docomoのガラホ情報 従来プラン利用可能で格安維持も出来るが、LINE利用にはパケフラ満額は必至

docomo

docomoがAndroidベースのフィーチャーフォン「ARROWSケータイ F-05G」と「AQUOSケータイ SH-06G」を2015年夏モデルとしてラインナップに登場させることがわかりました。

2015年の春モデルとしてauが発表したSHARPの「ガラホ」と同じAndroidによって環境構築されたフィーチャーフォンになっており、docomoの「ガラホ」と呼ぶことが出来そうです。

docomoのガラホとして登場する「ARROWSケータイ F-05G」と「AQUOSケータイ SH-06G」は、auのように専用の料金プランが用意されていません。料金プランは従来のカケホーダイプラン、そしてFOMA向けガラケーに使われていた3Gプランでも契約できるようになっています。

docomoのガラホ向けプランのおさらい

docomoで発売されるガラホ第1弾についての個別の評価はまた別の機会にしますが、ここでは使える料金プランの特徴をまとめてみたいと思います。

docomoガラホは料金プラン上での扱いは完全にガラケーと一緒です。なので現在契約可能なプランが全て適用されることになります。具体的には2種類の大まかなプラン、通話定額・電話かけ放題な利用方法が出来る「カケホーダイプラン(ケータイ)」が一つ、そして比較的安い基本料と低価格な2段階パケット定額制プランをセットにできる「FOMAバリュープラン」です。

この2つのプランがガラホで契約することが出来る料金プランになります。

スポンサードリンク

カケホーダイプランで運用する場合の注意点

カケホーダイでガラホを運用する場合には、注意すべき点があります。というよりもガラホを使う場合、今のdocomoの用意するプランでは必然的に起きる問題です。

カケホーダイで使う場合には、ガラホを最大限に活かせるプランがある一方で、高額な支払いが発生してしまうパターンもあって、極端な料金体系になってしまいがちです。

まず安くて使いやすい最高の形のプランというのは、カケホーダイプランにパケットプランとしてシェアオプションを組み合わせることです。シェアオプションは500円でパケット通信が可能な低額かつ定額なプランです。spモードと合わせて3000円で使えるようになっているだけでなく、場合によっては月々サポートの割引も効力があるので、カケホーダイでパケット定額なのに毎月安い料金で使えるようになります。

もう一つ高額な支払いの可能性があるのは、カケホーダイプランにパケットプランとしてデータSパックをつけるという形です。これは使い勝手は先ほどのシェアオプションと全く一緒ですが、料金は7000円に値上がります。月々サポートも効果がありますが、せっかくガラケーに変えたのにこの金額がかかってしまうのは、高すぎる代償でしょう。

カケホーダイプランが安く使えるか使えないかの境目は、「家族と一緒に契約しているかどうか」です。これによってシェアオプションが使えるか否かが決まるので、もしも自分一人で契約している場合には、データSパック以上の契約が必要なため、ガラケーなのに7000円以上支払う必要があります。

ガラホをカケホーダイで運用する場合には、家族がdocomoを使っていないと損になる場合があるということです。

 

FOMAバリュープランで使う場合

FOMAバリュープランで契約する場合には、最安に近い基本料で運用が可能になるため、最も安いタイプシンプルバリューなら800円もかからない金額で回線保有が可能です。

無料通話をつけられるプランでも1000円ほどのプランから契約出来ますので、通話のみを利用したい人にはいいかもしれません。

パケットはパケットし放題ダブルから契約することが出来て、一番安い状態だと400円ほどの下限になります。ただし少しでも通信してしまうと、結局満額かかってくるため、パケホフラットの4200円と基本料込みで5000円以上かかってしまうのは覚悟しておいた方がいいでしょう。

 

ガラホのメリットを受けたいなら、パケット必須

ガラホでは従来の料金プランを使って契約出来るため、特にFOMAバリュープランにおいて、格安な運用をする事が出来ます。しかしそれは通話のみの運用に限った場合です。

ガラホはガラケーよりもよりスマホに近くなっており、LINEなどのスマホに最適化されてきたようなアプリも使えるようになります。こうしたアプリは通信が発生してしまい、その量も一瞬でガラケー向けの2段階プランなどでは上限に達してしまいます。

そのため、必然的にガラホの機能を最大限に使おうと思ったら、パケットフラット定額制プランへの加入が必要になってきます。そしてパケットし放題系のプランでは、カケホーダイのシェアオプション以外はスマホとほぼ変わらない維持費なので、その環境がないとガラホで節約目的に契約する価値はありません。

つまりdocomoのガラホは、格安維持出来るのは電話だけが出来るプランであるFOMAバリュープラン運用が適しており、様々な機能を活かして活用したい場合にはフラット契約が必要なため、家族にdocomoユーザーがいる事前提の、カケホーダイフラットプランぐらいしか適正価格で使えるものはありません。

これ以外のプランでの契約は、ほとんどスマホと料金プランの支払い内容的にも変わりません。なので、docomoのガラホを契約する前は自分の使い方とあった料金プランを考えてみて、それが安いかどうかを確認しておきましょう。LINEが使えるといっても、まともに使うにはスマホと同じぐらいの料金のするパケットプランへの加入が必要になるので、この点は契約前に確認すべき問題です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました