、docomoやau、Softbankについては保証はしておらず、自己責任に近い形での利用になります。今回はY!mobileのプランが割高だからdocomoのMVNOやau、Softbankの回線でSurface 3を使いたいと考えている人に、Y!mobile以外のSIMカードでの通信がどこまで出来るのかという点を説明していこうかと思っています。

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Surface 3のLTE Band

まずSurface 3の対応周波数を確認しましょう。これをよく見ておかないと、通信できるエリアやそもそもLTE通信が可能かどうかという点で問題が発生してしまいます。

主に使うことになるであろうLTE BandについてはBand1,3,8が対応している周波数です。この他にも海外へ行った場合にはBand7や20も対応になるようですが、日本国内のBandではないためマイクロソフトの製品ページでは省略されています。このBandとそれぞれのキャリアの所有するLTE Band対応表が以下のようになっています。

Surface国内LTE Band対応 docomo au Softbank/Y!mobile
Band 1
Band 3
Band 8

今回Y!mobileが選ばれた理由としては、LTE Bandが3つも対応している点が大きそうです。Softbankグループになったことで、SoftbankのBand1,8が使えるため、Surface 3での通信では最適なキャリアということでしょう。

docomoは2つ対応していますが、この内Band3は対応エリアが一部地域にしかなく極端に狭いため、実質的に使えるのはBand1のみです。同じくauもBand1のみが対応していますが、こちらは技適認証の問題でPHS干渉向けの技適を取らないと利用は法律違反になってしまいます。Surface 3はこの問題を恐らくは回避していないため、通信は可能かつ対応しているものの、法律的に対応していないという可能性が高いため△表示にしています。

というわけで一応3キャリア共に周波数は対応しているため、エリアの問題はあるものの通信が可能になっています。次はそれぞれのキャリアの契約において、実際にどうやってSurface 3でLTE通信できるようになるのかということを、APN設定やIMEI制限の問題等含めて詳しく説明していこうと思います。docomoやau、Softbankで通信したいと思っている人は、自分が通信予定のプランがどういう対応になっているかというのを確認してください。

 

docomo純正回線

docomoの契約をしているデータプランを持っている人でSurface 3においてその通信を有効にするにはどうしたらいいのかをまず説明します。

docomoの純正契約回線は、通常docomoのスマホやタブレットで通信する場合はspモードでの通信が主になっています。そのため、spモードのAPNを入力すればSurface 3でも使えるのではないかと考える人がいますが、これは間違いです。

spモードはdocomoに登録されている端末以外のIMEIでは通信できないようにロックがかかっていて、Surface 3だとこのロック対象になって通信ができません。ですので、spモード以外のISPサービスへの加入をしてそのAPNを登録しなければいけません。spモード以外のISPだと一番無難なのはmopera契約です。ほぼspモードと同じ接続料金で、SIMフリースマホや今回のSurface 3でdocomoの純正回線をネットに繋げることが出来ます。

mopera以外にもBIGLOBEのXi・FOMA接続コースやOCNの接続コースなども同様にISPサービスとして使えます。

docomoの純正回線を使うにはこうしたISPサービスでspモード以外の契約をする必要があります。

 

docomoのMVNO

IIJやDMM、NifMoやぷららモバイルといったMVNO格安SIMの回線を使う場合は、それぞれのMVNOに設定されたAPNを入力するだけで通信が可能になります。

docomo純正のような追加契約は必要ありません。APN設定は手動で行いますので、予め自分の使っている格安SIMのAPN内容を把握しておきましょう。

docomo回線は純正でもMVNOでもBand1のみが主なLTE通信対応周波数となるため、このエリアから外れると3G通信環境に落ちたり圏外化してしまう可能性もあります。高速通信が相対的にしにくい対応状況になっているため、もしもdocomo系の回線で利用する場合にはこの問題を覚悟しておきましょう。

 

au系回線

au系の回線についてはまとめてしまいましょう。

まず先ほど書いたようにBand1のみしか対応しておらず、エリアの抜けがこのau系回線で使う場合に問題になるでしょう。そしてこのBand1での通信も、技適に関する問題がありますので、法律的にどうなのかという点も悩まされます。

単純な通信方法についてですが、auの純正回線での利用についてはLTE NET for DATAというタブレット契約向けの回線にはIMEI制限が、普通のLTE NETの音声契約にも一部IMEI制限がかかっているため、Surface 3での利用はそもそも出来ないと考えていいでしょう。APNを設定しても通信が通りません。

