Galaxy Note10+の口コミや評判と実機からデメリットを中心にレビュー スタンバイ時のバッテリー持ちは一部難あり

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Galaxy Note10+について、レビューも兼ねてデメリットと感じた部分を中心に取り上げてみたいと思います。

 

これまでも多くのスマホをレビューする中で、本当に良いスマホだからこそしっかりとデメリットといったものを取り上げてきましたが、今回はそのGalaxy Note10+版ということになります。

Galaxy Note10+は10万円を超える端末価格を見せるスマホと言うこともあり、しっかりとデメリットであるポイントを確認した上でじゃないととてもその価格は出せないと思うため、ここではそのっ通りしっかりとGalaxy Note10+の気になるデメリットをピックアップしていこうと思います。

 

結論を言ってしまえばGalaxy Note10+はオススメ出来るスマホです。

特に同じような10万円を超えるスマホと比べた時に、カメラ・SペンSノート・DeXといったスマホの中でも特に優れた能力を持っていたりNote10+しか持っていないような機能というものが用意されているので、出来ることというものが多くなっています。

それ故に10万円を超えると言ってもコスパの良いスマホということが言える機種です。

「後悔しない1台!」というのに最も適したスマホになっており、非常に満足度の高い体験を得られる機種です。

 

そうした機種ではあるものの、やはり10万円を超えるスマホと言うこともあり、不安なところというのはしっかり認識した上で契約をしてもらうということで、デメリットを中心として紹介をしていこうと思います。

 

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Galaxy Note10+のスペック

デメリットにいきなり入る前に、まずはGalaxy Note10+のスペックを確認していこうと思います。

Galaxy Note10+
SoC Snapdragon 855
RAM 12GB
ROM 256GB(micro SDカード1TB対応)
バッテリー 4300mAh
重さ 197g
ディスプレイ 約6.8inch
3040×1440(クアッドHD+)
アウトカメラ 1200万画素(広角)
1600万画素(超広角)
1200万画素(望遠)
インカメラ 1000万画素
サイズ 162×77×7.9mm

スペックの高さ、性能の高さはもう良くて当たり前といった内容。

RAM12GBというのはすさまじいスペックとなっており、実際利用していても6GB前後は空きのある状況が続いています。

これだけあれば写真や動画の編集といったところもスマホ一台で可能ですし、ゲームやその他のアプリを同時に展開していってもフリーズや落ちてしまうということもないでしょう。

 

画面の表示領域も非常に広くなっており、一枚の板を持つかのようにしてスマホを扱うことができる没入感を持っています。

動画を見た時にはパンチホールカメラもそこまで主張はしないため、切り欠きがあまり気にならずに大画面での動画やゲームプレイが可能になっています。

重さも190g超えとそこそこはあるものの、Galaxy Note9からは明らかに軽くなっており、従来のNoteユーザーにとってはむしろ扱いやすくなったと感じる部分でもあります。

画面が広がり重さも改善、そして性能に関しては文句なしの高さを誇るモデルとなっているため、価格相応のハイスペックモデルとして利用できるスマホであるのは確かです。

 

こうしたハイスペックなスマホとして不満はないかと思われるかもしれませんが、使っていくと気になるデメリットというのをいくつか感じてしまうものになっています。

 

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Galaxy Note10+のデメリット

というわけでここからはGalaxy Note10+のデメリットについて、使っていて感じたポイントを挙げていこうと思います。

Galaxy Note10+のデメリット:スリープ時の電池持ちが悪い

Galaxy Note10+で一番最初に感じることになるデメリットは、スリープ時の電池持ちの悪さでしょう。

これは正直そこそこにデメリットであると感じられ、Galaxy Note10+を使う上で結構な支障となります。

バッテリー容量の大きさというのはGalaxy Note10+のスペック上でもかなり特徴的なポイントではありますが、そのバッテリー容量を感じさせないスリープ時の電池持ちの悪さというものが出てしまっています。

P30 ProやAQUOS R3といった機種が15時間程度スリープ状態で放置していても5%程度しか減らないにも関わらず、Galaxy Note10+では20%程度まで減ってしまう時も見られ、かなりバッテリー持ちが安定していないのがわかります。

 

割と初期のセットアップ状態の場合でもこの電池持ちの悪さが見られたため、アプリの暴走というような影響ではなくGalaxy Note10+の内部処理の方が問題になっているようです。

せっかくの大画面で大容量のバッテリーを持つことになったGalaxy Note10+ですが、それを全く活かすことのできないスリープ時の不安定なバッテリー挙動が出てきてしまっています。

2019年の夏モデルではGalaxy S10シリーズが同じくスリープ時のバッテリー持ちが悪かったですが、全く同じ問題がGalaxy Note10+でも発生してしまっています。

これは使っていて非常に気になる部分であり、P30 ProやAQUOS R3のようなスリープ時のバッテリー持ちが良いスマホを見ているとその電池持ちの悪さはネガティブな点です。

 

横持ち時にナビゲーションキー周辺を誤タッチしてしまう

ベゼルが狭くなっているのが大きな特徴のGalaxy Note10+。そのベゼルの狭さゆえに横持ちした時に端末の端っこの方を手のひらで触れてしまうことがあり、ナビゲーションキーの特にキーボード切替えボタンなどが誤作動してしまうことがよくありました。

