キャリスマ

携帯電話契約をもっとお得に!

1000円以下のMVNO格安SIMの比較と選び方

   

「格安SIM」を選ぶために一番の基準が何かと言ったら、「格安」という名前なのでやっぱり多くの人は料金を中心に選ぶことでしょう。

これまで7000円や8000円してたスマートフォンの契約が、3000円以下に抑えることも出来るポテンシャルを持ったのが格安SIMであり、料金というのは「格安SIM」そのものを選ぶ基準でもあるでしょう。

格安SIMは料金が安いといっても、回線自体はキャリア回線(2015年7月現在でdocomoとau)なので、エリアの心配などはありません。docomoなどの広範囲にサービスを広げているキャリア回線をそのまま安い料金で使えるメリットがあります。

キャリアから電話番号そのままにMNPする事も出来ますし、今使っている回線をガラケーに戻して格安SIMを使った格安スマホと2台持ちするという、多様な持ち方が出来るようになっています。

このように通信費を安くするという部分でメリットの大きい格安SIMですが、ここで料金が安いという理由で格安SIMを選ぼうとしたら、多くの業者の「MVNO」と呼ばれるサービス提供者の名前が出てくると思います。今だと20社以上がMVNOとして選べるわけですが、この中から契約するものを選べと言われて皆さん選べるでしょうか。

きっとあまりにも選べるものが多すぎて何を選んで良いかわからないと思います。「格安SIMなんてどれも一緒、安いのを選べばいい」という考えだったかもしれませんが、これだけMVNOの数があると、どれが一番安いのか、また安い以外の選ぶ基準というものがあるのではないかということに気づくはずです。

この記事ではそんな選べすぎる格安SIMの中から、1000円以下の料金で提供している最もメジャーな料金プランの中から、特に良い格安SIMを選んで比較・紹介してみようと思います。

スポンサードリンク

料金プランの比較・・・の前に

それでは料金プランの比較をしたいのですが、1000円以下のプランは20社以上が提供しているメインのプランでもあるため、多くのプランを比較しなければいけません。そんな数を比較しても選びにくいと思いますから、いくつか本命とも思える格安SIMを選んでその中で比較を行いたいと思います。

その比較する格安SIMを選ぶにあたっての基準は、「速度・通信品質」という部分です。

実は格安SIMを選ぶにあたって、料金での比較はそれほど重要ではありません。特に1000円以下だとほぼ同じような条件で横並びのプランになっているので、違いが生まれるとしたら「速度・通信品質」という部分です。ここは料金とは違って全然違う結果が生まれるので、実は格安SIMを選ぶにはこの「速度・通信品質」を重視すべきなのです。

ということでここでは1000円以下の格安SIMを比較していくのですが、全てを比較するのではなく、「回線品質・速度」という点が一定以上の評価を与えることのできるMVNOという基準で足切りしようと思います。

「回線品質・速度」という部分で、最低限の評価を与えられるMVNOとしては以下のMVNOを選ぶことが出来ます。

  • IIJ系(IIJ、DMM、hi-ho、excite)
  • OCN系(OCN、NifMo、ぷらら)
  • NTTPC(楽天モバイル他)

これらはどれも一定以上の回線品質を持った通信回線が使えるため、キャリア回線からの切り替え・乗り換えというものを考えている人にでもおすすめ出来ます。大手のb-mobileやBIGLOBE、それにDTIやfreebit(U-mobile)等の回線は、品質・速度という面でおすすめすることが出来ない回線ですので、有名なMVNOではあるものの、選択肢の中からは除外できると考えています。

品質のいいMVNOをこのようにピックアップしったので、それらの料金はもちろん特徴も以下では比較してみます。

個別紹介

OCNモバイルONE

まずはOCNモバイルONEについてです。

OCNモバイルONEは1000円以下のプランとして1日単位でデータ量を復活させてくれるプランがあります。1日で使いきれなかった場合には次の日にその余った通信量が繰り越されます。またOCN提携のWi-Fiスポットにも繋げることもでき、どうしても大容量の通信が必要な時に役立つかもしれません。通信規制後は200kbpsの速度に落ちますが、200kbpsは常時出るように設計してあるため、低速回線でも安定して通信することが出来ます。

1日単位でデータ量を使うため、大きめの通信にはWi-Fi環境が必要です。スマホの使い道が毎日決まっているという人にはいいですが、新しいアプリを定期的にダウンロードするような人には、1日分として十分な量かは微妙になります。しかし速度規制がされても1日我慢するだけなので、気軽に通信を出来る格安SIMと考えることもできるでしょう。

速度はそれほどは出ません。回線品質は高いと今回選んだ回線の中では速度は下の方に位置します。なので選ぶ基準としては速度よりもプランの特殊性や機能という点が重視されるでしょうか。

