MVNO格安SIMを選ぶならIIJ系とOCN系がオススメ 速度が良く高品質

IIJ

MVNOという分野がスマートフォンの契約や節約方法として今非常に注目を浴びています。

2015年1月現在でこのMVNOという分野は、docomoの回線を使ったものとauの回線を使ったものが主に揃えられています。

このMVNOを使うことでどのようなメリットがあるのか。それはMVNOの料金を見て頂ければすぐに分かるかと思います。docomoやauではまともにスマートフォンを使おうとしたら月の支払が7000円を超えてしまうことも珍しくありません。ところがMVNOでは安いものになると10分の1の料金である700円などという支払いで済ませることも出来てしまいます。

しかも電話とネットの合わさったプランだけでなく、ネットしか出来ないものの低価格で使えるプランもあって、非常に便利で目的用途に合わせた使い方の出来る契約内容になっています。その料金の安さから「格安SIM」などという名称で呼ばれることが多いのがこのMVNOの契約の特徴になっています。

このMVNOは数多くの種類が2015年現在発売されています。そして多くの人が高過ぎるスマホ料金から逃れようとこのMVNOの契約へ移ろうと考えているようです。ですがその多すぎる契約数の中から一つのMVNO格安SIMを選ぶことは結構難しいことかと思われます。そこでここではMVNO格安SIMへ移ろうと考えた場合に、定番とも呼べる初心者でも安心して使えるMVNOについて、個人的な見解からオススメを出したいと思います。

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MVNOは一律の品質ではない

何故今回MVNOのオススメというものを出そうとしたのかというと、最近のMVNOの各種比較記事などを読んで疑問を感じていたからです。それは料金のことばかり比較していて、肝心の使いやすさなどは全く触れていないからです。

実はMVNOという回線は、docomoやauの回線を使ってはいるものの、docomoやauと同じように使えるものでは決してないのです。MVNOにはMVNOの会社それぞれの「品質」というものが存在しています。

この「品質」の高いMVNOだと速度も出やすく、パケづまりと呼ばれる電波が通じるのにパケットが流れないという現象が少なくなります。逆に「品質」が悪いと速度は出ないし、パケづまりがしょっちゅう起きてしまいます。

こうしたMVNOの会社ごとにその問題点が大きいにも関わらず、MVNOの比較記事はどれも料金の比較だけに終始しています。これでは安さだけでMVNOを選んでしまい、「品質」の悪い格安SIMを使うことになって後悔してしまうということが起きかねません。どうせMVNOの格安SIMと呼ばれる契約は、どれも数百円でしか違いが無いのですから、「品質」を重視した契約のほうに重きを置くべきです。そのほうが確実に後悔せずに満足して使うことの出来る契約をすることが出来るでしょう。

 

「品質」の高いIIJ系とOCN系

このように「品質」を重視してMVNOを比較していった場合、非常に高い品質を見せているのはIIJ系とOCN系のMVNOです。IIJmioという企業が中心になっているMVNOと、OCNが中心になっているMVNOの事です。

実はMVNOは独自ブランドとして1から展開している企業のほかに、既にMVNOとしてdocomoなどと契約している企業と契約してMVNOを展開している企業というものがあります。IIJmioやOCNは直接docomoと契約をしているMVNOですが、このIIJとOCNと契約してそのMVNO回線の又貸しを受けているMVNO企業というのも存在します。ちょっとしたグループ会社のようなものです。

これがIIJ系、OCN系という形で分けた理由で、IIJmio以外もIIJのMVNO回線を使っていたり、OCN以外の会社もOCNの回線でMVNO事業を行っているのです。

そしてこの大本であるIIJとOCNは、MVNOの中でも「品質」についてはトップクラスです。2015年現在ではこの2つに勝るMVNO回線品質を提供しているのはどこもないと言っていいでしょう。速度やパケづまりのしなさという安定度は、MVNOの中では敵うもののない2トップです。

 

IIJ系のMVNO

それでは具体的にIIJ系と呼ばれるMVNOにはどのような種類があるのでしょうか。その名称とその中でのオススメを紹介しましょう。

IIJ系には「IIJmio」、「BIC SIM」、「hi-ho」、「exciteBB」、「DMM mobile」といったMVNOがIIJ系のMVNOとして挙げられます。これらは運営する母体の企業はそれぞれ全く違いますが、提供している契約に使われている回線はどれもIIJmioが管理しているdocomoから借りたMVNO回線を使っています。

この中でのオススメは、「IIJmio」と「DMM mobile」です。

その理由は、プランが豊富、だからです。
「IIJmio」は2GB,4GB,7GBという3種類のプランから、「DMM mobile」は1GB,3GB,5GB,7GB,8GB,10GBという6種類から選ぶことが出来ます。本家のIIJmioが最も需要の多いプランを提供して、その隙間需要をDMM mobileが埋めていくという形になっています。

この2つどちらでもいいのですが、もしもプランが特に決まっていないという場合には、まずはDMM mobileの方から契約するのがいいと思います。それは1GBから10GBまでという幅広い契約可能なデータ通信量へとプラン変更が出来るからです。自分にあったプランというのは中々初心者の方にはわかりにくいと思いますが、DMM mobileならばプラン変更で選択肢が6つもあるため、使いながら自分にあったプランを選ぶことが出来ます。

 

OCN系のMVNO

OCN系のMVNOには以下の様なものがあります。

「OCNモバイルONE」「ぷららモバイルLTE」「NifMo」といったMVNOがOCN系のMVNOになります。OCNとぷららは元々の企業が同系列なのでその想像はしやすいでしょう。NifMoはniftyの提供するMVNOですが、その中身はOCNのMVNO回線を使っています。

この中で特にオススメのものというのは選びにくいですが、使い方によって選ぶべきMVNOというのは挙げることが出来ます。まず無制限に使いたい場合はぷららモバイルの定額無制限プランがいいでしょう。速度は遅いですが通信量は気にせずに使うことが出来ます。2GBのプランを契約予定という方は、NifMoがいいでしょう。このNifMoは使い方次第ではとても安く使えるMVNOです。バリュープログラムというネットショップと連動したアプリで毎月の通信料が安くなります。1日ごとに通信量が追加されるプランのOCNモバイルONEは、高速通信をしながら通信量を気にしたくないという人にオススメです。通信量が超過しても速度規制は当日だけですので、気兼ねなくネットをすることが出来るでしょう。

 

このようにIIJ系とOCN系はこれからMVNOの格安SIMを選ぼうとしている人には最適な契約になると思います。プラン内容もそれぞれの使い方にあったものが選べますので、まずはこの2系統のMVNOの中から格安SIMの契約を選んぶことが、後悔しない格安SIM選びに結果として繋がるかと思います。

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