ベゼルレス化は間違いなくGalaxy Note10+のメリットの一つではあるものの、横持ち時には結構な頻度でナビゲーションキーが誤作動してしまうために、ゲームプレイ時なんかは設定を変更してナビゲーションキーが出てこないようにするなど工夫が必要かと思います。

サムスンはこの辺りのUX調整がうまい印象ではありましたが、若干気の利かない設計になっているのを感じます。

この問題はやはりGalaxy S10シリーズでも感じられてしまうものだったので、バッテリー同様に改善がなされていないというのを感じます。

 

Sペンの機能アップは空中ジェスチャーぐらい

今回のNote10も当然のようにSペンが利用できるモデルなのですが、こちらの機能アップというのはほとんどありません。

唯一Note9からの進化としては、空中ジェスチャーによって操作を行えるようになったという点でしょうか。

といってもこれもそこまで機能として便利というわけでもなく、精度としてそこまでジェスチャーを正確には読み取ってくれないため、使いやすい機能とはなっていません。

その他の機能についてはほとんどNote9と共通のため、Sペン重視で利用したくてNote9から変更をどうしようか考えている人にとっては、あまり魅力を感じさせない進化かと思われます。

これもデメリットとして挙げることができるでしょう。

 

バッテリーの消費具合は間違いなくがっかりさせられる

デメリットに関してはそこまで多くありません。

基本的に非常に優れたスマホであるのは間違いありません。

ただデメリットの一つであるバッテリーのスリープ時の減り方というのはかなり気になるものになっています。

せっかくの大画面・大容量モデルでありながら、正直並みの6インチ前後のスマホの電池持ちと変わらないというのは不満の一言です。

もう少しスリープ時に電池が持てばこのGalaxy Note10+一台で何も心配いらないレベルで使いやすくなるのですが、丸一日使った後で充電をしておかないと結構放電してしまう状態だと電池が空になってしまう不安があるというのは間違いなくデメリットと感じるところです。

 

Galaxy Note10+のメリット

デメリットはGalaxy Note10+を購入する前に確認する点として重要ですが、デメリットだけがGalaxy Note10+の要素ではもちろんありません。

そのためデメリットだけでなく次はメリットに関してもしっかり紹介をしていきましょう。

DeX機能がパソコン上で運用可能に

これまでPCモニターなどに接続して利用できていたGalaxyスマホのDeX機能ですが、今回のNote10シリーズからモニターではなくPCのUSBポートに接続することでDeX機能を使えるようになりました。

これによってわざわざPCとモニターの接続を外して利用する必要がなくなり、WindowsやMacを展開したままGalaxyのDeX画面を開くことができるようになっています。

こちらの機能を利用するためには、PC側にアプリのインストールが必要になりますが、大体80MBほどなので大して問題にもならないでしょう。

逆にそのアプリを入れてしまえばそのPCとGalaxy Note10+を接続することによってDeX画面を利用できるようになります。

通常のPC作業をしながらDeX画面を展開できるので、1画面中に通常のPC作業・ソフトを展開した上でAndroidアプリなんかを展開可能なDeX画面を開くことができます。

これは特に大画面のモニターを持ったPCと組み合わせると非常に便利な機能であると言えます。

パソコン操作をしながらそのままAndroidアプリを触ることができるので、作業効率が上がる機能となっています。

この機能はGalaxy Note10シリーズの一つの目玉になるでしょう。スマホ単体だけでなくPC連携での使いやすさというものを手に入れています。

 

Note9と同じサイズなのに少しだけ軽くなってさらに表示領域は広くなる

Note10+はNote9自体とはほとんどスマホとしてのサイズは一緒です。

しかしそれにも関わらず進化した部分として画面の大きさと若干の軽量化というのが果たされています。

より表示領域が向上した点は利用していて予想以上に画面の広さというものを感じます。

見た目的にはわずかな違いに感じますが、実際に使ってみると相当広く表示されるようになったというのがわかります。

動画を中心にスマホゲームやスマホアプリの没入感が高くなっており、そうした娯楽コンテンツ系をスマホで良く利用するといった場合には最適な機種になってくれるでしょう。

画面の大きなスマホが使いたい、という人には画面の大きさはもちろんですがその軽さなんかも含めて満足できる機種であるといえるでしょう。

 

Dolby Atmosで音響がかなり向上、大画面と合わせて迫力ある動画再生が可能に

この画面の大きさをさらに良いものにしてくれるのが音響の向上です。

特に本体のサラウンド環境にはDolby Atmosによる音響効果を持ったスピーカーが用意されているのですが、これが意外にもかなり質が高く、スマホだけでも迫力のある音響効果を得ることができるようになっています。

大画面と質が高いサウンドを持っているスマホとなるため、動画視聴では過去最高レベルに迫力とエンタメ性を持ったスマホになっています。

動画向けのスマホならこのGalaxy Note10+がベストになるでしょう。

それぐらいスマホ1台で得られる迫力が違います。

 