ですのでau系回線を使う場合はMVNOでの利用がいいでしょう。こちらならばIMEI制限とは無縁なのでAPN設定をするだけでLTE Band1のエリア内ならば通信自体が可能です。ただしこちらは3G通信には通信規格とあわないために、LTE Bandエリア外になったらdocomoやSoftBankと違って圏外に即落ちてしまうので注意しましょう。

 

SoftBank純正回線

SoftBankの回線はY!mobile以外の回線としては一番Surface 3に合った回線でしょう。LTE Band及び3Gの周波数的にも一番適している回線です。

SoftBankの場合は複数のSIMの種類があり、APNもその分存在しているため、単純に「SoftBankのSIM」という分け方が出来ません。それぞれの契約別にSoftBankのSIMが使えるかどうかについて判明している部分を説明してきます。

 

iPadやルーターのSIM

iPadやWi-FiルーターのSIMカードについては、SoftBankはどうもほぼ全てにIMEI制限をかけているため、たとえAPNを調べてそれを設定しても通信できないものがほとんどというのが現状です。

SoftBankの場合こうしたIMEI制限を解除したり再規制をかけたりと、規制の状況が時期によって異なることがあるのですが、iPadやルーターの契約に関しては恒常的に規制をしているため、ほぼ流用出来ないと考えていいと思います。

 

iPhoneのSIM

iPhone5s以降のSIMカードについては今のところAPNさえ設定すれば通信は可能になっています。キャッシュバック目的で契約したiPhoneのSIMカードをSIMフリースマホで使う、というのは一部のガジェット好きの間では定番の運用方法でしょう。

iPhone 5sの契約SIMカードにはこれまでIMEI制限の入った報告というのは少ないのですが、iPhone 6の契約SIMカードはAPN設定が共通ではあるものの、IMEI制限のような規制のされ方が一部の機種で見られます。今のところGALAXYシリーズでdocomoやauから発売されているものをSIMロック解除した端末でIMEI制限が多く報告されています。

iPhone 6の契約SIMには不明確な仕様が多いので、動作確認の報告の多い5s契約のSIMカードを使っての通信が一番いいでしょう。ホワイトプランなら7GB通信が可能で、月月割やのりかえ割の影響で通信費も安い回線が出来ていることでしょう。

 

AndroidのSIM

Androidの契約SIMについては今のところIMEI制限がかかっているというのは実体験でも感じませんし、報告としても見当たらないので、APNさえ設定してしまえば問題なく通信は可能でしょう。

ただしそのAPNの設定がAndroidのSIMは厄介です。AndroidはiPhoneのSIMと違って、APNのパスワードやIDが個別に違い、しかも普通には調べられないため、SIMフリースマホやSurface 3で使うのにはハードルの高いSIMになっています。

APNを調べるには専用のアプリをダウンロードして、そこから解析する必要があります。詳しい内容は既に書かれているものを参照にしてもらいましょう。

「今のところ」はIMEI制限はありませんが、iPhoneのSIMも同様にいつか突然SoftBankのスマホ以外で通信できないようになる可能性もあり、SoftBank回線でのSurface 3運用は実用的な反面いつ制限がかかってしまうかわからないリスクもあります。

 

Surface 3のLTE回線、コスパならdocomoMVNOかY!mobileのMNP契約

auの純正回線とSoftbankのiPad系データ回線以外ならば、ほぼどの回線においてもSurface 3での通信は可能です。

特に良いのはdocomo系MVNO回線がチョイスの一つにはいいでしょう。LTE BandではBand1ぐらいしかまともに使えないものの、3G回線も一応使えるので通信可能なエリア自体は速度を考えなければそこそこ広めでしょう。特に大きいメリットはY!mobileの専用データプランを契約するよりもコストパフォーマンスが上という点です。安い契約でSurface 3をネットに繋げられるのは他にはないメリットです。

もう一つはY!mobileの別の契約を使うという方法です。それは現在Y!mobileオンラインストアで行われている、Nexus5 32GBへのMNPです。この契約をスマホプランLで契約すると、8月まで通信量が2年間2倍になるキャンペーン中のため、合計14GB使えます。それでいて料金は3560円という安さなので、非常にお得です。

Nexus5へのMNPなのでスマートフォンからのMNPが必要です。この契約にシェアプランという契約を追加させると、通常の契約にプラスしてデータ通信専用のSIMを追加できます。このSIMを使ってSurface 3を運用するといいでしょう。スマホの契約がY!mobileに変わってしまい、スマホとSurface 3で14GBのデータ通信量を分け合う形の特殊な契約になります。

様々な契約SIMでの通信が出来るSurface 3ですが、実用性という点ではこの2つが現実的な利用方法になるかと思います。後はSoftbankがIMEI制限をしなければこちらもオススメではあります。

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