IIJmio

IIJmioはOCNモバイルONEと人気を2分するMVNOです。

1000円以下で3GBのデータ量を提供した先駆けのMVNOで、機能もMVNO全体の中でも最も充実しています。特にIIJmioに特徴的なのは、バースト転送機能です。これは200kbpsの回線で利用するときに、最初の3秒間(75KB分)だけ200kbpsの速度規制対象外の高速通信が出来る機能です。これによって低速回線においてもそれほど重くないサイトならば高速通信時とそれほど変わりない体感速度での表示も出来ます。

他にはデータ量の繰り越し、通信の最適化をしておらずオリジナルサイズの画像がダウンロードできるなどの機能の豊富さや回線品質の高さがあります。

ただし問題は速度です。2014年頃までは速度も非常に優秀でしたが、2015年4月の3GBプラン提供開始直後から、特にお昼の時間帯で速度低下が見られるようになりました。品質の高さは保証できるものの、速度に関しては厳しい評価をせざるをえません。

DMMモバイル・hi-ho

DMM、hi-ho、exciteはどれもIIJの回線を使ったMVNOで、品質及び速度状況というのはほぼIIJとリンクしており、使い勝手という点ではほとんど変わりません。

なので速度はお昼に特に遅くなりやすいです。

回線の性質が同じため、違いは料金やプランの内容で決まってきます。

中でもDMMモバイルは料金では固定データ量のプランにおいて最安値での提供を続けています。他社が最安値を更新しても、常に対抗して安くしてきます。しかもDMMモバイル独自のサービスとして、IIJの機能とは別に利用料金の10%がDMMポイントとして還元されます。1000円以下のプランの場合には100ポイントには満たないですが、DMMではたまに映像ソフトを50円以下でセールしてくれるときもあるので、タイミングによっては100ポイント以下の還元でもポイントでDMMサービスの恩恵を受けることが出来ます。

料金ではほぼ確実に最安であるため、料金重視ではDMMモバイルを真っ先に契約を考えるべきでしょう。回線品質も機能やサービスでもIIJの品質で使えるため、メリットも大きいです。問題は速度がイマイチというところでしょう。ここはちょっとよく考えるべき点です。

IIJ系でもう1つ面白いのはhi-hoの回線です。

hi-hoはデータプランでも1年間は解約に縛りが発生して解約金がかかります。そのため回線品質が良いと言っても自由に契約・解約が出来ない点がとても不便で、普通のプランはあまり選ぶ価値もありません。最安値ではDMMモバイルのほうが上ですから、そちらを選べば良い話です。

hi-hoの面白いところは、10,000円で1年間利用出来るプランが有ることです。払いきりで基本追加料金無しでデータプランを3GBまで使えます。初期費用だけで済む回線というの中々存在しないため、貴重で面白い存在なのは間違いないでしょう。

使い方がピッタリ合うような人は少ないとは思いますが、通常の月額契約をしたくない方には予算的にも収まりやすい珍しい契約の仕方が出来ます。

NifMo

OCNモバイルOneの回線を使ったMVNOがNifMoです。niftyがMVNOをしているので、「NifMo」の名前には聞き覚えなくても安心して使える通信事業者でしょう。

NifMoも3GB900円で使える格安SIMです。今までは機能が少なかったのですが、データ量繰り越しサービスとNifMoバリュープログラムという通信量と通信料に関するサービス機能が追加されたことで非常に使いやすくなっています。NifMoバリュープログラムとは、ショッピングと連動したサービスで、NifMoの指定するショッピングサイトで専用のアプリを通して購入すると、その購入金額の内最大1割を通信料に使える割引として還元してくれます。

NifMoはこうした機能とサービスの充実度でも優れている一方、もう1つ優れた特徴が存在します。それは速度です。同じ回線としてOCNモバイルOneがありますが、IIJのようには品質や速度をDMMやhi-hoなどは共有しているわけではありません。NifMoはNifMoで速度配分の管理をしており、これがかなりしっかりしているために回線速度がdocomoの回線網を使ったMVNOでNO.1と言って良い実力です。

プラン・料金は平均的で特徴が少ないですが、速度では最も快適に使えるMVNOであるのは間違いありません。速度の遅さはMVNOで最も不満の出るポイントですが、NifMoならその不満点をかなり解消してくれます。

楽天モバイル

通販事業で有名な楽天が行っている格安SIMが楽天モバイルです。「楽天ブロードバンド」という格安SIMもあるのですが、こちらは別のブランドで、速度も遅くて非常に評判が悪かったサービスです。楽天モバイルになってからはMVNOとして再編を行い、速度やプランも他社に対抗できるブランドになっています。

楽天モバイルの1000円以下のプランは3.1GBのデータ量を使うことの出来るプランが用意されています。0.1GBですが他社よりも使える量が多いのが特徴です。機能にはデータ繰り越しや、音声通話プランを付けた時に楽天市場での買い物が常にポイント2倍になるという特典があります。