SノートなどのSペン連動アプリは面白くなってきている

Sペンの機能についてはデメリットの項目でも挙げているように、Sペン自体に何か目立って機能が追加されたということはなく、メインの機能ながら若干Sペン自体は残念なものになっていたのですが、その代わりにSノートなどが進化しています。

Sノートでは手書き入力した文字を判別してそのままデジタルの文字に変換してくれます。

たまに、というか結構文字は間違っていることも多いのですが、この機能は使い方によっては面白くなりそうです。

さらにSノートをWordファイルでの出力ができるようになったため、これまでGalaxy Note内での作業が中心でPDFでの共有ぐらいしか用意されなかった他のデバイスとの連携というものが、これによって一気に向上しています。

あとはSノートに拡大機能が付いたことによって、絵を描いている時なんかはより細かい描写を行うことができるようになりました。

またSノートをホーム画面上に張り付けることができた上に透過表示させることもできるため、壁紙の美しさを損なわずに予定のメモを表示し続けることもできます。

このSノートの進化と言ったところはSペンとは違ってポジティブでありメリットと呼べるポイントです。

 

カメラが普通に良い

Galaxy Note10+は現在日本で発売されているスマホの中では最もカメラが優れたスマホという評価がされています(DxOMark採点において)。

実際この評価は妥当なものになっており、Galaxy Note10+でのカメラ撮影はかなり美しいものがあります。

特にレタッチいらずで不自然にならない程度に強調された青空なんかは非常に見栄えがよくてSNS映えもする写真が撮れやすく、かなり印象深い目立った写真を撮りやすくなっています。

カメラはあまりGalaxy Note10+の紹介において大してフォーカスされませんが、間違いなくスマホのカメラの中でもトップクラスに良いものを持っているので、カメラ目的で購入するというのにも向いています。

 

ぶっちゃけ価格自体は高いがスマホとしてのコスパはかなり良い

Galaxy Note10+はそのスマホとしての価格はdocomoもauも10万円を超えます。

正直この価格は高いと感じる人がほとんどだと思います。

ですがGalaxy Note10+が持つ性能・大画面での見やすさ・音響周りの気持ちよさ・DeX機能の便利さ・SペンとSノートの特別な使いやすさ、といったところは他のスマホにはないGalaxy Note10+のみが持つ特徴となっており、これらの特徴や機能といったところが使えて、その他のハイエンドスマホと似たような価格である10万円で済むというのはぶっちゃけ安いと感じさせるものになっています。

価格単体では10万円を超えるという高さですが、最近の10万円を超えるスマホと比較した場合には扱える機能や性能などが多いために相対的に見た時にむしろオトクに感じられるものになっています。

10万円以上するスマホを対してこういった評価はちょっとおかしく感じるものかもしれませんが、同じ10万円を超えるスマホの中でもできることが多くて機能も色々あるために、10万円を超えてても安いと感じさせるコストパフォーマンスの良さというものがこのGalaxy Note10+にはあります。

同じ10万円超えのハイエンドモデルの中でも際立ってできることが多いスマホがGalaxy Note10+です。

 

バッテリーに関してはもう少し頑張って欲しかった。だが全体を見た時の完成度の高さは異常なレベル

こちらの内容がGalaxy Note10+のデメリットとメリットのまとめになります。

まずデメリットとして感じるのがバッテリーが容量の割に体感上は普通の6インチスマホとそこまで変わらないという点。

バッテリーの持ち時間については不満はなくて丸一日は使えることは間違いないものの、スペック上のバッテリー容量の割には残量のパーセンテージも減りやすくて6インチを超えるスマホの平均的なバッテリー性能と大して変わりません。

特にスリープ時の減り方は気になるものになってしまい、使わなくても減ってしまうがためになるべく1日使ったら寝る前にしっかりと充電をしないと翌日は正直不安になります。

45Wでの高速充電に対応しているとはいえ、決してポジティブに捉えられる要素はないデメリットになってしまっています。

 

この点はGalaxy Note10+を買う前にしっかりと自分の使い方と合うかどうかを確認する必要があります。

ただデメリットととして明らかに気になってしまう部分というのはこのバッテリーぐらいであり、その他の機能や特徴といったところにおいてGalaxy Note10+はメリットに溢れています。

正直10万円を超えるハイエンドモデルの中では一番スマホとして性能も機能も揃った一台になっているため、10万円を超えるスマホ予算があるという人ならこのGalaxy Note10+を買った方が他のハイエンドモデルを買うよりも間違いなく満足度高めで契約できるようになるでしょう。

10万円超えのスマホには適さない言葉であるものの、コスパが良い機種としてGalaxy Note10+はオススメできる性能と機能を持っており、かなり使い勝手は良いものになっています。

バッテリーに関してはスリープ時の挙動が特に気にはなるものの、毎日充電できる環境であるようならばそこまで支障が出るデメリットにはならないです。

そのため予算としてGalaxy Note10+を購入できる余裕があるようならば、他の10万円超えのスマホよりも多くのメリットをもたらしてくれるのがGalaxy Note10+となっているため、こちらを購入してみても良いかと個人的には感じます。

 

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