今回は1000円以下を中心に集めていますが、実は楽天モバイルはDMMモバイルに次いで各料金プランが最安価格に近い金額で使える格安SIMになっています。容量の多いプランだと他社よりも安さが特に目立つようになります。プランの切り替えも簡単ですので、とりあえず1000円以下ではじめて、データ量の多いプランに切り替えたくなったときに料金が安くあって欲しいという場合に最適なMVNOです。

速度はNTTPCをMVNE元に使っているため、そこそこの速度は出せます。時々NifMo並みに速くなったりする一方、IIJ回線のように全体的に遅くなってしまうことも多々あります。速度は決して遅い方ではないものの、速度の出やすいとき出にくい時があります。

UQモバイル

au系のMVNOには2種類ありますが、その内の1つがUQモバイルです。

UQモバイルはプランやサブ機能などが少なく、特徴に乏しいのが現実です。今のところデータ通信量の繰り越しもなければ、Wi-Fiスポットの無料サービスなどもありません。プランも2種類というシンプルさで、多様な料金や機能で豊富さを見せる他社MVNOに比べると明らかに劣ります。

しかしUQモバイルの特徴として、どんな状況でもほぼ10Mbpsという高速通信が実現可能というMVNOでは屈指の回線品質があります。MVNOはその性質上、お昼などに混雑して速度が出なくなることが多いのですが、UQモバイルはほぼどんな状況でも速度が落ちず10Mbps前後というスマホ利用にはほぼ困らない速度を出します。これほどまでに安定して高速な通信状況を維持しているMVNOはほぼないため、料金プランや機能の少なさはあるものの、速度についてはMVNOの中でベストと位置付けられる存在です。

1000円以下でキャリア回線並みに安定したMVNOはUQモバイルだけです。対抗馬には今のところNifMoがありますが、UQモバイルは安定感が段違いです。auのスマホでしか使えないMVNOですが、快適で使いやすいものを選びたいならこの格安SIMです。

mineo

mineoはUQモバイルと同じauのMVNOの1つです。

mineoはUQモバイルと違ってプランが複数存在しており、使い方によって選べるプランが変えられるのは良いことでしょう。そしてmineoはデータ量の繰り越しと家族間での通信量シェアなどの機能が使えます。利便性ではUQモバイルより遥かに上回る部分が目立つauのMVNOです。

ですがこうした利便性にはメリットもあるものの、mineoの問題は速度です。夕方や朝方の速度では速度が出るのですが、夜やお昼の時間帯は他のMVNO同様に速度が落ちます。特に同じauのMVNOとしてUQモバイルが安定した高速回線を提供しているのに対して、mineoの安定感の無さは相対的に目立ってしまい、速度という指標においては完全にUQモバイルよりも下回ります。

機能やプランは豊富ですが、ストレスなく使える速度なのはUQモバイルのほうが上になるでしょう。ただ速度の違いというのも主にお昼の時間帯だけが激しく、その他の時間帯ではdocomo系のMVNOよりも速くてUQ mobileに匹敵する力を見せますので、お昼さえ気にならなければ機能や容量の多さでmineoも良い選択の1つになるでしょう。

この「速度が良い」として選んだ1000円以下のMVNOでも、それぞれの寸評では速度が遅いという評価をつける格安SIMがあります。ですがMVNO全体の傾向として速度は遅くなっているのが現状で、今回除外した1000円以下の格安SIMは特集に使ったMVNOよりも速度が安定せず遅い傾向があるので、やはり失敗しないMVNO選びは今回の各MVNOから選ぶのが得策だとおもいます。

 

速度と料金を合わせた比較表

最後に1000円以下のプランをそれぞれデータ容量別に料金表として反映させてみます。そして速度の大体の目安も書き入れておきますので、速度と容量、そして料金のバランスの中から、自分の使いたいMVNO格安SIMというものを選んでみてください。

MVNO 1GB 2GB 3GB DL速度(7/1現在)
OCN モバイル ONE
(1日110MB)

900円

お昼:0.8Mbps前後

夕方:3Mbps前後

IIJmio 900円 お昼:0.4Mbps前後

夕方:7Mbps前後

DMM mobile 630円 770円 850円 お昼:0.4Mbps前後

夕方:7Mbps前後

hi-ho 770円 933円

or 10,000円/1年

お昼:0.4Mbps前後

夕方:7Mbps前後

NifMo 640円 900円 お昼:3.2Mbps前後

夕方:15Mbps前後

楽天モバイル 900円 お昼:1.8Mbps前後

夕方:6Mbps前後

UQモバイル 980円 お昼:10.8Mbps前後

夕方:12.6Mbps前後

mineo 850円 980円 お昼:0.7Mbps前後

夕方:11.4Mbps前後

 

 - DMM mobile, hi-ho, IIJ, MVNO, NifMo, OCNモバイルONE, UQモバイル, 格安スマホ, 楽天モバイル